Vol.196
チャーシュー大盛りで月9を遊ぶ「ラストクリスマス」
ホントは違うドラマの話を
しようと思ったんだけど、
11/8の放送を観て、
やっぱり言っておきたくて、
「ラストクリスマス」
う〜ん、
とばすなぁ〜。
これって
どうも世の中的には、
「いまさらバブルでどーよ」
ってかんじで
受け取られてるみたいだけど、
う〜ん、
ほんとにそうなの?
ていうか、
たしかにそうだけど、
それだけでいいのかな?
とか、
思うんですよね。
たしかに、
「バブル」「月9」「トレンディドラマ」
この3つって
ラーメンにおける
「チャーシュー」「なると」「シナチク」
みたいなもんで、
三位一体
というか
三つ子の兄弟
みたいに、
切っても切り離せないもんですよね。
そーゆー意味では、
「今、世の中は“醤油とんこつ”の時代なのよ、
もうバブルは終わったんだから、
どんなに美味しくたって
今さら支那そばじゃ、ぜんぜん新鮮味がないのよね」
と言われれば、
ごもっともなんだけど。
でも、
この「ラストクリスマス」、
なんていうか、
「だったら支那そばの心意気ってやつを
見せてやろうじゃないの」的な
意気込みを感じるんですよね。
なんていうか、
「技術の粋を結集して
“月9”度120%を実現!」
みたいな。
で、いったいどこが120%と“多め”なのか、
というと、
たとえば登場人物。
春木(織田裕二さん)と由季(矢田亜希子さん)を中心に、
幸子(りょうさん)や新谷(伊原剛志さん)が絡んでくるわ、
日垣(玉木宏さん)&律子(片瀬那奈さん)、
葉山(森山未来さん)&彩香(MEGUMIさん)、
もう、あちこちで恋愛だの三角関係だのが進行してる。
すごいてんこ盛り。
麺ダブル、チャーシュー2枚のせ、
みたいな。
それから、なんていうか
レトリックみたいなものも、
かなり多め。
たとえば、11/8放送の第5話、
ラストのキモのところなんだけど、
“近すぎて気がつかなかった関係”を
“ケータイの番号を教え合ってなかった”
ってことで象徴させてる。
このドラマ、
あえていうけど、
そういう「ワザ」の連続で、
これでもか、これでもかって
グイグイ
押してきますよね。
まるで
「ドラマとはワザなり」
なんて言ってるみたい。
で、
そういうワザを
上手に使って
お約束の場面を演出したり
(たとえば、5話のラストのイルミネーション)
逆をついて
上手にはぐらかしたり
(何話か忘れたけど、
春木と幸子がホットドッグを食べるシーン、
春木の口にケチャップが付いてて
ここでキス?って思わせながら、
しなかったり)、
まるでロナウジーニョのボールさばきのように
見事に楽しませてくれます。
そうやって、
第5話、
う〜ん、
さながら二時間の映画を観ているような、
過剰さ
だったんだけど、
最後は、
意表をついたロングシュート
決めてくれました。
だって、
みんな、思ってませんでした?
キスは最終回だろうって。
「二人でオーロラ見に行こう」
ってのが決めぜりふだろうって。
それをまあ、
第5話にしてあっさりと・・
う〜ん、
やられました。
月9の王道を行ってる
ようで、実は、
月9の王道を遊んでる
のが、このドラマ
なんじゃないかと、
つい思ってしまったりして。
で、実は、
最後にひとつだけ
心配なことがあるんです。
それは、
う〜ん、
由季さんの病気
なんですね。
最初に出てきたときは
「ウッ、また?」
とか思ったんでけど、
今までのところ、
あまり大きく扱っていないので、
まあ、なかったことに
しとこうと。
でも万が一、万が一ですよ、
第2部は、不治の病モノ
になったりしなければ
いいんだけど・・。
そもそも
なんで由季さんは病気なの?
月9なだけじゃ心配だから、
企画の段階で
「セカチュー」も入れとこう
ってことなの?
だとしたら・・。
あ、あ、
スイマセン。
どーせ、ワタシだけ
ですよね、
不治の病がダメ
なんてのは。
みんなOKなんですよね、
失礼しました。
えっと、
ともかくですね、
この「ラストクリスマス」
あまりにもイケイケで
とばしまくるのがお見事
だったのと、
ちょっと先が心配
だったのでまた
書いてしまいました。
でもなんていうか、
この
マジになったりチャカしたりの
付かず離れずの恋愛モードが
けっこう好きだったんだけど、
こっから先、
純愛モードなんでしょうか?
どうなの?
November.9
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