Vol.201
美味しさいろいろ、最終回「ラストクリスマス」ほか
ドラマって映画とちがって
終わっちゃってから
アレがよかった、コレがどうだった
って言っても
ぜんぜん世のため人のために
なんないんだけど、
でもまあ、
あれもこれも最終回とういうことで、
今回は
まとめて、ちょっとずつ。
え〜とまず、
「ラストクリスマス」。
う〜ん、やられましたね。
中盤以降、
ドラマウォッチャーの話題と言えば、
最終回、由季(矢田亜希子さん)は死んじゃうのか?
それとも助かるのか?
なんてことばっかりで、
「Oさんは今までハッピーエンドにしたことがない」
だの
「月9の法則どおりにいけば、ラストで死なせる必要はないだろう」
だの、
わいわい言ってた時点で
(後者はワタシですけど)
もう術中にはまってたって
ことですかね。
でもって
ラス前を観たワタシは
はっきり言って
この盛り上げ方はゼッタイ殺すな
なんて物騒なこと思っちゃったんだけど、
最後は見事にハッピーエンド。
やられました。
ワタシの言う
“月9の法則”
ってつまり
「ストーリーは次週を観てもらうためだけにある」
ってことなんだけど、
そのために
敵はわざわざ視聴者に向けて、
先を読ませる情報を投げてよこすわけです。
たとえば、
彩香(MEGUMIさん)が達平(森山未來さん)に
1枚の宝くじを渡したりする。
「お、内角高めのストレート」
すると、
こちらとしては、
これが当たってめでたくプロポーズか?
「外角低めでくるか?」
いやいや、それも安易だから
やっぱりハズレるのか?
「ボール球で空振り狙いか?」
なんて
先を読んで楽しむわけです。
全体のストーリーにしてもそう。
ま、言ってみればゲームですね。
視聴者が、ドラマをドラマとして楽しむ
以上に、
そんなふうに話題にしたりしながら
ゲームを楽しんでるのを、
作り手も承知してて、楽しんでる、
って感じ。
う〜ん、ニクいですね。
で、次は
「マザー&ラヴァー」。
これってなんか
不思議なドラマでした、ワタシ的には。
正直言うと、
最初こそ新鮮だったものの、
途中ちょっと
過剰なキャラがうるさくて
ちょっと引いてたんだけど、
観るとやっぱり
引き込まれるんですよね。
特に今回、1回オマケの最終回2時間スペシャル。
え?もつの?
なんて思ったけど、
ぜんぜん水増し感なし、
シッポまでしっかりあんこが詰まった
2時間でした。
考えてみれば
ホームドラマとしては
あまりに古典的な題材
嫁姑の確執だとか、息子(娘)の結婚だとか
なんだけど、
岡田惠和さんの手にかかると
ひと味もふた味もちがう
というか
お馴染みの素材をお馴染みの料理にしてみました
って感じが
全然ない。
岡田惠和さんって
ドラマを追求するあまり
「彼女たちの時代」とか「夢のカリフォルニア」とか
ときどきイツダツしちゃたりして、
小林浩司シェフみたいなんだけど、
この「マザー&ラヴァー」は
小林シェフがデパ地下に出店して
万人受けするオムライスをつくってみました、
でもやっぱり、
オムライスといっても
味の深さみたいなものは
お店で出すお料理と同じように深くて、
みたいなことでしょうか、
よくわかんないけど。
それにしても
ふと思ったんだけど、
このドラマ、誰が観てるんだろ。
もしかして
息子に大事にされたいお母さん
なんかが
けっこう観てたりするのかな、
なんて思ったりして。
あ、それから
ひとつだけ贅沢言わせてもらえるなら、
やっぱりこれ
松坂ママじゃなくて象印ママで
観たかったな〜なんて。
松阪慶子さんもよかったけど、
「アマ・アマ」でふわふわな感じ。
岩下志摩さんだと
「カラ・アマ」で少し締まった感じがして
よかったんじゃないかと。
ま、いいけど。
え〜と、ワタシ実は
今クールもうひとつ、
「ミステリー民俗学者 八雲樹」も
観てたんです・・
今まで黙っててゴメン。
てか(笑)
まあ、最初は、
疲れるとなぜか食べたくなるポテチとコーラ
ってノリで観てたんだけど、
(「トリック」の二番煎じだし)
最後のほうはなかなか、
ヘンな言い方だけど、
教科書どおりのドラマ
って感じで
けっこう楽しめました。
こっちのほうは、
コンビニで売ってるレトルトパスタも、
ラ・ベットラの落合シェフがプロデュースすると
けっこう本格的、みたいな。
(ちなみに脚本は戸田山雅司さんでした)
やっぱりこれって
一週間の終わりに、
夜、だらっとしながら観るのに最適。
う〜ん、最近のコンビニ、いやドラマって
マーケティングが
しっかりしてるワ。
ホントか?
で、最後に
今クールのマイベストワンの発表です。
ジャン!
もう、
文句なく
「一番大切な人は誰ですか?」
ダントツ。
ていうか、
何年経ってもきっと
あああ〜またあんなドラマが観た〜い!
って思い出すようなドラマに
なると思います、
ワタシ的には。
拍手!&感謝!
December.22
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