Vol.215

どこまで想定内?「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」

まあホリエモン便乗企画?
って言っちゃえば
それまで
なんだけど、
「お金があれば幸せなの?」
てのはそれこそ
貫一お宮の頃から
延々と繰り返されている検討事項
なわけじゃないですか。
そんなに答が出ない問題なのか、
っていうと
そんなことはなくて
まあたいていの場合
「お金で幸せは買えない」
って話に落ち着くんだけど
なんでまた今頃
蒸し返しちゃったのか
っていうと
やっぱり
ホリエモン
ですよね?
まあ、世の中的にはどうも
あんまり好かれてないみたいだけど、
それでも本屋にいくと
もうホリエモン関連booksが平積み山積み。
なんだかんだ言っても
世の中には
ホリエモンみたいになりたい
って人がた〜くさんいるわけです、
鈴木島男(草なぎ剛さん)みたいに。
こういう話って昔は
親戚の遺産が入ったとかなんとか そんな話だったから
そんなアテのない人は
まさに絵空事
だったんだけど、
最近はIT時代とかで
ホリエモンとか三木谷社長とか
はたまたビル・ゲイツみたいに
ゼロから突然・・・
なんてことも充分にありうるワケで、
ホリエモン、いや
高柳社長(堤真一さん)みたいになりたい!
っていう島男の気持ちも
今だからビミョーにリアリティがある、
ってところが
ミソ
ですよね、
「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」。

現実のホリエモン事件は
とっくに丸く(?)おさまっちゃったのは、
ドラマ制作者の
想定内か、思惑違いか
それは知らないけど、
そういう下敷きをうまく利用して、
楽しめるドラマにしてるところが、
ニクイですよね。
5/19放送の第6回はちょっと趣がちがったけど
いつもは島男の誠実さ
っていうか気持ちっていうか
そういうものが
それなりの結果を出してるわけで
フロンティアのスタッフも徐々に島男(のやり方)を
認めていく
っていう展開になってて、
観る方としては
「ホリエモンにギャフンと言わせてやったゼィ!」
てな感じで
溜飲を下げる仕組みになってる。
でも、島男のほうも
100%うまくいくわけじゃなくて、
判定ではまだまだ高柳が勝ってる。
「まあ、現実そんなあまいもんじゃないよナ」
てな感じで、
このへんのさじ加減が
いい感じです。

毎回、話の筋書きそのものは単純
なんだけど、
そもそも
「お金があれば幸せなの?」
って命題そのものが単純
なんだから、
それはそれで合ってる
気がします。
とくに、対比する「鈴木家の貧しさ」が
また単純なのが
ワタシ的にはいい!
毎晩幼なじみが魚もって飯を食いに来る
ってなんか
すごくいい
ですよね。
まあ現実には、
高柳社長よりあり得ない
だろうけど。

というわけで
このドラマ、
途中の展開はもう想定内なので、
もう興味は
最後はどういう結論にもっていくのか
ですよね。
単純に
「やっぱりお金で幸せは買えませんでした」
ってだけじゃヒネリがなさ過ぎるし、
どういうカタチで
終わらせてくれるのか、
高柳社長はどうなるのか、
フロンティアは倒産するのか、
島男はどーゆー意味合いで“成功”するのか、
う〜ん、
ちょっとワクワクします。
早くも最終回が観たい!

ところでこのドラマ
言ってみればシンメトリーな様式美が身上
じゃないですか、
金持ちと貧乏人、
みたいな。
そのわりには
ワタシ的にすっきりしないところが
いくつかあって、
たとえば香織(松下奈緒さん)に比べると
裕美(滝沢沙織さん)はなんでいるのかわからないぞ
とか、
リオハの位置づけ
(天国と地獄が同居しつつ分かれている)
はいい感じなんだけど、
中立をまもる守子(佐藤江梨子さん)のスタンスと
七海(和久井映見さん)のスタンスが
なんかダブるぞ
とか。
まあ、ささいなことですが。

あ、それから、
堤真一さんって
「やまとなでしこ」のときには
逆でしたよね、
まさに島男の立場っていうか、
しかも
龍太と同じ魚屋だったし、
キャスティング、意識してるんでしょうか。
ま、考えすぎですよね、
スイマセン。

P.S.
そういえば、
たしかにいますよね、
なぜかフルネームで名前呼ばれる人って。
あなたのまわりにも?

may.20


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