Vol.225
泣くな、ネットの住人たちよ「電車男」
そもそもこの話、
原作(?)のストーリーそのものは
けっこう素直な展開だったので、
1クールひっぱるためには
あの手この手で“脚色”するんだろうなぁ〜
とは思ってました。
まあ、
それはいいんだけど、
ていうか、
それならそれで、
これは“まったく別な話”として
楽しめばいいわけで。
で、ワタシが言いたいのは
そーゆーことじゃなくて、
前にも書きましたが、
この「電車男」が突いてくるツボって、
ヲタ男が誠意と真心でエルメスの心をグッと掴む
ってところでも、
たくさんのネットの住人が、顔も知らない男の恋を応援し、涙する
なんてところでも、
ないんじゃないか、
ってワタシ的には思うわけです。
その手の話なら、
「101回目のプロポーズ」とか
まあ、他にもいろいろあったわけだしね。
たとえば
電話が初めて発明されたとき、
見てた人はきっと
ビックリしたはず。
なにしろ、
ここにいない人の声がちゃんと聞こえて
まるでここにいるみたいに
会話できるんだから。
じゃなかったら、
ライト兄弟の飛行機
でもいいだんけど、
当時の人はそうとう
ビックリした
と思うんですよ。
なにしろ、人が空飛んじゃうんだから。
で、
この「電車男」が、
単純なストーリーのわりに
大ヒットした、というのも、
ここだと、
ワタシ的には勝手に
思っちゃってるわけなんですが、
前にも書きましたが、
この話、
本来、ひとりの人間の脳内で起こることが
溶解して、拡散して、
ネットを通して繋がっている。
W・ギブソンの「ニューロマンサー」を引っ張り出せば、
以来、理論上で語られてきた
「サイバーワールド」って、
あ、こういうことなんだ!
って分かりやすいかたちで
史上初めて?
実現しちゃった、
っていう“記録”
なんじゃないかと。
だから、
いちばんのポイントは
ネットの住人たちがマジレスしたり、
涙したりするところでも、
電車(伊藤淳史さん)が顔をクシャクシャにして
エルメス(伊藤美咲さん)に告白するところでもなくて、
電車や他の誰かの発言が、
っていうより、
この場合、言葉を発していないので
発言というのは不適切かもしれなくて、
“考えたこと”が脳から直接指先に伝わって
送信ボタンをクリックすることで、
それが、ネットのニューロンを
光速で伝わる電気信号となって、
一瞬のうちに、
まさに“時空を超えて”
あちこちの脳にズバッとアクセスする
その快感なんじゃないかと。
そーゆーのって
今までなかったものだし、
それを表現する言葉なんてなかったから、
あえていうなら
「キターーーーー(゜∀゜)ーーーーー!!!」
なんじゃないかと。
だから、
「電車男」のツボって、この
「キターーーーー(゜∀゜)ーーーーー!!!」
なんだよね、ワタシ的には。
って、
イキオイで書いちゃったけど、
わかってもらえます?
だから、
この(今の)「電車男」、
ワタシ的に不満なのは、
事実(原作?)に則ってないこと
(電話も飛行機も、事実だから
みんなビックリしたわけで)
それと、
なんていうか、
ただのドラマになっている。
で、
ただのドラマとしてみれば、
たとえば
「来ない」という待ち人を「来るまで待ってます」
だとか、
そこに雨が降ってくるだとか、
熱出して倒れるだとか、
あまりにもチンプ、悪いけど。
う〜ん、ネットの住民のみなさん、
パソコン抱いて泣かれてもねぇ〜。
それに、
ドタバタのところが
ハメはずしすぎて
ハタンしてる、
(和哉(豊原功輔さん)ってそういうキャラだったっけ?)
とか、思っちゃいます、ワタシ的には。
ま、いいんだけど。
なんていうか、
ここんところの
自暴自棄とも思える
暴走ぶりも、
あ〜〜〜やっぱり1クールもたなかったかぁ〜〜
っていう、
苦し紛れ?
のように見えなくもないし。
以上、
最初にドカンと
褒めた手前、
ちょっと補足、
っていうか
修正しておかないと
と思った次第で・・。
それにしても
伊東美咲さんて
これを機にヲタクのアイドル?
になったりするんでしょうか・・・。
“エルメスのフィギア”
なんてものが
アキバで限定発売
なんてことになったら・・・
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル。
august.26
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