Vol.34

ハンバーグ定食としては完璧な「HERO」


まだ2回だけしか観てない段階でナンだけど、
「HERO」は面白い。
なにはともあれ
木村拓哉と松たか子という
ゴールデンな二人に、
角野卓造、阿部寛、勝村政信、小日向文世、
八嶋智人、児玉清、&大塚寧々という
ゴージャスなサポート陣。
で、演出が鈴木雅之なんだから、 これはもう、
かなりのレベルの“出来”は
約束されたようなもんで。
21世紀最初のゲック!
にふさわしい
とは、思います。

もちろん、
その上での話なんだけど、
なにかもうひとつ、
う〜ん、
グッくるものが・・・。

それはたとえば、
とても美味しいハンバーグ定食のような。
もう完璧に美味しいんだけど、
それはワタシたちがよく知っている、
記憶しているあの味を、
100%再現している、ということで。 だから
それについて一言たりとも
文句なんて言うべき筋合いでは
ない、
とは思うんです。

だけど
その店にしかない
ソースのコクとか、 ハッとするような
味の深み、
みたいなものが、
もうひとつ、
欲しい!
と思えてしまうのは、
ワタシだけ?

たとえば
「ロケットボーイ」の初回。
偶然知り合った3人
(織田祐二、ユースケ・サンタマリア、市川染五郎)
が飲んで別れ際、
織田祐二が昨日彼女と別れたことを告白。
「で、どのくらい付き合ったの?」
「8年」
「・・・・」
で、手を振って去ろうとする織田に
市川が後ろから声をかける。
「もう少し、飲もうか」

---う〜ん、
小さなシーンだけど、
なにかキュッとくる。 この味のために、
またこの店に来てしまう、
来週もまた観てしまう、
いいシーンだと思います。

なんと言っても連ドラはまだ
始まったばかりだし、
「HERO」だって
これからもっと頑張ってくれる
と思います。
あ、それから、
「ロケットボーイ」は
結局4回分が短縮されるという
ことになりそうだけど、
残念、
フルで観たかった。
まあ、
なにはともあれ、
織田祐二さん、
復帰決定おめでとうございます。


(JANUARY.17)


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