Vol.45
こんどの“月9”は豪華食材満載の「ある日、嵐のように」
ドラマファンが「ゲック」と言えば、
それは当然
「月曜夜9時はCX」という意味で
好き嫌いは別にして、
月9はドラマ枠界の長嶋茂男、
叶姉妹みたいなもの。
(ほんとか?)
実はその時間、NHKでもドラマやってたなんて
ワタシ気が付きませんでした、
今クールまでは。
調べてみたらこの枠(月曜21:15〜22:00)、
「一弦の琴」「柳橋慕情」「藤沢周平の人情しぐれ町」
などなどシブめのラインナップなんですね。
で、どうなんでしょう、この
「ある日、嵐のように」。
前クールの月9(CX)の「HERO」と
同じ素材を扱っていて、
しかも初回の展開もなんか似たようなところあるし、
意識してる、
っていう見方もあるけど、
むしろ
わざと観る人に意識させてる、
っていう感じなのでは。
同じ素材を扱っても
全然違うもの創りますよって。
それってなんか料理の鉄人みたい?
懐かしい鹿賀丈史さんの声が
聞こえてきそう。
「今日のテーマは
・・・
検・察・官!」
前回のコラムの続きじゃなけど、
この「ある日〜」の方は
いかにもNHKらしい料理の仕方ですね、
何よりまず、この文学的なタイトル。
それからドラマチックな音楽。
そしてキャスティング。
主役の佐藤浩市さん、中井貴一さんのお二人もさることながら、
斉藤由貴さん、大滝秀治さん、佐藤慶さん、江守徹さんと、まあ
ファアグラもキャビアも使い放題って感じ?
そういう意味では
「HERO」の方は、
木村拓哉さん、松たか子さん・・
塩焼きにするだけでもうまい、
今が旬の天然あゆ、
て感じでしょうか。
内容については、
もう少し観てみないと
ちょっとコメントできないんだけど、
十分期待がもてそうな初回45分。
特に
中井検察官が大滝被疑者に
「だったらナンですぐに病院に行ってやらなかったんだ!」
って声を荒げてしまうシーンが、
印象的でした。
ところで脚本のマキノノゾミさんて
テレビは「疾風のように」に続いて2作目、
連ドラは初めてだそうですけど、
実は演劇の世界では受賞歴多数の実力派で、
今年の1月にも、
別役実さん、松尾スズキさん、斎藤憐さんらを押しのけて
第4回鶴屋南北戯曲賞を受賞した、
髭面のオジサンだって知ってました?
ワタシ、てっきり女性だと思ってました。
それから演出の尾崎充信さんは、
大河ドラマも何度か演出されている方で、
1994年には中井貴一さん主演で
「否認」というタイトルの
法廷ドラマを演出されているんですね。
ふーん
どーりでね・・
今クール、月9はこっちにしよーっと。
(APRIL.6)
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