Vol.55
フツーのドーナツが食べたい「私を旅館に連れてって」
いつもいつも
わかったようなことばかり言っている
うるさいヤツとか
思われたくないので、
たまには
「わかんないよ〜」ていう
話をしよ〜かな。
6/13放送の「私を旅館に連れてって」
よかったなぁ〜。
今回は女将の観月ありささんと
その友達で女中の矢田亜希子さん、
それから番頭の金子賢さんの
三角関係の話。
このドラマって、
ナンの変哲もない
って言ったら失礼だけど、
ヒネリもハッタリもない、
オチだって見えちゃってる、
言ってみれば、
「安心して観られる」ドラマですよね。
今回だって、
金子さんに想いを寄せる矢田さん、
でも金子さんが好きなのは観月さん、
それに気づかない観月さんは
二人をくっつけようとするんだけど・・
っていう古典的な展開。
だけど、
ワタシ好きだなぁ、
こういうの。
まあ、
このコラムでは、
最後まで観なかったドラマに文句は言わない、
というか
文句を言うくらいだったら観ない、
というのがマナーだから、
観なかったドラマのタイトルは挙げないけど、
初回チェックで
ダメだこりゃ、
っていうのもあったわけですよ、
このクールだって。
そういうのって
だいたいお気楽だし、
先が読めるし、
ここが泣かせどころ、
ってのがいかにもミエミエ。
好みじゃないんだよね、ワタシの。
じゃいったい、
どこがちがうの、
この「私を旅館に連れてって」は?
って問いつめられると、
う〜ん、
それがわからない、
ていうか、
うまく説明できないんだよね。
なんていうか
「あ、これ、すっごい美味い!」
でもないし、
「ゲゲ、こんなの初めて!」
でもないけど、
なんかいい味、
大切にしたいよね、
っていう。
たとえば
昔ながらのお菓子屋さんで焼いてるドーナツ、
みたいな。
コンビニで袋に入って売ってるやつじゃダメ。
なんていうか
ふつうのドラマを
ふつうにつくれば、
それでいいんですよ
みたいな素直さ。
うまく説明できないけど。
(ほんとはけっこう、
そのへんのさじ加減、計算して
やってるのかもしれないけどね)
それにしても
以前、ワタシ、
脚本の相沢友子さんのことを
トリッキーなプレイが持ち味、
みたいに言いましたが、
認識を改めました。
今回は、とっても正攻法で、
しかも、とってもよかった。
ワタシ、エンドロールが出るまで、
てっきり太田愛さんかと思ってしまいました。
(あの老夫婦の野点の話、よかったですよね)
それから笑わせどころの
タイミングも
とってもツボですね、
ワタシには。
たとえば、
観月さんと金子さんが、
スナックで話すシーンの
ボケとツッコミ、
思わず笑っちゃいました。
それから
これは演出かも知れないけど
あのラストシーンも。
脚本には
「しかし、一行の行く手には、
暗雲が立ちこめていた」
とかなんとか
書いてあったんでしょうか。
そういうところも含めて、
ヘンな言い方だけど、
「なんか、かわいいドラマ」。
いよいよ終盤の向けて、
どんな波乱が待っているのか
楽しみですね。
☆オマケ☆
これ書きながら、
太田愛さんて名前、なんか見覚えあるな、
と思って調べてみたら、
思い出しました!
ウルトラマンダイナ第41話
「ぼくたちの地球が見たい」
この話を書いた人だったんですね。
“宇宙ステーションで生まれ育った子供たちが、
初めて“母国”地球に帰ってくる。
その宇宙船に
怪獣が卵を産みつけていることがわかって・・・”
名作でしょう、これ。
ティガとダイナって
けっこういい話ありましたよね、
余談ですが。
(JUNE.15)
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