Vol.65

一徹ちゃんストラップが欲しい!「できちゃった結婚」


今ここではっきり言うけど
・・・
ワタシは
・・・
ワタシは
・・・
一徹ちゃんが
・・・・
好きだ!

娘の結婚に反対し
婚約者と目を合わせようとせず、
「酒屋」としか呼ばない
頑なな一徹ちゃん。
娘を思う気持ちは人一倍なのに、
いつも素直になれなくて
テカテカとあぶら汗を光らせている一徹ちゃん。
いつも台詞は「・・・」ばかりなのに、
無言の演技と短いひと言で、
男の、いや父親の苦悩を
にじませる一徹ちゃん。

第一、このドラマで
いちばん悩み、葛藤してるのは
一徹ちゃんではないか。
女たちはみんな結婚、結婚と
目の色を変え、
男たちはいつも
女たちに振り回されるだけで、
最後は言いなり。
だいたいこのドラマ、
女性に都合が良すぎるんじゃないの?

竹野内豊なんて、
最初は手も触れさせなかった
大事なクルマを、
たいして悩みもせず
あっさりと手放してしまって
それでいいのか?

広末だって、
最初はナンパされたんだぞ、
ヤラれちゃったんだぞ、
忘れちゃったのか?
それがいつから
こんなにラブラブになっちゃたんだ。

そもそも、
「できちゃった結婚」ていうから
ワタシはてっきり、
ヤッちゃった二人が
デキちゃったもんで
しかたなく
クッつくことになって、
そこからだんだんと
ラブラブを見つけていく話
なのかと思ったら、
これでは
最初からラブラブな二人が
反対する頑固親父を説得する話
じゃないか。

生まれてくる子供のことだって、
もともと
“できちゃんた”んだから、
本人たちがそれを受け入れるようになるまで、
もっと葛藤というものが
あるんじゃないのか?

「私を旅館に連れてって」だって、
結婚相手が
死んでしまってから、
ゆっくりと理解し、
愛していく、っていう話だったし、
だいたいこういうことは時間がかかるもんでしょ。
一徹ちゃんにも
もっと時間をあげて欲しい。

「成田離婚」のときは、
逆に、離婚しようとドタバタする二人が、
その中でもう一度、
お互いが好きだったことに
気づいていく話だった。
でも、
今回は、
ほぼ最初から
いきなりラブラブ。
だいたい
そのラブラブは
いったいどこから来たんだ。
それを心配してるんじゃないか、
一徹ちゃんは。
二人にはそれがわからないのか。

まあ、しかし
なんといっても
竹野内&広末という
引力の強い二人だから、
最初からラブラブになっちゃう展開も
無理ないか、
なんて思えてしまうわけで、
これがたとえば
ユースケ・サンタマリア&菅野美穂
なんかだと、
最後までハラハラさせるんだろうなぁ
なんて、
そんなことはどうでもいいけど。

とにかく
一徹ちゃんときたら、
ほんとは優しい心の持ち主なのに、
言葉はいつも
つっけんどんで、
ホロリとさせるような
安易な台詞はけっして口にせず、
最後まで黙って日本刀を見つめている
そのシブいたキャラクターが
う〜ん、
いいではないか。
竹野内豊も阿部寛も妻夫木聡も
今回はちょ〜っと
軽い気もするので、
見習って欲しいものだ。
沢村一樹は論外だけど。

とにかく
今、このドラマで
いちばん効いてるのは、
一徹ちゃん
じゃないだろうか。
ああ、あの存在感、
ほとんど主役級。
できることなら
つくってほしいなぁ〜、
一徹ちゃんストラップ。
ワタシ、
ぜったい買うのになぁ〜。
・・・
実はもうあったりして、
フジテレビのことだから
・・・
まさかね。

(AUGUST.23)


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