Vol.8
回を追うごとにハマってしまった「IWGP」
あ〜〜〜〜
こんなことなら、
最初からちゃんと観ておくんだった
「池袋ウエストゲートパーク」。
最初は「ケーゾク」の堤幸彦演出ということで、
期待してたら
なんだドタバタじゃん、って感じで。
バラエティ系のドラマはちょっと・・のワタシとしては、
ゴメンナサイ、流してました。
でも、
目が慣れてくると、
いいんだ、これが。
何て言うか、今までのドラマの文法と違うんだよね。
「映像が斬新」とか言われるドラマでも
いわゆる泣かせどころやラブシーンになったりすると、
クサかったりして、
「ま、ドラマですから、そのへんは‥‥」
みたいなのが多いんだけど、
(「QUIZ」もそう)
これは、そういうのがない。
あ、
ドラマの文法ってのは、
たとえば前回の「ショカツ」で、
国生さゆりを張り込むシーンがあったでしょ。
画面の奥は素知らぬ顔の国生が
オフィスから出てくるところ、
それを見ながら手前のクルマの中で、
松岡昌宏が田中美佐子にプロフィールかなんか説明してると。
ドラマではおきまりのシーンだけど、
現実には、んなことないっしょ!
でも、60分で話をまとめるには
必要な「説明のし方」なんだろうし、
観る方も、
ドラマだからね、
と暗黙の納得をしている。
「IWGP」のつくり手は
そういう“お約束”を注意深く避けている気がする。
じゃ、リアルにこだわっているのかというと、
むしろ逆。
あの交番のお巡りさんとか
森下愛子のかーちゃんとか、
ステレオタイプなキャラを、
“ここはフィクションの世界だもんね”と
わかってやってる。
それでいて
ディテールを埋める会話とかがミョ〜にナマなんだよね。
長瀬智也と加藤あいのやりとりなんか、
リアルでしょ。
キュッと来るでしょ。
(ワタシだけ?)
このへんの感覚は、
アコム「むじんくん」
HOYA アイシティ「透明人間」
JR東日本「やっぱ新幹線だったんじゃないすかァ」
富士ゼロックス「カラープリンタと言えば何?(浅野忠信)」
とかのCMプランナー多田琢さんを
思わせるものがありますね。
いずれにせよ、
演出と脚本が
とってもうまくかみ合っているんでしょうね。
もしかすると「ケイゾク」よりこっちの方が、
ベストマッチかもしれない。
堤さんはもちろんだけど、
宮藤官九郎さん、要チェックです、ワタシ的には。
(いけない、そうとうハマってるかも)
(MAY.30)
<back

mail to:
ueno-no-panda@geocities.co.jp