Vol.86
細いパスタに太いソース「恋ノチカラ」
蕎麦屋やうどん屋の品書きの数、
なんていうのは、まあ
だいたいタカが知れてるんだけど、
これがパスタとなると
話はそう単純じゃなくて、
それこそいろんなカタチ、
いろんな太さのパスタがあるから、
それをどんなソースの絡めるか、
というので、
もう無限にできちゃう。
でも、まあ
いちおうの相性みたいなものがあって、
太いパスタには、
ラグー(ミートソース)とか
クリーム系とかの“線の太い”ソース、
細いパスタには、
繊細な味の“線の細い”ソースが
いいみたいです。
これが逆になると、
たとえば極細のカッペリーニに
こてこてのゴルゴンゾーラソース、
なんてのは
きっと合わないだろうなぁ、
ああああ、想像するだけでも
創造したくない。
というように、
相性って
やっぱりありますよね、
ドラマには。
前置きが長くてすいません。
え〜と、
前クールの「スタアの恋」が
「やまとなでしこ」の兄弟だったとすると、
この「恋ノチカラ」はその従弟?
主要なキャストだけでも
堤真一さん、矢田亜希子さん、西村雅彦さん、
3人もかぶってる。
演出は同じ若松節朗さん、
脚本は「やまと〜」ではサブだった
相沢友子さん。
実はワタシ、
「やまとなでしこ」では
相沢さんの回はいまひとつ
だったんですね、
中園ミホさんの回が
とってものよかったから・・・。
(しつこくてスイマセン)
でも相沢さんは、その後で
「私を旅館に連れていって」っていう
とってもいいドラマを書いてくれて
これはとっても好きでした。
要は相性だったんだな、
って。
別の言い方をすると
「やまとなでしこ」は
線の細いドラマだったから、
もともと線の太い相沢さんは
相性がいまひとつ。
で、「私を旅館に〜」は
線の太いドラマだったので、
相性ピッタシ。
その証拠に
「私を旅館に〜」は
観月ありささん、梶原善さん、金田明夫さん、岸田健作さん
みたいな線の太い役者さんが
イキイキしてて、
線の細い金子賢さんなんかは
浮いてた感じ、
じゃなかったですか?
で、今回の
「恋ノチカラ」なんですけど、
主役の二人、
深津絵里さんと堤真一さんは
もともと線の細い役者さん
だと思うんですよ、
う〜〜ん、
そのわりには、
本宮藤子と貫井功太郎のキャラは
線が太い。
ど〜〜もチグハグな感じが
してしまうのは
ワタシだけ?
勝手な期待をしすぎた
っていえばそうなのかも知れないけど、
たとえば、
「天気予報の恋人」や「彼女たちの時代」の
深津絵里さんを知っていれば、
本宮藤子は、
あまりにもイケイケなだけ
な気がするし、
たとえば「やまとなでしこ」の
堤真一さんを知っていれば、
貫井功太郎は、
あまりにも思慮深さに欠ける
気がしてしまう。
あまりにもイケイケだからこそ魅力的だった
「旅館」の観月ありささんとは
なんか対照的。
ストーリーの展開も
やっぱり、太い、よね、
どこがどーとか言わないけど。
ワタシ自身は
どっちが好きか
と言われたらですね、
太いパスタも細いパスタも
はっきり言ってどちらも好き。
なんたってドラマ好き、
ですから。
ただ、相性が・・・。
この場合、パスタもソースも
どちらもワタシの好きなタイプだし、
どちらもまずくない、
だけに、
ちょっと残念。
まあ、走り出したら、
落ち着くところに落ち着く
ということもありますからね。
ところで、
「できちゃった結婚」も
広告業界が舞台でしたけど、
ドラマ中のCFとかが
あまりにも「?」じゃないか?
みたいなこといいました、ワタシ。
今回の
文具屋さんの求人広告
「はじめて
買ってもらった
文房具は
『えんぴつ』だった」
・・・
これ、○ですね。
(ワタシって、
エラそうかも、今回)
そういえば、
本宮藤子って、
コピーライター?
デザイナー?
どっちなの?
(JANUARY.19)
back

mail to:
ueno-no-panda@geocities.co.jp