飯塚(日本・福岡県)
飯塚(日本・福岡県)
福岡県は九州の中では中心的な存在です。人口も多く経済的にも発展しています。その中で負の遺産と考えられるのが炭鉱です。戦後エネルギーを石炭に頼っていた時代には炭鉱は「黒いダイヤ」を生む場所として大変栄えました。その後のエネルギー革命で事態は一変し、福岡県内の筑豊、三池は経済的に停滞してしまいました。現在も筑豊は県内の他の地域と比較して冴えない状況が続いています。

(地図:市役所前の地図)
01・福北ゆたか線で飯塚へ (2008年02月10日)
福北ゆたか線というのは博多から飯塚、中間を経て北九州市に行く路線という事です。要するに博多駅から鹿児島本線を走り吉崎駅から篠栗線に入り桂川から筑豊本線を走り折尾駅から再度鹿児島本線に入り黒崎駅までの電車です。福岡市と北九州市を行くのであれば鹿児島本線を使えば良く、これは筑豊地方と福岡市、筑豊地方とと北九州市を結ぶ電車という事になります。色々な路線を走るので「福北ゆたか線」としたのでしょう。ただ何となく違和感があり、今までの路線を正式に呼ぶ方がピンと来ます。
JR九州に共通して言えるのは乗り心地の良さです。この電車も座席はゆったりと豪華、広く感じます。駅などは昔のままで風情があり、鉄道ファンには楽しい旅が出来ます。


(写真:福北ゆたか線:吉崎駅)

(写真:福北ゆたか線:新飯塚駅)

(写真:福北ゆたか線・車内-01)

(写真:福北ゆたか線・車内-02)
夜に乗りますとそれほど遅い時間では無いのですががゆっくりと寝ている人が目立ちます。座席が良いので寝心地が良いのでしょう。

(写真:福北ゆたか線・車内-02:夜間)
02・飯塚 (2008年02月10日)
飯塚と言いますと筑豊の中心都市で「炭鉱」の町として栄えて来ました。炭鉱が無くなった現在、どのように産業を育成して行くのか問われているようです。九州で一番人口が多い福岡県の中央に位置しているので地理的には絶好の位置にあるのですが、過去の負の遺産を抱えているので、なかなか思い通りには行っていないようです。

(写真:飯塚市-01)

(写真:飯塚市-02)
瓦がぎっしりと並び格調が高い住宅街となっています。首都圏とは違う光景ですね。

(写真:住宅街)
市街地は一昔前の繁華街という雰囲気です。石炭全盛の時代に設備投資が為され、閉山後は人口が減少しており、停滞しているように感じます。

(写真:中心部-01)

(写真:中心部-02)

(写真:中心部-03)

(写真:中心部-04)

(写真:中心部-05)

(写真:中心部-06)

(写真:中心部・アーケード街)

(写真:市役所とその周辺)
03・遠賀川 (2008年02月10日)
筑豊、飯塚というとまず連想するのが「遠賀川」と「ぼた山」の風景です。川筋気質など言いますがこの「川」はこの遠賀川です。筑豊を流れ北九州に至るこの川は筑豊で石炭が最盛期の時には運搬に使われていたのでしょう。この辺りは川の中流になるので余り川幅が無いと思っていましたが意外に大きな川で驚きました。

(写真:遠賀川-01)
向こうに見える山は木が生い茂り一見普通の山ですが、形が何となく人工的です。ぼた山なのかも知れませんね。

(写真:遠賀川-02)

(写真:遠賀川-03)

(写真:遠賀川-04)

(写真:遠賀川-05)
04・目についたもの (2008年02月10日)

(地図:おさんぽマップ)
アーケードの途中に銀行の前で黒いポストを見つけました。珍しい色と形ですね。

(写真:黒いポスト)
後ろに由来の説明がありましたのでそのまま掲載します。

(写真:黒いポスト・由来)
ここに森鴎外の文学碑がありました。

(写真:森鷗外・記念碑)
歩いている途中で珍しい建物がありました。滴水館新原道場というものなのだそうです。戦前は多くの柔道家を育成した場所なのだそうです。ただ非常に荒廃しているのが気になります。せっかくの施設なので状態を良くして活用して欲しいものですね。上手に活用すれば観光資源にもなると思うのですが如何でしょうか?

(写真:柔道・滴水館)
05・伊藤伝右衛門邸 (2008年02月10日)
筑豊が石炭景気に沸いた時に長者となり御殿が建った中に伊藤伝右衛門の邸宅があります。また夫人である柳原白蓮は大正天皇の従妹に当たり優雅に暮らしていた様子が分かります。現在は大変な観光地ですが、以前はある会社のうらぶれた料亭として使われていたそうで、老朽化に伴い撤去する予定であったそうです。市民のボランティア団体などが立ち上がり保存に乗り出し、現在では観光客で一杯になっています。貴重な観光資源との認識が無く朽ち果てる寸前であったという事です。

(写真:伊藤邸前-01)

(写真:伊藤邸前-02)

(写真:伊藤邸入口-01)

(写真:伊藤邸前庭)

(写真:伊藤邸・玄関)
家の中は写真撮影禁止となっています。庭を見ましたが見事なものです。

(写真:伊藤邸庭)
九州の炭鉱王と伯爵の娘が暮らした夢の御殿、明治の時代に洋風の居間で朝はパンを食べていたそうです。
06・観音寺 (2008年02月10日)


07・千鳥屋 (2008年02月10日)
全国に展開している千鳥饅頭の総本家がこの飯塚にあります。またライバルのひよこもこの飯塚にあります。東京ではひよこの方が有名ですが、福岡ではこちらの方が老舗であり有名であると思います。閉店間際に入りましたが、店員は嫌な顔一つせずに対応していただきました。非常に気持ちの良いお店ですね。何故飯塚でお菓子が発達したのかという質問に対しては長崎街道がここを通り砂糖が比較的手に入り易かった事、炭鉱で栄えた事が大きかったとの事でした。炭鉱は重労働で甘いものが人気があったのでしょう。

(写真:千鳥饅頭・総本舗)
現在ではチロリアン、丸ボーロを始め色々な種類のお菓子が販売されています。

(写真:千鳥饅頭・店内-01)

(写真:千鳥饅頭・店内-02)
一つづつでも買うことが出来ます。千鳥饅頭、丸ボーロなどを買い、お店でいただく事も出来ます。お茶がサービスで出て至福の時ですね。丸ボーロと千鳥饅頭をいただきゆっくりとお茶をいただいて150円、嬉しいですね。

(写真:千鳥饅頭)

(写真:丸ボーロ)

(写真:チロリアン)

(写真:喫茶コーナー)

(写真:千鳥饅頭の歴史)
08・ラーメン (2008年02月10日)
九州と言いますと豚骨ラーメンが有名、その名も「長浜ラーメン」というお店に行きました。飲食店街と言うよりは飲屋街にあります。一杯飲んで仕上げにここにやって来る客が多いのでしょう。
住所:〒820-0040 福岡県飯塚市吉原町8-37
電話:0948-24-8154

(写真:長浜ラーメン入口)

(写真:長浜ラーメン・店内)
献立を見ますと替玉があるのが如何にも福岡ですね。そして焼酎があります。コップ1杯で300円、これを飲んでラーメンを食べれば温まりますね。

(写真:長浜ラーメン・献立)
ご夫婦で経営されているようで、注文しますと淡々と調理を始めます。余計な愛想などはありませんが、何となく温かみを感じます。水はセルフサービスになっています。

(写真:調理風景)
出て来たラーメンは福岡伝統の豚骨ラーメンです。味は最高です。

(写真:長浜ラーメン)
個人的にはラーメンの中で一番美味しいと思うのは九州の豚骨ラーメンです。今回は本場で美味しいラーメンをいただく事が出来、大満足です。