山形・上山温泉 (日本・山形県)
山形・上山温泉 (日本・山形県)
南米に住んで以来、温泉に行った事は余り無く訪日した際にはゆっくりと温泉に入りたいと希望していました。訪日した時期は一月、せっかくですので雪景色の中で温泉に入ろうと山形県の「かみのやま温泉」に行って来ました。かみのやま温泉は山形市に隣接した温泉地で7つの地区から構成されています。総称して上山温泉郷とも呼ばれています。
01・上山市(2009年02月15日)
上山市は人口が3万5千人の山形市に隣接する都市です。観光都市として有名で歌人・斉藤茂吉の故郷、蔵王への玄関そして温泉街としても有名です。上山市と書いて「かみのやま」と読める人は多くは無く普通であれば「うえやま」と読んでしまうと思います。そこで山形新幹線が開通したのを機に駅名を「かみのやま温泉」し、観光都市をアピールしています。東北にも多くの名湯がありますが、新幹線の駅が温泉というのは余り無いと思います。今回も東京から乗り換えなしに新幹線で行く事が出来る事が決めてとなりました。朝東京の実家を出ますと昼前には「かみのやま温泉駅」に着く事出来ます。

(写真:かみのやま温泉駅)

(写真:山形新幹線)

(写真:歓迎・かみのやま温泉駅)

(写真:上山城)

(写真:上山市街地-01)

(写真:上山市街地-02)
よく見ますと畑の中に周囲に全く高い建造物が無い中で忽然と高層ビルが建っています。スカイタワー41という名称で41階建ての高層マンションなのだそうです。1999年に完成して400世帯が入居可能なのだそうです。田舎の畑の真ん中でどのような方が買ったのか、そもそも何故このような場所に高層マンションがあるのか不思議です。

(写真:高層マンション:スカイタワー41)
02・葉山地区(2009年02月15日)
かみのやま温泉7地区の中で今回宿泊したのは「葉山地区」と呼ばれる場所で坂になっており、道路にそって9つの旅館が点在しています。熱海、別府などは温泉街が大きく浴衣姿で街を散策するという光景を目にしますがここは僅かに9軒の旅館だけですので、特に温泉街という感じではなく、宿泊客はそれぞれの宿でゆっくり過ごすかもしくは外の観光地に出掛けるというのが一般的のようです。
葉山地区の案内地図がありました。9軒の旅館が道路に沿ってある事が分かります。旅館以外の店は余り多くはありません。

(地図:葉山地区案内図)
通常の地区案内図の他に花見ご案内というのがありました。この葉山地区の更に上の方に行きますと「桜の花見山」というのがあるようです。春になりますとすばらしい景色を堪能出来るのでしょう。

(地図:葉山地区花見案内図)

(写真:葉山地区-01)

(写真:葉山地区-02)
散策をしている間に幾つかの旅館の前を通りました。名前は「旅館」「荘」「屋」「館」とそれぞれ別の名称を付けていました。大きさも雰囲気も建物の感じも違い個性的でした。「葉山地区温泉郷」としては仲間であり、この地区の中ではライバルの関係なのでしょう。

(写真:橋本屋)

(写真:葉山館-01)

(写真:葉山館-02)

(写真:静山荘・看板)

(写真:静山荘)

(写真:旅館・三恵-01)

(写真:旅館・三恵-02)

(写真:彩花亭・時代屋)
この寒河江屋旅館は如何にも伝統のある温泉旅館という雰囲気ですね。中に入ってみたくなります。後ろを見ますと新館が建っており、結構大きな温泉旅館である事が分かります。

(写真:寒河江屋旅館)

(写真:寒河江屋旅館・別館)
地蔵が立っていました。後ろの説明を読みますと余り古いものではないようです。

(写真:地蔵)

(写真:足湯-01)

(写真:足湯-02)
不思議な看板のラーメン屋がありました。「地獄・天国ラーメン」という店で「辛さ大好きな方、地獄ラーメン」「辛さ苦手な方、天国ラーメン」とあります。ネーミングが良いですね、地獄ラーメンに挑戦したくなります。

(写真:地獄・天国ラーメン)
綺麗な蕎麦屋が一軒ありました。宿泊客が昼を食べに来るのでしょう。

(写真:山椒)
土産物などを扱っている店はほとんど無く一軒だけ輸入小物を扱っている店がありました。「クロボカン」という何とも不思議な名称のお店です。

(写真:輸入雑貨小物の店・クロボカン)
途中に無料休憩所がありましたが、利用されている気配はありませんでした。市営の公衆浴場になっているようです。

(写真:無料休憩所)
店が少ないのですがしっかりと「小劇場」がありました。娯楽の殿堂というのが良いですね。現在もやっているのか分かりませんがこのようなものが無いと温泉という雰囲気にはならないので頑張って欲しいものです。

(写真:娯楽の殿堂・葉山小劇場)
その後ろには火の見櫓があります。

(写真:火の見櫓)
除雪された雪があちらこちらに残っている。

(写真:除雪された雪)
03・古窯 (2009年02月15日)
今回の宿泊はかみのやま温泉の中でも最大規模の「古窯」という旅館で、葉山地区の一番奥に位置しています。プロが選ぶ全国日本旅館百選で第三位なのだそうです。一位は石川県和倉温泉の加賀屋、二位は伊豆の稲取銀水荘なのだそうで、要するに東北でのプロの評価は一番という事になります。予備知識は全く無くこれ程有名な場所とは宿泊するまで全く知りませんでした日本でも最高級の旅館であったのですね。宿泊のきっかけは山形に詳しい知人の紹介で、山形の温泉旅館ならココと教えていただいたからで、この知人には感謝です。宿泊した前日が一年に一回の全館休館日で昼頃に到着した時には閑散としていましたが、直ぐに多くの宿泊客で賑わっていました。有名旅館なので皆さん到着すると嬉しそうにしていました。
古窯(公式サイト)

(写真:古窯・外観-01)

(写真:古窯・外観-02)

(写真:古窯・入口)
温泉旅館に求めるのは非日常とやすらぎのひと時であると思います。のんびりとゆったりと過ごしたい、諸外国ですと海岸でゆっくりと過ごす事が真っ先に頭に浮かぶのでしょうが、日本人は温泉ににつかり過ごす事にあると思います。

(写真:レセプション)

(写真:大きな活花)
奥の方に洒落た喫茶コーナーがありました。外部の方でも喫茶店として利用出来るのでしょう、宿泊客には抹茶が振る舞われます。

(写真:喫茶コーナー)
楽焼のコーナーがあります。その後ろの通路には各界の著名人が一言書いた皿が並んでいます。

(写真:楽焼のコーナー)

(写真:著名人の書いた皿が並んでいる)
部屋は和室の他に洋室があるそうです。

(写真:和室)
食事をするのは別の場所になっており、雪を見ながら料亭の個室という雰囲気で食事が用意されていました。

(写真:料亭)
こちらも洋風があるそうで、フランス料理のレストランの個室という雰囲気で食事をする事も出来ます。

(写真:レストラン)
さて、食事ですが三重の中身は下記の写真の通りです。色々なものが少しづつ丁寧に盛られています。寿司はふぐです。

(写真:三重)
メインは米沢牛のすき焼きです。

(写真:米沢牛)

(写真:ご飯、煮物、茶碗蒸し、香の物)

(写真:配膳係)
さて、温泉ですが大浴場が一階と八階にあります。昼の12時に男女の交代があり、男性は午後は八階、午前は一階を利用する決まりになっています。それぞれ露天風呂とサウナが付いています。

(写真:大浴場・更衣室)

(写真:大浴場)
売店もあり各種御土産も売っています。

(写真:売店-01)
店の中は地域の名産品等が所狭しと並んでいます。

(写真:売店-02)

(写真:活花)
さて、いよいよ出発の時間となりました。駅まで専用の小型バスで行く事として乗り込みますとお見送りをしてくれます。花笠を手ににこやかに手を振っていただけます。

(写真:お見送り)
在外永住者もしくは外国人でJRパスを持っていて東京など東日本を中心に旅行する人にとってはこの古窯は新幹線で簡単に行く事が出来、駅までの送迎がありますのでお勧めですね。
04・山形市 (2009年02月15日)
山形市は上山市に隣接しています。電車で十分程で行く事が出来ます。山形県の県庁であり、西部・東北の中心都市と言えます。

(写真:山形駅)

(写真:山形駅前)