思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります。-15 (2016年)




思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります。-15 (2016年)



世界は更に混沌として各地で紛争が起きていますが新しい時代の予兆なのかも知れませんね。。

思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-01 (98-2002年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-02 (2003年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-03 (2004年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-04 (2005年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-05 (2006年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-06 (2007年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-07 (2008年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-08 (2009年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-09 (2010年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-10 (2011年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-11 (2012年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-12 (2013年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-13 (2014年)
思うこと・作者の思うことを気ままに綴ります-14 (2015年)




128・ブエノスアイレスはフランスと似ているのか (2016年08月30日)
よく南米のブエノスアイレス市はよく「南米のパリ」と例えられます。日本中に「何とか銀座」が溢れいますが大体は憧れからで実際には大きくかけ離れている場合が多いように思います。確かにブエノスアイレスに行きますと似た雰囲気の場所があり、パリになぞらえるのは分かりますが実際にはどうなのか写真を並べて比較してみます。両市の中で歩行者専用の繁華街等になっている場所を比較してみました。確かにかなり似てはいます。でもこれを御覧になっている方は直ぐに分かりますよね?ブエノスアイレス、フランスとも3づつあります。 (答えはこのページの一番下にあります)



(写真:フランスかブエノスアイレス-01)



(写真:フランスかブエノスアイレス-02)



(写真:フランスかブエノスアイレス-03)



(写真:フランスかブエノスアイレス-04)



(写真:フランスかブエノスアイレス-05)



(写真:フランスかブエノスアイレス-06)

アルゼンチン散策

フランス散策




127・一番近い恒星に地球型の惑星 (2016年08月31日)
宇宙空間の大きさ、とてつもなく大きいという事は知っていますが、どのくらいなのかどうも実感がありません。我々の地球そして太陽系はどの程度の大きさなのでしょうか?アニメ、例えば「宇宙船艦・ヤマト」とか「ドラえもん」などでは簡単に他の恒星に在る地球型天体に行っていますが、かなり距離的にディフォルメされているように思うのです。ある方の説明で宇宙を1京分の1のスケール(10のマイナス16乗)すると分かり易いという記述がありました。このスケールですと100億キロメートルが1mmに当たります。太陽系の直径、要するに太陽から冥王星までの距離は60億キロメートルですので、0.6ミリメートルとなります。地球は原子の10倍程度というわけです。太陽の直径は約140万キロメートル、すなわち1.4x10の12乗ミリメートルですので、このスケールで計算しますと1.4x10マイナス4乗ミリメートル要するに140ナノ・メートルと1ミクロンよりも小さいことになります。また、同様に計算しますと1メートルがほぼ1光年に当たり分かり易い。光が1年でようやく1メートル進む世界ですね。太陽系から一番近い恒星は4.2光年先にあるので、4メートル程先にあるということになります。太陽系を出て恒星間旅行するというのはかなり難しい・・遠いという事が実感出来ますね。

1万光年はその1万倍ですので、10キロメートル、従いまして我々の天の川銀河の直径は10万光年くらいですので、約100キロメートルとなります。日本ですと丁度関東平野というわけです。大きいですね、今まで想像していた以上の大きさだと思います。この銀河には2000億個の恒星があると言われていますが、ミクロン、ナノ単位の大きさのものが数メートルづつ離れて関東平野くらいの広がりにパラパラと散らばっている・・何となく銀河の広がりが実感出来ます。次に隣の銀河であるアンドロメダ銀河までは230万光年、直径は20万光年ですので、2300キロ先に200キロの直径という事になります。台湾辺りに台湾より大きな広がりという事になります。最近の研究で両銀河同士は衝突合併するする事が分かったそうで、アンドロメダ銀河と天の川銀河は急速に接近していて、30億年後には衝突するのだそうですが、実際にはまだまだ随分遠いのですね。

そして銀河は銀河群という群れを作っているというのですが、天の川銀河が所属する銀河群は500万光年くらいの直径の中に30くらいの銀河が集まっているという話です。5000キロの直径の中に関東平野とか台湾くらいの大きさのが30在る、これが我々の所属する銀河群ということです。可視宇宙に銀河は1250億あるそうです。また可視宇宙の直径は930億光年なのだそうです。1億光年と言いますと10万キロメートルそれの930倍という事は9300万キロメートル、地球から太陽までの距離が約1億5千万キロですのでその半分以上ということになります、ただ最近の研究でこの可視宇宙は全体のほんのごく一部という事なので、ここまで来ますとまた実感が無くなりますね。やはり宇宙は大きい・・・

このスケールの宇宙を遠くから眺めたら綺麗でしょうね。丁度飛行機の高さくらいから銀河を見ると視界一杯に広がる渦を見る事が出来、遥かかなたにアンドロメダが見える・・「天文学的数字」とよく言いますが確かにスケールが大きい。なお、最近テレビを見ていましたら最初この宇宙は10マイナス34乗くらいの大きさで急速に膨張して出来たものなのだそうで、また、宇宙の何も無いと思われていた空間にもエネルギーがあり、その為現在も膨張し続けているという説明があり、将来は各銀河が遠くバラバラに存在する世界になるそうです。また宇宙というのはこの宇宙だけでは無く他にも無数に?あるという説明も聞きました。何でもこの辺の議論になりますともう想像を超えます。この宇宙の創造した主、力は一体何なのでしょうね、やはり神様でしょうか?

さて、太陽系から一番近い恒星プロキシマ・ケンタウリで地球型星でもしも大気があれば水が存在出来る惑星プロキシマbが見つかったと話題になっています。4.2光年先という事ですから最初の定義からしますと4.2メートル、銀河系が関東平野の広さと考えますとこれは近いです。ただ仮に今現在一番速いとされるヴォイジャー1をプロキシマbへ向けて打ち上げたとしても、到着までには約7〜8万年もかかるそうです。 一万年で60センチ程ですね、これで銀河系の端から端まで行くのに16億年以上かかる計算になりますね。それでも一番近い恒星に地球型の惑星が存在する事で今後はそこの情報を詳細に取る、将来は何とか行きつこうとする事で科学の進歩に弾みが付くのではないかと期待しています。我々の生きている間には難しいでしょうが、数世代後には何とか辿り着く糸口が見つかるかも知れませんね、それこそアニメによく出て来るワープでも発明して欲しいものです。



(想像図:プロキシマ b)



126・一人当たりのGDPを比較 (2016年08月28日)
主要国32ヶ国の一人当たりのGDPを比較したグラフがありました。これはクローニンゲン大学のアンガス・マディゾン教授のデータで1900年から毎年連続して一人当たりGDPのデータが取得できる国は32カ国で、かつて栄華を誇った英国とアルゼンチンそして戦後しばらくの間経済大国として君臨していた日本とドイツの4つの国を比較しています。グラフは2008年までしかありませんが現在に至るまで日本の下落傾向は続いており、現在は世界26位となっています。日本が奇跡の高度成長を遂げて毎年順位を上げていた時代によく「英国病」という言葉を耳にしました、過去の栄光にすがり経済が下降しているというものでよそ事のように聞いていました。それ以上に耳にしたのは戦前は経済大国であったアルゼンチンの惨状です。戦後間もなく日本経済がどん底であった時代に目標の国として挙がられていたのがアルゼンチンです。当時はまだ経済大国であり、達成可能な要するに追い付ける目標の国と見ていたのでしょう。

この両国の低下傾向をグラフを見ていますと1900年にはトップであった英国が実際に下げ止まり上昇傾向に転じるのに80年かかっています。アルゼンチンは下がり始めたのが戦後間もなくの頃ですのでそろそろ70年が経過しています、上昇の兆しはあるようですが、まだ本格的な経済発展には至っていないようです。長期間低落傾向を止められて無かった理由は両国共通の部分、異なる事もあるでしょうが、共に揃って成功体験が強過ぎた事が大きかったのでしょう。日本は1990年の中ごろから下落し始めています。少子高齢化、国際競争力の低下等が要因となり、ずるずると下がり続けているように見えます。

実際にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに行きますと街には人が多く活気があり、文化を大切にしている様子が分かります、街は到底発展途上国の雰囲気では無くパリを凌ぐ文化的な都会に見えます。確かに今まで政治が悪かった事もあり経済が混乱し、現在もインフレが収まらず信用不安の火種も残っています。ただ印象としては近い将来上昇に転じて活気があり再び存在感のある国となって行くように見えます。さて、日本ですが上昇のスピードもすごかったのですが落ち方も早いように見えます、何時頃から反転する事になるのでしょう、今後この4ヶ国の経済状況、相対的な順位は注目して行きたいと思います。





125・スコットランド逆転のシナリオ (2016年06月25日)
英国のEU離脱が確定し世界を驚かせましたが改めて地域別の投票結果を眺めるとロンドン(ケンブリッジ・オックスフォードなどを含む)、スコットランド、北アイルランドが残留支持であった事が分かります。世界の金融センターでEUの恩恵を一番享受しているシティーを有するロンドンは当然残留を願うのは分かります。その他ではスコットランドと北アイルランドが100%残留支持であった事が分かります。投票結果の地図を見てイングランドとスコットランドの境がくっきりとしているのには少々驚きました。長い期間連合王国であったので両地域の境界付近はある程度混在して一体化が進んでいるものと勝手に想像していましたが、スコットランドは全く別という事を改めて認識しました。

スコットランドが残留を支持した隠れた狙いはイングランドが離脱を望み英国全体の合計では離脱が上回った場合には独立してEUに残る事を望んでいるからなのでしょう。一昨年独立の賛否が問われ国民投票を行い英国残留を選択しましたが、これは独立してからEUに再加盟するのに時間と手間が掛かる事が強調されていてEUからも強くプレッシャーを掛けられたからだったと思います、イングランドからは強いポンドの使用を認めないとの圧力もありました。今回の国民投票で英国としてEU離脱に向かう事が決まりこの大前提が崩れたのでEUに留まる為にも改めて独立とEU残留を問う国民投票が行われると思います。

時期と問い方を工夫する事で大きな利益を得る事が可能かも知れません。前回の国民投票の際にはEU各国も英国からの分離独立には反対で独立してEUに加盟するのは困難を伴う事が強調されていましたが、今回改めて国民投票を行う場合には独立と共に「EU残留」を問うものとなり、他のEU加盟国としては応援するでしょうし、支持する事でしょう。普通に考えると英国がEUを離脱し、その後スコットランドが独立してEUに加盟という事なのでしょうが、EU離脱には少なくとも2年はかかるという事でそれをわざわざ待ってその後に国民投票を行う事は無いでしょう。英国政府も大前提が崩れた現在の状況ではスコットランドが独立の是非を問う国民投票を行う事を阻むことは出来ないでしょう。

スコットランドはEUに独立してから加盟を求めるのでは無く分離して残留するという事になり、この場合にはEU側も好意的かつフレキシブルンに対応し応援する事でしょう。「英国としてEU離脱」と「スコットランドが分離してEUに残留」という事が同時に進行するとどうなるでしょう。移行期間の間に同じ国内という間にロンドンに在る多くの金融機関はエジンバラに移るか登記を行う事でしょう。勿論ロンドンを欧州の拠点としていた日本の企業も一緒に急いでスコットランドに移る事でしょう。そして研究機関など知的な研究機関はスコットランドに移る事になるでしょう。もしかしたらケンブリッジ、オックスフォードも研究機関は移すかも知れません、それに伴い知識層を中心に多くの若者も引越しをするでしょう。北アイルランドはアイルランドとの合併に向かいEUに残留する事になればイングランドのみがEU離脱となり、老人と労働者と失業者そして泥棒が多く暮らす国となるでしょう、その」場合にはロンドンの空洞化も進むでしょう。またEU諸国で暮らす英国人も本国での居住地をスコットランドか北アイルランドに変更する事で全く問題なく引き続きEU市民として暮らすことが可能となります。

このように考えますとスコットランドはこの千載一遇のチャンスを逃すはずは無く逆転のシナリオが進む可能性が大きいように思います、イングランドに追随して没落の道を進むとは思えません。この場合には世界に類を見ない知的な若い人が溢れる知的国家が誕生する可能性があると見ています。空洞化が心配されるロンドンでも英国からの独立を求める署名活動が始まったとあります、英国内の混乱はしばらく続き、大英帝国は崩壊する事でしょうね。シティーを中心とする世界の金融センターも没落となりますとケンブリッジ、オックスフォード、LSE等人気の大学に集まる学生も減り知識人にも無力感が広がる事でしょう。

金曜日の未明に離脱が勝利して一日、世界は衝撃の中、茫然自失の状態で過ぎて行きました。現在は週末になり事実を受け止めそれぞれが対応に動いています。スコットランドは予想通りEUとの残留交渉に入ると自治政府の首相はスコットランド旗とEU旗を背に語りました。EU側はドミノ現象を恐れてか「早く出ていけ」とのメッセージを出しています。若者たちは再度投票を行うべきとしてデモや署名活動を行い英国では分断と混乱が一層鮮明になっています。また、一方では残留支持も多かった事から「準加盟扱い」という話も出ています、このようなご都合主義をEU側が認めるのか分かりません。今後は離脱派の人が首相になるのでしょうが経済界、知識層が反発を強め、スコットランドが独立残留に向けて邁進する中でどのように国内をまとめ強硬な姿勢のEU側と交渉を進めて行くのか注目しています。週明け月曜日からどのような動きとなるのかしばらくの間英国に注目です。



(地図:離脱・残留の色分け・BBC)





丁度投票から一週間が経過し事態はかなり落ち着いて来ました。スコットランドのEU加盟に関しては予想通りに進むかに見えましたが自国に独立の火種を持つスペイン等が強硬に反対しイングランドから分離して残留というのは難しい情勢です。2014年い独立の是非を問う国民投票を行って否決していますので難しいのでしょう。英国自体も何とか良いとこどりをして実質的な利益を残す事を模索しているようでEU離脱の申請は先送りとなり、新首相が決まり、EUの次の総会が行われる9月までは現状のままとなるのでしょう。次第にEU離脱が骨抜きになり、何か違う形でもほぼ残るように変えて行くのかも知れません。したたかなアングロサクソンの国ですから注意深く見守る必要があるのでしょう。



124・ニューヨーク (2016年02月07日)
ニューヨーク市は世界で最もよく知られ、映像や画像が紹介されている都市であると思います。セントラルパークやウォール街そして華やかなロックフェラーセンターのクリスマスツリー、タイムズスクウェアー、五番街そして世界政治の中心である国際連合もここにあります。世界中から観光客が訪れる人気の都市です。ただこのような有名な場所は全てマンハッタン島にあります。このマンハッタン島は余り大きくはなく広さは59平方キロで東京・山手線の内側(64平方キロ)より少々小さい程度です。島の人口は約180万人なのだそうです。このマンハッタン島は摩天楼で有名で超高層ビルが建ち並んでいますが、実際に行きますとミッドタウンと呼ばれる地域とそこからかなり離れたウォール街中心とする結構狭い地域に限られています。何でもこの二つの地域は岩盤が非常に硬く安定しているので高層ビルを建てるのにふさわしいのでこのようになっているようです。また実際に歩くと賑やかで派手な場所は限られており同じ通りを西に行くと急にかなり寂れた感じになります。

ニューヨーク市はマンハッタン区以外にも4つの区があり、日本でも知られているブルックリンの他にブロンクス、クウィーンズ、そして離れ島のスタテナイランドがあります。今回はクウィーンズ区にあるインド系・ラテン系地区にも足を踏み入れてみましたが、マンハッタン区の繁華街とは相当異なる雰囲気でした。ニューヨークライフと言いますとマンハッタンのアップタウンの綺麗なマンションに住んでミッドタウンの高層ビルに在る事務所に通いお洒落で高級なレストランで食事をし、ブロードウェーでショーを観るというようなライフスタイルを想像してしまいますが、これは東京で言えば六本木の高級マンションに住み青山か表参道の事務所に通い赤坂の料亭で食事をするというような感じで確かにそのような人は存在しますが、一部の特殊な例外なのでしょう。

またこの街は多様性の街であることも特徴の一つでしょう。人種のるつぼと言われますが世界各地からここを目指してやって来てアメリカンドリームを夢見て生きている方達の熱気を感じます。多くの店ではスペイン語が通用し、中国人街を始め多くの外国人コミュニティーが作られています。世界都市と言えると思います、反面どこからでも入って来るので守り難く2001年のテロのような危険とは常に隣り合わせです。貧困層も多いので治安の維持、そして住民の生活向上が大きな鍵になるでしょう。ニューヨークが元気である事が世界の活性化には不可欠だと思います、今後の街の発展を期待して注目して行きたいと思います。

米国そして世界の中心としてニューヨーク市は発展を続けており「ジェントリフィケーション」という現象が各所で起きていると実感しました。これは比較的貧困な層が多く住む停滞した地域に、比較的豊かな人々が流入する人口移動現象の事でで都心に近くて便利ではあるが伝統的に貧困層が多く居住している地域の高級化が進んでいるようです。地図にあるモーニングサイドハイツ等はコロンビア大学を中心に高級感溢れる地域になっています。現在はしたの地図の隣接地域であるクウィーンズ区のマンハッタン島の向かい側の地域が再開発の最中でした。高級な地域になりますと賃貸料が上昇して貧困層は他の場所に移り高級な地域になって行くのでしょうね。人口が減少し都市の中心部にまでスラム化、空洞化が進行しているシカゴとは対照的でした。

ニューヨーク



(写真:金融街)



(写真:タイムズスクウェアー)



(写真:繁華街・42丁目通り)



住宅地の答え

1・4・6 フランス
2・3・5 ブエノスアイレス




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