日本のプロ野球を見て-06 (2009年)




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60・パリーグ開幕早々 (2010年03月31日)
パリーグが開幕して10日経ち昨年とは様変わりの様相となっています。昨年の首位・日本ハムと2位・楽天が1勝5敗と完全に出遅れ最下位、首位は昨年の最下位オリックス、二位は昨年五位のロッテという昨年とは全く逆の展開となっています。日本ハムと楽天は抑えの切り札として活躍していた武田久、福盛の両ストッパーが不調であること、打線が繋がらないこと、エースで勝てない事等共通点が多く見られます。昨年の好成績で何となく気持ちが緩んでいたのかも知れません。特に楽天は昨年活躍し10勝した3人の投手を2回づつ先発させてこの成績ですので重症と言う気がします。打線に迫力も無くこのまま低迷し球団創設時のような感じに逆戻りするのかも知れません。日本ハムはエースでチームの看板であるダルビッシュが今シーズン限りで大リーグに移籍するというニュースが駆け巡った事が災いしているように見えます。何となくチームがまとなっていないように見えます。

好調のオリックスはキャンプで一人選手が転落して死亡するアクシデントがありましたが、監督が代わり雰囲気が全く違って来ました。ロッテは新人の荻野の活躍も目立ちますが選手がのびのびとプレーしている感じです。着実に中位をキープしているソフトバンクと西武も抜け出す事を狙っているでしょう。これから20試合程度である程度今季の状況が見えて来ると思います。日本ハムと楽天が奮起して団子状態となるのか、上位チームと下位チームがはっきりするのか注目ですね。



59・パリーグ開幕 (2010年03月20日)
ようやく待ちに待った開幕の日となりました。最近ではマスコミでプロ野球が取り扱われる割合が減り、金メダルが全く取れなかった冬季オリンピックをずっと追いかけ、ようやくこれが終わり野球の話題が出来ると期待しているとNHKは大リーグばかりで特にエンゼルスに移籍した松井選手ばかりを取り上げていてお膝元の日本のプロ野球は余り話題になっていませんでした。恒例の野球解説者による順位予想も簡単で順位では無く本命と対抗を挙げるだけでした。これはここ数年全く当たらなかったからでしょう。この数年のパリーグを振り返ってみますと断然日本ハムが強い事が分かりますが毎年評価はそれ程高くなく、ソフトバンクやロッテなどが上位に来るという予想が多かったように思います。

今年は団子レースでどのチームが優勝してもおかしく無いと思います。楽天は投手陣が安定していて上位の予想でも良いように思いますが、大方の予想は5位で、打線は他球団と比較して見劣りし一年間を通じて戦うには戦力不足であると見られているからだと思います。意外に評価を受けているのがソフトバンクです。昨年は故障者が多くこの数年3位というのが多いのですが今年は優勝を狙えると見る人が多いようです。韓国の李選手が加入して打線に厚みが増したというのが理由のようですが、主力の年齢が上がっているので混戦から抜け出る存在では無いように思います。日本ハムは外人の打者が居なくなり打線が小粒になった感がありますが、待望の中田がオープン戦好調でいよいよ開幕先発で出場する事になり、この選手が調子つくと人気があり華があるので日本ハムが抜け出る気もします。戦力だけをみますと一番充実しているのが西武のように見えます。中島、中村を中心とする打線は安定しており、投手陣も涌井、帆足を軸に先発陣が揃っています、ただ同じ戦力で戦った昨年、4位に終わった事もあり、波に乗れないと失速する可能性もあります。このように考えますと順位は1・西武、2・日本ハム、3・楽天、4・ソフトバンク、5・ロッテ、6位・オリックスくらいが順当ではないかと思いますが、今年の場合は特に難しくこれが逆の順番になることさえあり得ると思っています。チーム力の差が大きいセ・リーグよりもパ・リーグの戦いの方が面白いかも知れませんね。

- 2005 2006 2007 2008 2009
日本ハム 5 1 1 3 1
楽天 6 6 4 5 2
ソフトバンク 2 3 3 6 3
西武 3 2 5 1 4
ロッテ 1 4 2 4 5
オリックス 4 5 6 2 6




58・パリーグ・クライマックス・シリーズ (2009年10月17日)
パリーグの第一ステージは楽天が二人のエースが完投勝利を挙げてソフトバンクに完勝しました。これで第二ステージ要するにパリーグの決勝戦は日本ハムと楽天という事になりました。シーズン当初多くの解説者はこの二チームに対しては5,6位という予想が多く、戦力不足が指摘され余り多くは期待されていないスタートでしたが結果は見事な1位と2位、この両チームが今年のパリーグを盛り上げたのは間違い無いと思います。楽天は野村監督が目立ちますが佐藤投手コーチと池山打撃コーチの存在が大きいのだと思います。野村監督が具体的な指示を出しているのは嶋、中谷、藤井の3捕手に対してだけで後は具体的にはこの二人が働いて来たように見えます。佐藤コーチは札幌移転後の日本ハムのコーチとして貧打のチームでも守り勝つ投手陣を育て上げた人物で今年の楽天の強力投手陣を築き上げた事は高く評価します。永井が柱になり他球団も羨むような三本柱の先発陣、小山、川岸、有銘、佐竹、そして福盛と多彩な中継ぎ抑えの投手陣は今年の躍進の原動力でした。打線では草野、鉄平が中軸を打つ選手に育った事が大きかったように見えます。渡辺、高須の一二番、下位打線にはセギノールが居て切れ目の無い打線が実現され、シーズン中は怪我人が多くなかなか思うような打線が組めずに日替わり打線となっていましたが、ここに来てベストメンバーが組めるようになったのは大きいように見えます。途中加入で加入したリンデン選手が暴言を吐いたとの事で登録を抹消されてしまいましたが、左投手の時には中島、右投手の時には中村真が居るので戦力ダウンにはならないでしょう、二人とも這い上がって来た選手であるだけに第一ステージでも実力以上の働きをして勝利に貢献しました。

一方の日本ハムは後半戦になりインフルエンザとエースダルビッシュの不調という事でチーム状態がおかしくなりましたが、追いかけていたソフトバンクがそれ以上に失速してしまい優勝をしました。二位になった楽天が夏場をある程度の成績で乗り切っていたならば追いつかれたかも知れませんが、秋口でも西武の後で3位を目指していた状況であったので事なきを得ました。ダルビッシュが居ないとなりますと武田勝、藤井、スウィーニー、八木、糸数の5人で戦う事になります。一方の楽天は岩隈と田中を第一ステージで使っているので、永井、藤原、岩隈、田中、青山というような順番での起用になるのでしょう。第二ステージは優勝チームに1勝のアドバンテージがある他、引き分けも勝利と同じ、全て後攻、先発投手も頭から良い投手を投入出来ると数々のメリットがあります。先発投手は中5日を空けたい楽天としては1,2戦には岩隈、田中の両エースを使えませんが、第一ステージを2試合それも二人の投手で終えた事は幸いし、三本柱の一人永井を第一戦に立てる事が出来るのは大きいと思います。アドバンテージがありますので第一戦を楽天が取ってようやく互角という状況になりますが、鍵は日本ハムの左先発陣と楽天打線にあるように思います。楽天は西武の帆足のような軟投型の左投手を苦手にしており、帆足対策として最後は何と左打者を並べるという奇策まで使うほどでした。武田勝、藤井、八木と3人居る左の先発を攻略出来るのかが鍵になると思います。具体的には第一ステージで左の杉内からホームランを打った高須、中島そして打ち損じが目立っていましたが第二戦の大事な場面でホームランを打った山アの3人に注目です。



57・パリーグを振り返り(2009年10月11日)
今年のパリーグを振り返りますと当初の大方の予想とかなり異なった結果となりました、専門家でも今年の順位を当てた方はいなかったのではないかと思います。優勝は日本ハムで、冷静に考えればこの数年Aクラスを保ち勝ち方を知っているチームであり、最も安定した戦いをしているので優勝を飾っても不思議では無いのですが、戦力ダウン、貧打線、先発不足から一年コンスタントには勝つのは難しいと思われていました。躍進の楽天には誰もが驚いたと思います。クライマックスシリーズ進出が今年の目標要するに三位が目標であり、まだまだ戦力不足と思われた状況で二位に食い込み、一時は逆転優勝もあり得るのではないかと思われた程の強さを発揮しました。シーズンが終わりに近づいた時点で野村監督の解任が噂さされて以来何となくチームのまとまりが無くなり失速しましたが見事な戦いぶりであったと思います。ただこれから大事な戦いがあるのにも関わらず最大の功労者である監督の解任を発表する球団の姿勢には多くのファンが納得しないと思います。田尾監督の解任時もそうでしたが、解任にはそれなりのファンが納得する理由が必要であり、またそのタイミングというものがあると思います。これからクライマックスシリーズが始まりますが日本ハムはエースのダルビッシュの体調が思わしくなく、楽天は監督の解任問題、ソフトバンクは大黒柱の松中の不在とどのチームも万全では無く、不安を抱えての戦いとなります。この中でどこが抜け出して日本シリーズに進むのか楽しみにしています。

今年の最終成績

1 日本ハム 144 82 60 2 0.577
2 楽天 144 77 66 1 0.538
3 ソフトバンク 144 74 65 5 0.532
4 西武 144 70 70 4 0.500
5 ロッテ 144 62 77 5 0.446
6 オリックス 144 56 86 2 0.394



パリーグが出来て60年が経過したそうですが、現在のチーム名を6チームが固まった1963年頃のチーム名で今年の結果を表示してみましょう。勿論楽天は近鉄の後継球団ではありませんが、近鉄が消滅して出来た球団ですので楽天の所に入れてみました。年配の方にはこの表示の方がピンと来るという方も多いのかも知れませんね。当時は不人気で球場はガラガラ、テレビの中継もほとんど無くB級リーグという印象でした。

1 東映 144 82 60 2 0.577
2 近鉄 144 77 66 1 0.538
3 南海 144 74 65 5 0.532
4 西鉄 144 70 70 4 0.500
5 大毎 144 62 77 5 0.446
6 阪急 144 56 86 2 0.394




56・日本ハム独走(2009年08月30日)
8月も終りに近づき、リーグ戦も終盤に差し掛かっています。セントラルリーグは大方の予想通り巨人が強く、優勝は間違いないと思います。パシフィックリーグの方は今年は日本ハムが好調です。この三年間の成績は優勝、優勝、三位と抜群の安定感があり、本来であれば今年も優勝候補の一角として挙げられるべきなのでしょうが、開幕時には多くの人は下位の予想を立てていました。当方も同じで理由は貧打と投手陣への不安でした。この数年の好成績は守って勝つ野球の賜物で、最小得点を強力投手陣と固い守りで勝つというものでした。数年前に優勝した時にも打線が弱いと指摘されていましたが、その中から中軸の小笠原、新庄、セギノールが抜け、大物の獲得は無く今年の打線はパリーグでは最低になるのでないかと予想していました。投手陣も先発投手陣、ローテーションがしっかりしていてその上に最後に守護神であるマイケル中村が控えていて守り抜く体制が出来ていました。中村選手が巨人に移籍してこちらも戦力ダウンです。

今年開幕三連戦で楽天に三連敗を喫して心配は現実のものとなっていました。最下位を争うと見られたライバル?である楽天に3タテで負けた事で今年はかなり苦しい戦いになるものと予想していました。開幕三連敗が深刻なのは予定していたローテーションを担う投手が機能しない事を意味しており、今年は上位は無理だと見ていました。頼れる投手はダルビッシュ一人であり、これでは長いシーズンは戦えないと見ていました。打線も長打力があるのは稲葉くらいで貧打線という印象でした。誰が三番、四番を打つのか、相手を威圧するような打線は組めないだろうと見ていました。

現在、8月の終了時点で首位に立ちマジック27として日本ハムは独走しています。数字を見ますと防御率も打率も一番であり、得点は最高、失点は最低で堂々の成績となっています。開幕前には多くの解説者が想像していなかった成績であると思います。特に打線には目を見張るものがあります。現在パリーグの三割打者は11人ですが、その内の5人が日本ハムの選手で、今年はここまで打ち勝っている事がはっきり出ています。梨田監督となりチームの雰囲気がすっかりと変わり「近鉄いてまえ打線」が日本ハムに乗り移ったように見えます。特に新戦力も無い中で打線をここまで活発にしたのはやはり監督の力に負う部分が大きいように思います。小谷野はいわゆる松坂世代の選手ですが、今までは1.5軍的な存在でレギュラーに定着してはいませんでした。特に前半戦の活躍は目覚ましいものがあり、四番に座りチャンスに打ちここまで3割をキープしています。一番の変身は糸井で、投手から転向し今年花咲きました。レフトへ軽く流し打ちでホームランを立て続けに打ちましたが相手投手にとっては仕留めたというようなボールをヒットやホームランにされています。現在の打撃成績は打率2位で首位打者を狙う位置にいます。金子、高橋などのお馴染みのベテランも今年は3割を打っています。投手陣は注目のストッパーには武田久を起用し、宮西そして菊地が中継ぎとしてしっかり役割を果たし、ダルビッシュ以外はそれほど目立った存在がいない先発陣を助けています。梨田監督恐るべしですね。

順位 チーム 試合数 得点 失点 ホームラン 打率 防御率
1 日本ハム 110 66 43 1 0.606 M27 34 546 405 87 0.285 3.54
2 ソフトバンク 114 61 49 4 0.555 5.5 30 480 463 102 0.263 3.72
3 楽天 109 56 52 1 0.519 4 35 423 456 81 0.264 3.92
4 西武 112 53 55 4 0.491 3 32 521 476 123 0.256 3.88
5 オリックス 113 46 66 1 0.411 9 31 453 558 94 0.274 4.62
6 ロッテ 114 45 65 4 0.409 0 30 468 508 100 0.25 4.26

8月末時点



55・好調・楽天(2009年05月02日)
開幕から一か月が経過し、ゴールデンウィークとなりました。パリーグは混戦が続いていますが、首位は楽天で大方の予想では最下位であったのが2位との差が2ゲームで快走しています。田中投手が4連続完投勝利をしている事がかなり大きいのですがそれにしてもここまで14勝9敗という成績は立派であり、春の珍事ではなく今年は相当やりそうです。大方の解説者の予想が最下位であったのは打撃陣に迫力が無く、先発陣はある程度いますが、その後の中継ぎ、抑えが居ない事で全体の戦力としては一番見劣りがするかでしょう。確かにここまでの数字を見ますとホームランはまだ一桁でオリックスの40歳ローズ選手一人よりも少なくチーム打率はそこそこですが、得点が84点とリーグ最低です。防御率はリーグで一番良く、これは岩隈、田中の活躍が寄与しているものと思います。失点が得点を上回っており、数字からしますと他のチームより優っているとは到底思えず、lこれで首位に居るのが不思議な印象です。実際、勝つ時には競り勝ち、負けるときには大敗しています。2-1で勝利した試合が3試合もあり、負けの方は0-15、0-7という大差を付けられて一点も取れない試合もあります。

開幕前は先発陣は岩隈、田中、永井、長谷部、ラズナー、藤原もしくは片山、中継には左の有銘、渡辺、右の朝井、青山、木谷、そして抑えはグウィン、川岸、小山という構想であったと思います。藤原、青山、片山が出遅れ、川岸が開幕早々に怪我で戦列を離脱、ここに来て稼ぎ頭の田中もダウンしてしまいました。それでもここ2試合、長谷部、永井で連勝し、2位とのゲーム差を2としています。田中の代わりに新人の井坂を一軍に上げましたが先発が駒不足となり仕方が無く上げたのでしょう。連戦が続くこれからの戦いに不安が出ています。打線の方では出遅れていた草野が驚異的な成績を残し、渡辺、高須、鉄平、などもハイアべレージを出していますが、中軸を任せられている長打力のある山崎、中村、セギノールはベテランであり調子が出ずホームランも少なくイマイチ迫力不足、そして昨年首位打者となったリックも今年は苦しんでいます。このような状況であれば下位に低迷してもおかしくは無いのですが、接戦を制し負ける時には捨て試合のように大敗する事で乗り切っています。投手コーチに日本ハムを2年連続優勝に導いた佐藤義則さんが居る事が大きく、ここまで日本ハムに大きく勝ち越している事も無関係では無いのかも知れません。確かに戦力的に比較しますとパリーグの中では一番下なのかも知れません、これから暖かくなり連戦が続くと投手力より打線の勝負の試合が増えて来ると思いますが、中軸のベテラン3人が期待通りの活躍を示せるのかがカギになると思います。いずれにしても今年のパリーグはここまで5ゲーム差の中にひしめいており、大混戦で最後にどこが上位に来るのか楽しみです。

- - 試合数 勝数 敗数 勝率 得点 失点 ホームラン 打率 防御率
1 楽天 23 14 9 0 0.609 - 84 87 9 0.272 3.49
2 オリックス 23 12 11 0 0.522 2 106 126 33 0.268 4.96
2 日本ハム 23 12 11 0 0.522 0 130 98 24 0.289 4.02
4 西武 25 12 12 1 0.5 0.5 121 110 28 0.246 3.85
5 ソフトバンク 25 11 13 1 0.458 1 102 110 15 0.255 3.67
6 ロッテ 23 9 14 0 0.391 1.5 100 112 17 0.26 4.83




54・一巡(2009年04月19日)
日曜日の試合で対戦が一巡しました。パリーグに関しては多くの解説者が5,6位と予想した日本ハム、楽天が首位争いをしています。日本ハムは梨田監督が就任して、以前の堅い守りで最小得点を守り抜くというチームから一転して近鉄風「いてまえ打線」のチームに変身してしまいました。優勝した当時と比較しますと当時の主軸である小笠原と新庄、セギノールが抜けてそれを補う補強をしていません。同じ選手が打つようになっているのです。その代表が金子で、目立たない渋い打者という印象で高打率を期待するような選手では無いと思っていましたが、ここまで五割を超すハイアベレージで新いてまえ打線を支えています。投手力は中村が抜けるなど落ちているのですが、打線がカバーして首位に居ます。楽天は期待の新人・藤原、片山、青山そして開幕早々には抑えの川岸と主力の投手が次々に故障し、田中、岩隈頼りになっていますが、この二人が確実に勝利を呼び込み、2位となっています。ただ失点が得点を大きく上回っていることから判るように一度先発が打たれるとそのままゲームにならないという試合があり、前途多難という印象です。ここまでいわゆる団子状態でまだどこが飛び出して来るのか分かりません、下位のチームも少し波に乗ればあっという間に首位に躍り出るように見えます。

試合数 勝率 残り試合 得点 失点 ホームラン 打率 防御率
日本ハム 14 9 5 0 0.643 - 130 94 58 17 0.323 3.83
楽天 14 8 6 0 0.571 1 130 49 66 5 0.263 4.56
西武 15 7 7 1 0.5 1 129 81 71 18 0.26 4.18
オリックス 14 7 7 0 0.5 0 130 73 78 22 0.282 5.12
ソフトバンク 15 6 8 1 0.429 1 129 56 66 5 0.241 3.57
ロッテ 14 5 9 0 0.357 1 130 67 81 14 0.272 5.81


セリーグは予想通り巨人が強さを発揮しています。若い選手も台頭して来ておりこのまま先頭を走り続けて行く可能性もあるように見えます。一番目をひくのはヤクルトの頑張りです。川島など若い選手が活躍して切れ目の無い打線という印象で2位に付けています。横浜は最初に6連敗した時にはこの先どうなるのか心配でしたがそれからよく立ち直りその後はほぼ五分で来ています。不動の4番村田の復帰が待たれますね。

試合数 勝率 残り試合 得点 失点 ホームラン 打率 防御率
巨人 14 9 3 2 0.75 - 130 71 46 19 0.272 3.02
ヤクルト 14 9 5 0 0.643 1 130 65 52 14 0.296 3.73
阪神 14 6 7 1 0.462 2.5 130 67 67 15 0.273 4.36
中日 14 6 8 0 0.429 0.5 130 64 57 21 0.241 3.64
広島 15 6 8 1 0.429 0 129 51 62 10 0.22 3.61
横浜 15 5 10 0 0.333 1.5 129 36 70 4 0.229 4.5




53・関西独立リーグ(2009年04月15日)
今年も新しく独立リーグが発足しました。関西独立リーグというのだそうですが、女子高生を一人加えて上手に宣伝を行いかなり世間に知れ渡るようになりました。これで独立リーグは合計3つで全部で16チームとなりました。企業が費用削減を行い多くの社会人野球のチームが姿を消す中で新しい形の野球の受け皿になっています。今後も各地に同様のチームが出来て来るのでしょうが経営的に大丈夫なのか心配になります。この関西独立リーグもまだ好景気の時期に発足し、その後景気が悪くなり資金集めに苦労しているようです。関西には阪神、オリックスとプロ野球のチームがある場所での独立リーグ、最初は物珍しさ、そして吉田えりさんの人気である程度注目は集めるでしょうがそのような事は長続きはしないと思います。

将来はプロ野球の参加に入り各チームが米国の3A、2A、1Aのような存在になって行くのが良いのかも知れません。根本的な問題として現在のプロ野球の選手、球団が少ないのと閉鎖性に問題があると見ています。2軍以下は現在の独立リーグくらいの待遇にして一気に倍くらいの選手を抱え、今の選手たちはメジャー契約として特別扱いにすれば良いと思います。静岡、新潟・金沢)、岡山、熊本・鹿児島に新チーム4球団を作りプロ野球を16チームにして戦えばもっとファンも増えるのではないかと思います。独立リーグの経営が順調であれば良いのですが、経営的に問題が出て来た時にどのように対処して行くのかプロアマを越えて日本の野球をどのようにして行くのか注目しています。





52・今年の予想(2009年04月14日)
今年は両リーグ同時に開幕し10試合が経過しました。解説者の多くはセリーグに関しては今年も巨人が強いと予想しています。阪神、中日がそれを追い広島、ヤクルト、そして最後に横浜というような予想が一般的です。戦力から言っても大体妥当な予想であると思いますが、このままでは余りにも面白くありません。横浜ファンで横浜に期待したいのですが、投手力が劣っており、ここまで10試合を見ていると貧打で投打共に戦力不足で3勝7敗と早くも最下位に低迷しています。先発陣で勝星がある程度計算出来るのが三浦と寺原だけでは少々苦しく上位を狙うのは来年以降というのが本音です。今年期待しているのが広島です。投手では前田、篠田辺りが活躍しており先発の頭数が揃っており、連敗を喫する事は余り無いと思います。打線は栗原がどの程度4番らしさを発揮出来るのかは不透明ですが、天谷、赤松辺りがかき回せば広い新球場では面白いかも知れません。中日のように卒のない野球をやるチームよりも楽しく攻撃的な広島に期待しています。

パリーグは多くの予想が西武、オリックス、ロッテ、ソフトバンク、日本ハムがそれに続き、最下位が楽天という予想が多かったように思います。オリックスが優勝するという解説者も居ましたが、長打力の在る外人を4人並べた打線は相当の破壊力があり、投手陣も先発陣が金子、小松、山本、近藤、平野、岸田と6人居ますので一番安定していると言えます。去年優勝の西武は投手力に若干の不安がありますが、そこは昨年のチャンピオン、多分上手に戦力を立て直して来る事でしょう。ただし、昨年優勝した事によって他のチームからのマークがきつくなり、昨年のようには抜け出せないと見ています。ロッテはバレンタイン監督が今年で退任するという事で余り勝てないのではないかと予想しています。開幕直前に久保をトレードで出してしまいましたが、先発陣が不足するのではないかと不安になります。攻撃陣は井口の加入は大きいですが、西岡、今江、福浦辺りが活躍しないと苦しいと思います。日本ハムは梨田さんが監督になり、近鉄風の「イテマエ」チームに変身していますが、連続優勝した時と比較して投手力がかなり低下しているように見えます。ソフトバンクは昨年の最下位の後遺症がまだあると思います。秋山さんが監督になっての一年目で、今年は我慢の野球が続くと見ています。楽天は10試合で首位に居ますが、岩隈・田中を中心として先発投手の粒が揃っており中村、セギノールを中心とする打線も良いので意外に上位に行くかも知れません。

最終的な順位はセリーグは巨人、広島、阪神、中日、ヤクルト、横浜の順、パリーグはオリックス、西武、楽天、日本ハム、ソフトバンク、ロッテとなると予想します。



51・巨人(2009年04月01日)
今年のプロ野球の開幕まで残すところ数日となりテレビなどでは順位予想が行われており、セリーグは圧倒的に巨人が強いという予想になっています。WBCとオリンピックで真剣勝負の国際試合が行われるようになり、巨人が日本を代表するチームという意識から日本代表が人気となり価値を持つようになっています。最近は人気の面でも阪神に押されており全国どこに行っても半数以上は巨人ファン、巨人の試合はどこで開催しても人気があり球場が満員になるというような無くなりつつあります。以前は巨人の試合は地上波でほとんど中継されていましたが最近では人気が低迷しています。巨人は人気の低迷は弱い事にあると考え、王長島時代の九連覇を再現しようと他のチームの主力打者をかき集め、最近は高額の外人選手をかき集めています。今年のメンバーを見ますとラミレスが外人枠から外れるという事でラミレス以外に4人登録が出来るそうです。打者でもう一人元大リーガーの内野手を獲得し、投手では日本ハムから抑えのマイケル中村を取りました。中村選手は小さい時に日本を出ており、ほとんど日本語が出来ませんが、国籍は日本人ですが実質は外国人に近いものがあります。外人だらけそして移籍して来た選手ばかりのチームとなり、これで本当に人気が出るのか疑問になります。WBCの監督は巨人の原監督、そして28人の日本代表の中で巨人からは内海、 山口、小笠原、亀井、阿部と5人も選ばれています。他の選手のレベルから考えますと小笠原、阿部くらいは選ばれても納得しますが残りの3人は巨人の中から無理して選んだ選手という印象です。読売が巨人の人気を高める為の策略とも考えられますし、巨人を見限って読売は日本代表の方に力を入れて行くのかも知れませんね。

今年はクリーンアップに3人外国人選手を並べる事も出来ますがこのようなチーム構成にしてファンが付いて来るのか疑問に思っています。アンチ巨人では無いのでどうでも良いのかも知れませんが巨人が人気チームでないとプロ野球全体の人気に影響するのではないかと心配になります。以前はドラフトでパリーグのチームから指名を受けると拒否する選手も多かったのですが、最近はむしろ喜んでおり日本人の新人選手を育てられない腐らせてしまう巨人から指名を受けると戸惑う選手が多くなったように見えます。何が何でも「巨人」というのhが過去の事で現在はそれぞれの地方に球団があり、地元密着型になっています。また独立リーグなる新しいプロ野球も誕生し野球の地図は大きく変わって来ています。試合もパリーグの方が面白いのではないかと思える昨今です。

巨人が本当に人気を回復するには首都圏の地方球団に徹する事、外から選手を買う事ばかり考えるのでは無く、自分のチームで選手を育てるようにし、ある程度育った選手は我慢して使うくらいの覚悟が必要であると思います。外国人を並べて勝っても昔からの巨人ファンの皆さんは余り喜ばないと思います。昔の事になりますが、他の球団が外国人選手を導入しても巨人だけは頑なに拒んでいた時代があります。日本人だけで戦っても十分に強いのだと、自分達は品格のあるチームなのだとおいう誇りが感じられました。選手たちには巨人軍のユニフォームは特別なものであり、特別なチームの一員としての喜びがあったように思います。巨額の資金を投じて外人と他のチームの主力選手を買い漁っていますとチームとしての品位というのは失われてしまうのではないかと危惧します。例えそれで勝利しても人気の低落傾向に歯止めを掛けるのは難しいと思います。金を投じても人気が出ないとなりますと商売気の強い読売は巨人をサッカーのヴェルディのように売り払うかも知れませんね、巨人が読売以外の会社に売却され本来の巨人魂を呼び起こした方が球界には良いのかも知れませんね。



50・ワールド・ベースボール・クラッシクで優勝(2009年03月25日)
ワールド・ベースボール・クラッシックが開催され日本が二連覇を達成しました。何故日本が連覇出来たのか、そして韓国が強かったのか不思議に思う方も多いと思います。誰もがこのような大会を開催した場合には実力的には同じ条件で戦えば多くの大リーガーを有する米国が圧勝すると想像するはずです。第一回大会の前には米国が圧倒的に勝利するだろうとの予想が多く、大会を開催する狙いは大リーグの世界制覇にあるとさえ見られていました。実際にはほとんど大リーガーを有しない日本と全く居ないキューバとの決勝戦となり日本が勝ち米国の面目は丸つぶれとなりました。準備不足だ、選手の所属するチームの横やりが多かった、選手自体のエゴも多かったなど色々と言われていますが、決勝までも行けず敗退してしまい、「これからどう立て直し次回に臨むのか」という意見が結構出ていました。しかしながら今回はコールド負けで惨敗する場面もあり、何とか準決勝まで駒を進めましたが日本に完敗しました。試合前の雰囲気から日本の方が勝ちそうで余裕さえ感じられました。昔の日本からみますと考えられない事です。以前日本にはシーズンが終わると毎年米国の大リーグのチームが観光を兼ねて親善試合を行う為に日本に来ていました。各地で試合を行いましたが、両者の実力の差は歴然たるものがあり、日本野球のレベルの低さを思ったものです。その後王と長嶋の全盛時代に巨人が連覇をしていましたが、その秘訣というのがドジャーズ戦法の導入というでした。9連覇という偉業を達成出来たのは当時の米国の最新の組織野球を逸早く取り入れた事にあるという訳です。

それでは今大会での日韓の活躍、そして米国代表など米州の野球の不振はどこに理由があったのでしょう。それはこの大会に対する各国民の意識、その位置付けにあったように思います。日本と韓国は元々世界の中でもオリンピックが大好きでナショナルチームの活躍に一喜一憂していましたが、このような大会への意識の一番の転機はサッカーワールドカップの開催にあったように思います。両国の共同開催を通じて世界の強豪チームが集まりナショナルチーム同士の戦いが繰り広げられた事でそれまでのオリンピック中心のスポーツ観であったのがプロまで含めた最高レベルでの国の名誉を掛けた真剣勝負の面白さを知ってしまいました。この体験が両国民に浸透している所に3年前にワールドベースボールクラッシクが始まり両国の人達はこの新しい大会はワールドカップの野球版と理解したのです。サッカーのワールドカップに全く興味の無い自国で開催されるプロスポーツのみに関心を持っている米国民は勿論、カリブの人達もほとんどサッカーのワールドカップを真剣に楽しんだ経験が無いのでこの野球の世界大会が行われても位置付けがよく理解出来ない状況にあるのだと思います。オランダが大方の予想を覆して決勝トーナメントに進みましたが、オランダはサッカーワールドカップの常連国ですので日韓の人達と同じ考えでこの大会に臨みその結果が決勝トーナメントへの進出であったと思います。またサッカーに関して日本がワールドカップに連続して出場出来るようになったのはワールドカップという大会の価値と意義を国民がしっかりと理解出来るようになったからであると思っています。

日本チームの野手を眺めてみますと大リーグ所属と日本のプロ野球所属の選手が半々です。中軸は日本のプロ野球に所属している選手が主体で大リーグの選手は脇を固めているという感じでした。要するに混成チームの中で同じようなレベルである事が分かりました。韓国の選手はほとんど全員が韓国のリーグに所属している選手です。今回の大会を通じて決して大リーグが突出した存在では無い事がばれてしまいました。ワールドシリーズを自称して自国リーグの優勝チームを世界チャンピオンとして来た大リーグで今までは実力の差は歴然としていると考えられrて大きなクレームの声にはなってはいませんでしたがこれからは野球の世界化そしてナショナルチームの対戦が増えて来ると想像します。また、米国やカリブで行われるているベースボールと日韓などアジアでやっている野球とは同じルールの別のスポーツであるという意見を聞いた事があります。力強さだけでは無く緻密さとスピードを重視するアジアの野球がベースボールを変えて行くのかも知れませんね。米国は2回とも決勝にさえ出る事が出来ず面目丸潰れです。サッカーのワールドカップが始まった時にイングランドやスコットランド等の英国のチームは参加しませんでした。英国のチームと他の国のチームではレベルが違い過ぎるので相手にするの馬鹿馬鹿しい、当然英国で一番強いチームが世界一だと思っていたからです。その後ようやく世界の新しい潮流に気が付き参加するようになりましたが、思う程は勝つ事が出来ずサッカーのお家元であるイングランドが優勝したのはたったの一回だけです。米国が勝利に向けて選手を選び練習をして仕上げてくれば多分ダントツに強いチームになると思います。第三回大会で米国が本気で勝ちに来るのか注目しています。




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