はしる!パークトレイン

イングランドの丘(兵庫県県三原町)

トヨタIMTS(2008年1月廃線)

フロントガイドとヘッドライトとフロントセンシング部

上の写真を見て。
なんともいかついフロントマスクを見て、「ああ、これはモーターショウなんかで展示されてるモックアップでしょ」と思った方。実はこの乗り物、バスなんです。しかも無人で隊列走行できる未来の乗り物IMTS。そんなバス2005年の愛知万博よりも前にすでに実用化されているというではあ〜りませんか。
 そりゃあ見に行かないとならんでしょ、そんなわけで淡路島へとお出かけするのでした。

訪問日:2004年7月
交通アクセス
はっきり言って、車以外で到着するのって大変なんですよねぇ。
JR山陽本線 舞子駅からJR高速舞子バス停に移動し、そこから淡路島の洲本高速バスセンターまで約1時間。
 そこで今度は淡路交通の福良行き路線バスで30分。「ファームパーク」バス停を降りてすぐです。明石からフェリーを使う手もあるのですが淡路島に渡ってバスをまた乗り継がないといけないんですよねえ。
 なりより問題なのは、このバス停に止まるバスが少なすぎなんです。そういう場合、「東養宜 」バス停を使いましょう。10分くらい歩けば国道28号線沿いにあります。
 ところで東京から徳島方向に深夜高速バスあるんですよねえ。これ使えば安く淡路島に着けるのですが、到着時間は朝6時くらいになります…。

また自家用車で明石大橋を渡る場合、中国縦貫道に行くよりは阪神高速を使った方がいいかなあと思います。橋を渡るのに山に向かってさらにはトンネルを抜けるのがちょっと不思議な感じですね。
プロフィール
きたよ〜、淡路島。
 なんかすんげーいい天気。ということで淡路サービスエリアから明石大橋をパチリ。
 ここから車で5分くらいには淡路夢舞台の会場があります。ゴーデンウィークなんかにはイベントが開催され多くの人が訪れます。なおイベントの規模によってはロードトレインも運行されます。
 なお、淡路サービスエリアから路線バスを目指すなら田ノ浦バス停です。縦貫線経由でファームパーク方面に行くことができます。
というわけで淡路ファームパークに到着。グリーンヒル駅は入場口から左側に歩いて2分くらいです。

え〜地味ですが、IMTSの紹介看板です。看板のとおり乗車料は無料です。
イングランドエリアに当日運行を外れていた1号車が停車していましたのでじっくり観察することができました。
 すかさず撮影タ〜イム(僕だけ)。するとなんということでしょう。あまりに天気がよすぎて、ヘボいデジカメではすっかり色飛びしているではありませんか(トホホ)。ということで画質が悪くてすんません。サイドビューからは普通の日野リエッセですね。
しかしよく見ると屋根にコントロールセンターおよび連携車両と通信するアンテナが設置されています。
バックバンパーの黒い部分はやはりセンサーが埋め込まれて、後続車輌との距離判断を行っているようですね。手前にはやはりガイドローラーが装備されています。
は〜い。グリーンヒル駅のループを回ってイングランド駅に向かうIMTS。
 これ撮影するために1本やり過ごしました。

 この日は土曜日でしたが4〜5分ヘッドで次の便がやってきました。普通は2両編成運行となっております。
イングランド駅です。

 グリーンヒル駅は新交通システムのようなガラス張りの締め切り駅舎となっていますが(あ、写真撮り忘れた。アホすぎる)、こちらは路面電車の電停のようなデザインですね。





はい、見かけは電停のようでもちゃんとホームドアとなってます。
 前後に2個所あり、同時に2台のIMTSが発着できるようになってるんですねえ。
イングランド駅に到着のIMTSをパチリ。
 いやあ、カーブなんかも実にスムーズに走るものです。
 イングランド駅とグリーンヒル駅の間をだいたい平均時速30km/hで自動運転。

 隊列走行の際は写真のように6〜8メートルの間隔をあけていました。
これは前のIMTSを覗きこんだわけではなく、乗り場のがらす越しに停車中のガイドローラーとガイドの隙間がどんなものか撮影したものです。
 くっつきそうでくっついてない、そんな絶妙の隙間。
 はっきり言って車のすり抜けが苦手な僕には、こんな機能を自家用車につけてもらいたいですねえ。

ところでこの日は1号車がお休みのため、3号車は単独。4号車と2号車は隊列運転となっていました。


停車中のIMTSはこんなにも接近して停車します。

前後の隙間は約2メートルといったところでしょうか。上で書いたとおり、左右のスペースでよくみるとコースの隙間は左右とも10センチくらいしかありません。

う〜ん、さすがはトヨタの技術力といいますか。
前述のお休み中の1号車。

 フロントホイールになんかゴツい金具がついてるのは、かつてIMTSが有人運転されて、無人運転テストを行っていた頃にガイドローラーが取り付けられていた名残です。

 ところで、IMTSのフロントウインカーって窓ガラスの上なんですが(推定)、これではやっぱり一般走行の許可はおりないですよね?
走行中の運転席の様子を撮影しました。
ちなみに運転手はぬいぐるみのコアラくんです(後ろ頭で何ですが)

 「え?IMTSってF1みたいはハンドルで1:1のギヤ比なの(写真左下)」と思われるでしょうが、このハンドルは普通のくるまと同様にクルクルと回ります。
 ちなみに停車中の1号車は有人運転でコースの外にでるため普通のハンドルが装着されていました(写真右下)。

意外なところで未来を体験したので、メインのユメハッチ号とご対面しましょうか。
(つづく)