数年前から私が実践している弦高測定の方法を紹介します.
某MLの仲間にも試して貰っていますが、なかなか具合がよろしい.
まず、ありあわせのものでちょっとした道具を作ります.
材料:古いテレカなど。 用意する道具:定規、錐など先の尖った
もの(テレカを引っ掻いて、印をつける。)、水性マーカー
作り方

- 1. テレカの裏側(絵柄の無いほう)を用いる。上の図の
ように、長い方の辺に沿って6cmの長さをはかり、両端に錐などで
印a, b をつける。それを3等分して2cmごとに印をつける。
- 2. この6cmの線分の一方の端 b から、直角に3mmの線 b, c
をひく。この端cとaを結ぶ直線をひく。これで上のようにテレカの
へりを辺とする直角三角形 abc ができる。
- 3. ab上の2cmの位置から、ac上に向かって、直角に線を
ひく。この線はab上から1cm刻みにひいてもよい。
- 4. 引っ掻いてつけた印に水性マーカーなどを擦り込み、読みやすく
する。
使用方法

- 上の図のように、測定したい弦の測定位置のフレット付近
で、指板に先程三角形を描いた辺を押し付ける。このときテレカと
指板が直角になるようにすること。(勿論指板は曲面の場合もある
ので、厳密には「弦の真下で指板に接する平面に直角」である。)
- テレカの位置を左右に動かし、斜線acと弦の下の端の線が
測定位置のフレットの真上で交差するようにする。このときフレッ
トの頂上とaの距離を目測ではかる。(1cm または2cm刻みで印がし
てある筈なので、2mm程度の誤差で読めるだろう。)この距離の
1/20が弦高となる。
たとえばa点からフレットの頂上までが3.8cmなら、弦高は1.9mmで
ある。4cmなら丁度2mmになる。
このとき必ず、弦の下端の正面から見て計ること.目の位置が怪しいと、
精度が怪しくなる.(弦と指板の間から向こう
が見えるように心がけるとよい.)
この方法は、各自自由に使っていただいてかまいませんが、もし何処かに転
載される際は、mura@po.harenet.or.jp まで御一報下さい.
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Copyright 1996 Masaki Murakami