| 店主ひま語り |
「最初は和風のページにしようと思って、思い浮かんだのが「風流な遊び」とか「天地自然の美しい景色」(広辞苑)って意味の「花鳥風月」。 でもありがちで面白くないから花のくさかんむり取って「化鳥」にしちゃえ、って。 で、後で気付いたんだけど「化鳥」ってバケモノの鳥ことだよねー。 辞書引いたら「化鳥風」(江戸中期に垢抜けしないある方々の俳風のことを比喩した言い方)ってのもあったし。垢抜けしない月?うーん、案外合ってるかもね(笑)」 ■INDEX SHADOW HEARTS KINGDAM HEARTS Final Fantasy8 エリーのアトリエ〜ザーグブルグの錬金術師〜 プリンセスメーカー夢見る妖精 真・女神転生デビルサマナー 真・女神転生ソウルハッカーズ サクラ大戦 「最近ハマッたのはSHADOW HEARTS。うさんくさいRPGだとおもってたら、グラフィックも素敵だしBGMもすごくいい。 友達が貸してくれたからさっそくやってみたわけ。ジャッジメントリングっていう目押しが戦闘でも買い物でも出てくるんだけど、私コレが苦手でねー。 でもおかげで最後までワンパターン化せずできて面白かったよ。やりこみ度もそうマニアックじゃないし、ある程度やって征服したって満足感はあったね。 第一次世界大戦勃発一年前っていう設定だったんだけど、オカルトっぽい演出と笑えるセリフ・設定でめちゃくちゃ好みに合ってたよ。モンスターを、既存の説を取り入れつつもゲームにあわせた使い方をしてたのがいいね。」 「KINGDAM HEARTSもよかったねー。 王道RPGといえばスクエアのFF(ファイナルファンタジー)シリーズだけど、その登場人物を使ったFF外作品て、どうよ。スコール見たさにやり始めたんだけどさ、360度縦横無尽に動き回れる開放感と、敵をぽこぽこやるのが面白くってもうくせになったよ。攻撃コンボとかただマルボタン押してるだけでいいもんね。 しかも、グラフィックがいいんだ!ディズニーの世界観を踏襲してるわけだから、そのイメージも取り入れつつ、ゲームで動き回れる世界として細かいところまで作られててよかったね。モンスターもかわいくて、やっつけるのもったいなかったもんな。 音楽もよかった!オリジナルのトラヴァースタウンなんか、すごい落ち着く。 しつこいけど、ストーリーもなんちゅうか単純で、世界の崩壊を防げー、ヒロインと友達返せー、それー、って具合に単純GOGO!で深く悩まなくってよかったから、クリアした時の感動も大きかったさ。矛盾してる?いや、大きく単純なテーマだから、逆にその印象がガツンと伝わるんだ。子供っぽい?それがいいんじゃないか。エンディングの「光」には鳥肌が立ったよ。 アイテムや魔法、モーグリなんかはFF要素が強くてFFファンを取り込もうって意気込み丸出しなんだけど、好きなら一回はやってみてほしいね。」 「思い入れの強いのはFinal Fantasy8なんだ。 一度目にクリアした時は魔女だの騎士だの考えずに「なんだこのラブラブしやがってコンチクショー」ってやってたんだけど、数年後にやったら主人公もカッコイイし、一歩引いて見れておお青春だなあ!スコール悩んでてええやん!もろ好みやー!って、リノアとのラブラブも気にならなくなった。むしろどんどん仲良くなってくれ!って具合で。 FF定番の隠しダンジョンやフュージョンモンスター?もゲットして。いつまでもやってられる作品だね、ありゃ。」 「シミュレーション好きなんだけどね、特におすすめなのはエリーのアトリエ〜ザーグブルグの錬金術師〜。マリーのアトリエの続編なんだけど、アイテム集めて作る!ってだけなのにすごい楽しい。ほどよい具合にイベントが発生するし、新しいアイテムが作れた時、レベルの高いものを作れた時、達成感みたいなのがあるからかな?してやったり!みたいな。何に対してだよ・・・(笑) 余談だけど、アトリエシリーズのヴィオラートのアトリエはあんまりおすすめできない(汗)アイテム腐るし、基本がお店だから管理がめんどくさい。やたらに期間長いわりにイベントもあんまり起こんないし、途中で飽きた。音や絵とかいいとこもあるんだけどね・・・。」 「育てゲーにはまった原因といえば、プリンセスメーカー夢見る妖精。1フェーズごと決められたお稽古やアルバイトを実行させて(実行時のグラフィックは二次元的で変わりばえがなくいまいちだが・・・ただしバカンス時のイラストは美しいよ!)パラメーターをあげて、なるものになると。これもしてやったり感があるから楽しいのかね。 エンディング、王の側室や女王様までいったのに、なぜかプリンセスになれなくて悩んだよ。条件があったのね。プリンセス姿を見たときはうれしかった!」 ![]() ![]() 「語らずに置けないのが真・女神転生シリーズ。まずはきっかけの真・女神転生デビルサマナー。 このゲーム、ハードはセガサターンなんだけど、致死率も高いしダンジョンもめんどくさくて、難易度は高かった。でも神話や伝説に出てくる神や悪魔を使役して戦う、しかも会話で仲間にして、合体したりできるシステムがおもしろかった! ストーリーも古代神話の呪術とか神降ろしとか、ブラックでオカルトで、大人の味がしたね。いまだにあの横浜っぽい舞台の町とか登場人物の残した憧れ(スーツ、ガンプ、召喚・・・)がぬけてない。人に好かれようとして作ってるんじゃなくて、マニアに、好きな人に楽しんでもらおうとしてる姿勢が好きさ。」 ![]() 「真・女神転生ソウルハッカーズは待ってました!って感じだったさ!前作(いっこ上の)システムやアクマを引き継ぎながら、パラダイムXという擬似ネット空間に入るとか、時代の流れに合った内容だった。テクノ・サイバーな雰囲気。忘れちゃならないけど、音楽も地味にいいし、今やっても新鮮。出てくるキャラが、通行人から店員まで一癖あるのも忘れがたい。 相変わらずダンジョンは長くて難易度も高いけど、今回はいつでもセーブできるようになった。それにアクマの「忠誠度」がさりげなくうれしかった。瀕死状態の時にかばってくれたりとかね。 ハイティーンが主人公だから、キャラとの相性診断みたいな遊び要素も入ってるけど、渋みの効いたストーリーはかなりイイよ。ハードボイルド路線はそのまんまですよアトラスさん!」 「サクラ大戦はいまだにやっちゃう。プレステ版にリメイクされて画像が新しくなったてのもあるけど、やっぱり恋愛アドベンチャーと戦闘シミュレーション、両方楽しめるのが面白い。 なによりキャラクターの性格に深みがあって魅力的!女から見ても心情がわかる。ここに入れ込んでるんだろうな。声優の力量も大きいよね。 選択LIPSがあるおかげでやらされ感も少ないと思う。いまでも優秀ゲームだと思うね。激!帝国歌劇団のテーマはもちろん歌います!」 ▲もどる |
A Joel Schumacher Film Andrew Lloyd Webber's The PHAMTOM of the OPERA 以下、白文字の部分はネタバレを含みますのでOKな方のみどぞ。 文字を反転させてお読みください。 ↓ ■私と怪人■ 主題を知ったのは「金田一少年の事件簿」第一巻か。 怪人からの予告状?に「地獄の業火に焼かれながら それでも・・・に憧れる」といった文が印象的だった。 これは舞台のセリフで怪人が「地獄の炎に焼かれたようなこの顔!」といったのを模倣していたのだろうか。 実際に舞台で観たのは、ロンドンのハーマジェスティック劇場だった。 赤を基調にした座席、金の装飾がされた柱、豪華で、オペラ座の怪人のために作られたような劇場内装。 舞台なのに幾重にも奥行きがあり、上部から隅々まで舞台となる。 オペラ座の地下へ歩いていくシーンは、舞台上部に現れた足場(大道具スタッフが使うと思われたのに、意外)を下っていき、劇場内だけにリアリティがあった。 なによりも船が進むにつれてスモークの中から、下から現れてくる燭台は本当に水路を船が進んでいるようで、幻想的でいまでも忘れられない。 映画でもその感動は味わえると思う。 舞台のすばらしいところは生の演奏と歌声である。 地下で、怪人に「SING!」とかけあわれつつ何オクターブも声域を上げてゆくクリスティーヌの歌声は劇場内に響いた。 その後、原作の小説、ガストン・ルルーの本を読んでストーリーを把握した。 こちらの怪人は古典の作品であるので、狂った部分、知識に溺れた面も強かった。 ■MUSIC■ 幾重にも重なるメインテーマが、何度も繰り返されるにもかかわらず物語を引き立てている。 「マスカレード」は舞台の方がインパクトはあったが、映画はよりゴージャスに長くなっているのではないだろうか。 猿のオルゴールのひみつ・・・マスカレードのオルゴール版は、怪人の地下室に置かれていたもの。怪人はそれを聞いて心を慰めていたのだろう。しかも、自分で作ったものではないかと思われる。そこがまた悲しい。 怪人はオペラ座に曲を提供していたようなので、ラストで怪人が涙ながらに歌い、彼の気持ちを表していた曲だと気付かされてから、もう涙が止まらなかった。 スタッフロールで流れる最後の曲は、少々新しい要素だったのでおどろいた。 邦画では映画のテーマに気持ちが重なるような歌詞の曲をエンディングに使うことが多いが、オペラ座の怪人では、個人的には舞台のようにメインテーマの演奏で締めくくってほしかったのだが。 ■シャンデリア■ 有名な宝石店・スワロフスキーが提供したという豪華なシャンデリア。 映画ではそれが落ちてくるシーンが最高の見せ場と言うにふさわしく、恐怖感と美しさの倒錯した感動が味わえる。 怪人がロープを断ち切って、炎に飲まれるかのごとく地下へと落ちていく直後だけに、ドキドキしっぱなしである。 ■怪人の愛■ あんなに愛しているのに。 大切にしてきたクリスティーヌを我が物にしたいという怪人の願いは、歪んだものだったのだろうか? 彼女に惹かれ、憧れた怪人。 その気持ちがもっとも強くなったのはオペラ座の屋上?でクリスティーヌとラウルが歌う「ALL I ASK OF YOU」のシーン。 舞台では怪人が遠くから二人を見ているといった感じに天上から天使の台に乗って(この台が劇場の飾りだと思っていたので良い演出効果だったか。)現れ、苦悩する。 しかし映画ではそれがさらに自然に、物陰から二人を覗いていた怪人がオペラ座の柱の飾り、おそらく天子の羽根の部分に駆け上がり、叫ぶ。「この日を呪うであろう」と。 怪人の愛は歪んでいたが、芸術の天才に愛されたクリスティーヌが彼に惹かれていたのは間違いない。 だからこそ、最後のシーンで彼に正直な気持ちを告げ、キスをするシーンがまるで別れのように悲しく、怪人の心を打ったのではないだろうか。 クリスの死後、墓に供えられていた黒いリボンが結ばれた一輪のバラ。 怪人はクリスとラウルが去った後も、ずっと想い続けていたのだろう。 あるいは、彼はクリスとの別れの後、彼の牢獄だったオペラ座から放たれ、外へ出ることができたのかもしれない。 クリスにとっても怪人は魂で繋がっていたのだから、忘れなかったことだと思う。 それとも、怪人のためを思って忘れたのだろうか・・・。 ■オペラ座の怪人■ メインテーマの歌詞にもある、 "the PHAMTOM of the OPERA is there... inside my (your) heart" ・・オペラ座の怪人は私の(あなたの)心の中に。 そう、クリスティーヌにとっても怪人にとっても、オペラ座の怪人は心の中にいたものであった。 怪人にしてみれば、クリスを導く音楽の天使として、理想の姿だった。 クリスにとって怪人は、小さな時から父親のように優しく導いてくれた、姿の見えない存在として。 オペラ座の怪人とは、同じように観た人の心の中それぞれに存在するのであろう。 ■怪人ジェラルド・バトラー■ 今回怪人を演じたジェラルドは、その感情表現豊かで張りのある歌声もさることながら、んもう顔が!お顔がかっこよかったです!!! マスクと逆の顔側面が、見たとたん惚れます。どうしてマスクを外した時は髪まで乱れているのかは謎だけれど、やはりマスクがあるときとないときのギャップが激しいほど美しいのでしょう。 ■おすすめ!!! もうゼヒ一度は観ないと損です。 これだけの芸術をたったの千円といくらで観られていいのだろうか?と。 舞台とはまた違う、ストーリーや演出の感動があるので、くらべて舞台も観てみてください。日本公演が東京あたりなら観られるんじゃないかな? 音楽も舞台監督兼作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェーバーがいくつか映画のために書き起しているので、ぜひぜひサントラを聞いてみてください。 ▲もどる |