12月から2月までを設定してます



一年の中で最も厳しい(釣れない)時期、場所選びには苦労します。間違いなく釣れる!といった場所がないので、実績の高い釣り場や、魚影の濃い場所に行くことが多くなるのもこの時期です。以外に見落としている釣り場もあるけどね。一応ここでは12月〜2月の3ヶ月間を冬の釣りと設定してます。そんな釣り場選びを、独断と偏見で自分なりにまとめてみました。

さて、何処に行こうかと考えた時、はて?何処がいいかな?で、早速過去のデータを調べて、野池?クリーク?川?となり、一枚でも釣りたいが為に安全策をとる事になります。そこで、実績の高い場所、魚影の濃い場所を選択してます。

野池では、
甘木公園の池工業団地の池池田池など魚影の濃い場所、川では、筑後川のBS裏テニスコート下小森野橋下など実績の高い場所を中心に考えます。また、宝満川も結構いい釣りが出来ます。
クリークは、釣友の情報があれば出掛けて行きますが、情報なしで出掛ける冒険はあまりしません。しかし、当たれば結構いい釣りが出来るので無視できません。で、ここでクリークの場所選びのポイントをいくつか書きますと、堀幅が広く、長いクリーク(大場所)よりも、堀幅が狭く、短いクリーク(小場所)を選びます。

堀幅は10〜15mくらい、長さは20〜30mくらいのこじんまりとしたクリークで、水位が高く、モジリが多い場所を選んでます。こういう小場所は、大場所の周辺にはたくさんあり、盛期に実績のある大場所周辺の小場所は、意外に釣れたりします。しかし小場所は当たり外れが多いのも事実です。当たれば天国、外せば地獄です。

ここなら絶対釣れる!という場所がないだけに、多少冒険もしないといけないですが、寒い一日を快適に過ごす為にも納得のいく釣り場選びをしてください。





場所が決まったら早速釣り座(ポイント)を構えて、いざ勝負!っていきたいところですが、チョイマッチ!小さくてもそこそこ広い釣り場、簡単にポイントを決めていいのかな?その日の天候や風向き等考えてからでも遅くないよ!ということで、ポイント選びについて書いてみます。

ポイント選びの一番の決め手になるのは、なんといってもモジリです。モジリが頻繁に出ている場所に釣り座を構えます。しかし、この時期は営業モジリも多く、釣り座を構えた途端に、モジリが無くなる事もあるので、そんな時は、ご・め・ん・な・さ・い!

でも、やはりモジリも無いような場所に釣り座を構える勇気は、アタシにはありません。まずは、モジリを信じてポイントを決めましょう。

その他、ウキが見やすくなるべく風が当たらない所など、釣りやすいポイントを選びます。
川の場合は釣り座を構えられるテトラが限られるので、安心して乗れるテトラを選んで下さい。無理をして落ちないようにして下さい。水遊びをする時期ではありませんから。
その日の状態を考慮して、慎重にポイント選びをして下さい。





厳寒期の仕掛けは、細いにこしたことはないのですが、扱えないような細さでは困ります。基本的には、野池やクリークでは
道糸0.8号・ハリス0.4号を使います。人によっては道糸0.6号・ハリス0.3号を使うようですが、釣果に大差ないように思います。自身の技量に合った仕掛けで良いと思います。

竿の長さは、11尺を中心に、モジリが沖目なら12〜13尺程度あれば十分でしょう。
ハリスは長めにします。アタシの基準は、
上ハリス24cm・下ハリス32cmです。ハリは上下4〜5号を中心にしてます。
あくまでも基準ですので、その日の状況でハリスの長さやハリの大きさは変えます。


川の場合は、
道糸1.0〜1.2号・ハリス0.4〜0.5号を使います。底釣り中心で流れもあり根掛かりが多いためです。根掛かりしてウキごと無くした経験がありますから、細い仕掛けは使いません。
竿の長さは、12尺〜18尺位を水深に応じて使い分けます。底が見えるほど浅い所もあれば、15尺でも底の取れないところもあります。たくさん通って覚えるしかありません。

仕掛けに関しては、最初のうちはあまり神経質にならなくても良いと思います。細い仕掛けでトラブルよりも、安心して使える太さの仕掛けを使った方が釣りに集中できると思います。

野池やクリークでは、晩秋から初冬にかけては宙釣りをメインに、川は底釣り中心です。本格的に寒くなると、底釣りが基本になります。
その日の状況で、底を釣るか、宙を釣るかは判断して下さい。





クリークや川・野池では、マッシュ系のバラケに、喰わせはグルテンやオカユ練りを使ったセット釣りが基本になります。寄りが良くアタリが頻繁に出るようなら、両グルテンにしてみても面白いでしょう。
甘木公園工業団地の池では、フ系統のバラケにクワセはウドン(感嘆や力玉など)も有効なので試して下さい。



 竿…10尺〜18尺 (ポイントで使い分ける)
 仕掛け…道糸 0.8号 ハリス 0.4号 上 20cm 下 32cm (段差12p)
       ハリ 上下 コム5号
       ウキ 全長20cm〜25cm パイプトップ もしくは
           全長25cm〜30cm ムクトップ

 エ サ…バラケ フレークマッシュ 2  尺上 1  軽フ 3  水 3.5
       クワセ α21 1 水 1.5 もしくは グル魂 1 水 1 / オカユ練りもしくは感嘆やウドン
     
釣り方

ウキを竿一本にセットし、できた基エサを一握り小分けして、トップの目盛りが一目盛り残してなじむように練りこみます。このエサでサワリが出るまで打ち返します。この時、なじむスピードやなじんでからトップが上がる時間をしっかり記憶します。ナジミ幅が少なくなったり、トップの上がりが早くなったりしたら、何かが寄ってきた証拠です。そういう状況に変化したら、その何かを特定する為に、下バリにグルテンをつけて様子をみます。 何らかの喰いアタリが出るはずです、それがジャミかマブナかヘラかは運次第!この時期の喰いアタリは小さくてもハッキリでます。そんなアタリに絞って釣っていきます。

サワリも無く何の変化もないようなら、狙うタナを下げていきます。上から下までタナを探って、ウキに変化が現れるようになるまでエサ打ちを繰り返していきます。

アタリを取る位置は、上バリがナジミ切り下バリがナジミ切った直後に出るアタリから、上バリのバラケがバラケ切る間に出るアタリを取っていきます。オチコミでよくアタリがでて釣れるようなら、タナを浅くしてみるのも良いと思います。セット釣りの場合、アタリが出るか出ないかはバラケ次第です。バラケをコントロールしながら、喰いあたりを出していきます。
また、サワリはあるものの喰いアタリがでない(この状態がこの時期は多い)ときは、ハリス段差を拡げます。ウキのナジミ途中にサワリがあり、ナジミ切ったあと、バラケが切れるまでにアタリがでない時は、上バリを4cm短くして様子をみます。それでも同じ状況ならさらに4cm短くしていきます。

逆に、ウキがナジミ切った後、サワリがでて喰いアタリが出ないようなら、下バリを長くします。4cmづつ長くしていって様子をみながら釣っていきます。どこかにその日のベストマッチがあるはずです。根気よく探ります。

クワセにグルテンを使ったセット釣りの場合、段差は最大でも20cm止まりにしてます。それ以上拡げてもいい結果にはつながらないようです。そういう時は、両グルテンで釣っていくか、グルテンに反応しない時は、クワセをウドンやオカユにチェンジします。 



 竿…10尺〜18尺 (ポイントで使い分ける)
 仕掛け…道糸 0.8号 ハリス 0.4号 上 20cm 下 24cm (段差4p)
       ハリ 上 アラシ5号 下 コム4号
       ウキ 全長25cm〜35cm パイプトップ もしくは
           全長30cm〜40cm ムクトップ を水深に応じて使い分ける

 エ サ…宙釣りと同じ

釣り方

底釣りですからエサが底に着いていなければいけません。ですからまず水深を測ります。ウキのエサ落ち目盛りをオオザッパに決め、両バリにタナ取りゴムを付けて慎重に測ります。釣るポイントの前後左右1mくらいも測ります。測り終えたら、道糸に目印を着け、エサ落ち目盛りを決めます。エサ落ち目盛りを目印に合わせると、上バリトントン(上バリが底に着き、下バリが底に這っている状態)のタナになります。

グルテンを両バリに大きくつけて振り込みます。タナが合っていれば、2〜3目盛りなじむはずです。もし、ナジミが出ないようなら、両バリが底に這いすぎているので、ウキを下げて調整します。逆に2〜3目盛り以上ナジミがあるようなら、ハリが底に着いていない可能性があるので、ウキを上げて調整します。底が平らで上バリトントンのタナの場合、沖目いっぱいに振り込むと、ナジミは2〜3目盛りになります。そうなるように調整して下さい。

タナが決まったらいよいよ釣り開始です。両バリにバラケをつけてサワリが出るまで打ち返します。バラケは、2〜3目盛りナジミが出るように練りこんで使います。宙釣りと同じように、ナジミ切ったあとのエサの解け具合(ナジミ切ったトップの上がり方 アガリが早い、アガリが遅いと表現します)やナジミ幅を確かめながら、変化が出るまでエサ打ちします。

変化が出始めたら、下バリにグルテンをつけて、喰わせる方向にもっていきます。これで喰いアタリが出て、下バリのグルテンを喰って釣れてくるようなら、そのまま釣っていきますが、バラケの使い過ぎは冬の釣りでは禁物です。毎回バラケをつけて釣っていくと、ヘラがバラケを追ってウワズリをおこします。底釣りでウワズリを起こすと、カラツンやスレの原因になり、最悪の場合ヘラが散ってしまいますから両グルにチェンジして釣っていきます。バラケは数投に一回使うくらいが良いようです。

セットで釣っていてバラケを喰って釣れてくることが多いようなら、バラケとグルテンを合体させた
グルダンゴにするのもひとつの方法です。
グルテンに少しづつバラケをブレンドしていって、その日に最も合うエサに調整していきます。

サワリがあってもなかなか喰いアタリが出ないような時は、両バリにグルテンをつけて様子をみます。こういう時が多いと思います。両グルでじっくり待ちながら釣っていきます。待つといっても待ちすぎると、サワリも無くなってしまうので、一定のリズムでエサを打ち返して下さい。(例えば3回サソイをしてアタリがなかったらエサを打ち返すとか)

一日釣って数枚釣れるか釣れないこの時期、めげずに頑張って下さい。たとえ一枚でも喜びの大きな一枚になることでしょう。ガンバ!




冬の釣り方は、上バリにバラケ、下バリにクワセのセット釣りがメインです。
そこで、
セットの宙釣りセットの底釣りのアタリの取り方について書いてみます。


セットの宙釣り

 ●@からAへ
 ウキが立ち、上バリのバラケがナジミ、下バリのクワセがナジミ込む時に出るアタリです。
(T)
 ●AからBへ
 下バリのクワセがナジミ込み、直後に出るアタリです。
(U)
 ●BからCへ
 両バリ共ナジミ切り、バラケが溶けてグルテンの繊維が残った、エサ落ち寸前に出るアタリです。
W

 
T.Aで出るアタリ
  
下バリのクワセがナジミ込む途中にアタリが出る時は、比較的ヘラさんの機嫌がよく、アタリが早く出るので、リズム良く釣りが出来ます。
  しかし、こういう時はバラケを毎回使っていると、機嫌のいいヘラさんが、バラケに興味を示し出し、もっと高い位置(@からAの間)でアタリが出るようになります。上ズリです。
 バラケを少し練りこむか、両グルテンにしてタナを安定させるようにします。つまり同じ位置でアタリが出るようにもっていきます。タナを上げるという方法もありますが、2〜3枚は釣れても後が続きません。よくこれで失敗するんす。エサの調節で釣っていった方が失敗が少ないでしょう。
 
U.Bのアタリ
 下バリのクワセがナジミ切った直後に出るアタリで、ヘラさんもそこそこヤル気があるようです。ヤル気満々という訳ではなく、少し落ち着いた大人のアタリと言うか、アタシの好きなアタリひとつです。
 このアタリが多く出るような時は、ヤル気がそこそこなだけに、爆釣するような事はないけど、ポツポツながら釣れ続くみたいです。

 
V.BからCの途中に出るアタリ
 両バリが完全にナジミ切り、上バリのバラケが溶け始め、徐々にウキが上がってくる途中に出るアタリです。
 セット釣りの基本的なアタリなので、このアタリでバラケの使い方や調節などをマスターされた方がいいと思います。セットの底釣りとも関係が深いだけに、このBからCの間に出るアタリに的を絞って釣って下さい。

 
W.Cのアタリ
 バラケが完全に溶けてクワセだけになった状態出るアタリです。ここまで待たないとアタリが出ない、又はアタリがない時は、ヘラさんのヤル気がなく、厳しい釣りになるようです。
 アタリがない時は、2〜3回誘ってみてアタリがなければエサを打ち返します。サワリがあるのにいよいよアタリが出ないような時は、グルテンに反応しない時もあるので、クワセをウドンやオカユ練りにチェンジしてみます。

 
冬のセット宙釣りの注意点
 ・ウキを深ナジミさせる
 ・バラケを使い過ぎない
 ・クワセエサをしっかり持たせる

セットの底釣り

 
@からAへ
 上バリのバラケと下バリのクワセがナジミ切った直後に出るアタリ。(T)
 ●AからBへ
 上バリのバラケが溶け始め徐々にウキが上がっていく途中に出るアタリ。(U)
 ●B
 上バリのバラケが完全に溶けて、下バリのクワセだけになって出るアタリ。(V)

 底釣りのときは、@からAにナジミ込む途中に出るアタリには、絶対手を出してはいけません。エサが底についていないので、底釣りにならないからです。また、この間のアタリに手を出すと、ヘラさんが上ズリ、底釣りが出来なくなります。
 底釣りの基本は、エサが底に着いてからが勝負です。あわてない、あわてない!


T.Aのアタリ
 上バリが底に着き、下バリが底に着いた直後にアタリが出るような時は、ヤル気がある時のようです。反面活性がよく上ズリやすいので、バラケの手直しが必要になります。使っているバラケを練りこんで開き(バラケの度合い)を抑えるか、エサを足して硬くして、バラケに興味を示さないようにしていきます。練りこみ過ぎたり、硬くなり過ぎたりすると、アタリが出なくなるので、ウキの動きと相談しながら調節して下さい。@からAの途中にサワリが多く出るような時も、バラケ過ぎなので、なるべくナジミ切るまでは余分なサワリが出ないように、バラケを調節して下さい。

U.AからBの途中に出るアタリ
 セットの底釣りではこの途中に出るアタリに絞って釣っていきます。この時気を付けて欲しいのは、ウキの上がるスピードとアタリが出る位置です。
 ウキの上がるスピードは、上バリのバラケるスピードで、スーッと上がりながらアタリが出るのか、ジワジワと上がりながらアタリが出るのかで、バラケ方が判り、バラケを手直しする方向をある程度判断できます。
 アタリが出る位置は、バラケがどの程度ハリに残っているかを判断できます。このスピードとアタリの位置でバラケをコントロールしながら、なるべく同じスピードで上がり、同じ位置でアタリが出るようにしていきます。こう書くのは簡単だけど、実際やるとなると難しいんだよね!

 
V.Bのアタリ
 上バリのバラケが完全に溶けて、下バリのクワセだけになった状態にでるアタリで、こういう時はヘラさんのヤル気が薄いようです。この位置でアタリがありヘラさんが釣れてくればいいのですが、アタリがあってもヘラさんが付いてこない(カラツン)になることがあります。
 エサはクワセだけしかないので、バラケに反応したカラツンではないので、カラツンが多く出るようならタナを動かします。ウキを1pづつ上に動かして、下バリを余計底に這うようにします。何度かやっていくとヘラさんが付いてくるようになります。
 それでもカラツンが出るようなら、クワセエサを柔らかくしていきます。(アタシのような爺は硬い物が食べられないんで、柔らかい方が食べやすい。)アタシとは関係ないけど、クワセエサが硬いとカラツンの原因になるので、様子をみながら徐々に調節していきます。

 図を見てください。@のエサ落ち目盛りとBの水面上のエサ落ち目盛りが、約一目盛り違っているのが判りますか?これは、喰い上げではありません。上バリトントンのタナにセットした場合、両バリとも底に着いているので、ハリの重さがウキに伝わらず、約一目盛りほど本来のエサ落ち目盛りより下の目盛りが水面に顔を出します。この位置が上バリトントンのエサ落ち目盛りです。喰い上げアタリと間違わないようにしてください。

 
冬の底釣りの注意点
 ・ウキがナジミ切った後のアタリをとる
 ・バラケ性のいいエサを使い過ぎない
 ・最初に決めたエサ落ち目盛りと上バリトントンのエサ落ち目盛りは違う
 ・エサ落ち目盛りが出てからが勝負


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