このページでは、FMCの設定方法を、羽田空港から大阪伊丹空港までのフライトプランの入力にしたがって、説明いたします。
今回の説明で用いるルートは、オオシマ(XAC)-ハママツ(LHE)-コーワ(XMC)-オオダイ(OHDAI)-ヤマト(YAMAT)です。XAC-XMCはV17です。
下に、ルートの図を示します。XACまでは、URAGA SIX DEPARTUE-OSHIMA TRANSITION を辿ります。フライトレベルは、FL280を予定しています。
FMCでは、ディスプレイの左右に6個づつボタンがついています。それぞれのスイッチは、左側はL右側はRで示され、それらの文字の前に、上から何個目のボタンであるかを示す数字を付与します。つまり、下の図のようになります。
まず、出発空港と到着空港を設定します。空港は、4文字の英文字で構成された、ICAO4文字地点略号で表現されます。
羽田は、RJTT、伊丹は、RJOOです。まず、RTEと書かれているボタンを押して、出発空港と到着空港を入力するページを呼び出します。
下の図で、□□□□となっている部分(赤線部分)に空港のICAO4文字地点略号を入力します。ORIGINは出発空港、DESTは到着空港です。ORIGINにRJTT、DESTにRJOOと入力します。
まず、画面の下の文字ボタンをR J T T と順に押してください。画面の一番下に、RJTTと表示されるはずです。もし、ボタンを押し間違えたときには、右下のCLRボタンを押してください。1文字づつ消すことが出来ます。また、CLRを押し続けると、1行全てを消すことが出来ます。
そうしたら、1Lのボタンを押してください。 ORIGINの下の□□□□の左側のボタンです。すると、ORIGINの下にRJTTと入力されるはずです。
同様にして、DESTの下の□□□□にRJOOと入力してください。
ついでに、FLT NO.にフライト番号を入力してください。ANAならNH番号、JALならJL番号になります。今回のフライトは、ANAの39便なので、NH039と入力します。
つぎに、XACからYAMATまでのルートの入力を行います。NEXT PAGEボタンを押してください。
XACまでは、航路を通らないので、VIAにはなにも入力せず、TOにのみ入力します。まず、英字ボタンから、XACと入力してください。
つづいて、1Rを押してください。1行目のTOにXACが入力されます。
XACからXMCまでは、航空路V17なので、途中のSAGRAやLHEを入力する必要はありません。まず、V17とボタンを押し、2Lを押してください。
つづいて、V17でどこまで飛ぶのかを、□□□□に入力します。XMCとボタンを押し、2Rを押してください。
OHDAIとYAMATまでは航空路に名前がついていないので、TO側にだけ入力します。まず、OHDAIと入力し、3Rを押します。
つづいて、YAMATと入力し、4Rを押します。
さいごに、このルートをアクティブにします。ACTIVE> と書かれている右横の、6Rを押してください。
6Rを押すと、EXECボタンのランプが点りますので、押してください。
ここまでで、ルートの設定が終了です。
PREF INIT> の右横の6Rを押します。下記の画面と違う場合は、INIT REFボタン→6Lボタン→3Lボタンの順で押してもよいです。
すると、燃料やコストインデックス、巡航高度を入力するページになります。実機では、ここで総重量などの実際の値を入力する必要があります。アドオンによっては、メニューの航空機→燃料とペイロードで値を調べて入力する必要のあるものもあります。PMDG 747-400では、1Lを押すだけで、適切な値が入力されます。
1Lを押した直後は、下のような画面となります。
つぎに、予備燃料を入力します。今回は10%ということで、10を入力し、4Lを押します。
つぎに、コストインデックスを入力します。これは、燃料費と乗務員の自給からきまるコスト計算に用いる係数です。80を入力し、5Lを押します。
さいごに、巡航高度を入力します。今回のフライトでは、FL280で飛ぶ予定なので、280と入力し、1Lを押してください。
離陸するランウエイが決まらないと、離陸時のテイクオフ・スラストが決まりません。そこで、まず離陸するランウエイとSIDが決まったら、入力します。今回は、RWY 34L、出発方式は、ウラガ6デパーチャ、オオシマトランジションを用います。
まず、DEP APRボタンを押し、出発方式、進入方式の設定画面を開きます。
つぎに、RJTTの左の<DEP の左にある、1Lボタンを押し、羽田からの出発方式を設定する画面を呼び出します。
ランウエイは、34Lなので、2Rを押します。
つぎに、出発方式としてURAGA6を選ぶために、2Lを押します。
最後に、オオシマトランジションを選ぶためにXACの左横の3Lを選びます。
最後に、これらを有効にするため、EXECを押します。
EXECを押す直前は、白い点線で表示されていた飛行経路が、
マジェンタの実践で表示されるようになります。
ここまでで、出発方式の設定が終了です。
INIT REFボタンを押します。
テイクオフ・リファレンスのページが出てくるはずですが、出てこない場合は、<INDEX の6Lを押し、<TAKEOFFの5Lを押します。
テイクオフフラップの10を入力し、1Lを押します。
すると、右側のV1, VR, V2のリファレンス速度に小さな数値が現れるので、1R、2R、3R、そして4Rを押すことで、V1, VR, V2およびCG(重心位置)を確定させます。
すると、真ん中にTRIM 5.1 と表示されるので、スタビライザトリムをテンキーの7および1でこの数値にあわせてください。ここまでで、テイクオフスラストの設定が終了です。
※テイクオフランウエイの設定を変えると、テイクオフスラストの設定は消えてしまい、やり直しになります。ここまで設定すれば、取りあえず、離陸することが出来ます。着陸するまでに、以下の設定も行ってください。
目的の空港に近づくと、着陸するランウエイと進入方式について、指示があります。まず、DEP APRボタンを押して、進入方式の入力ページを開きます。
つぎに、RJOOの右側のAPP>にあたる、2Rのボタンを押す。
ILS32Lの1Rを選択する。
YAMATアライバルを選択するために、2Lを押す。
最後に、EXECボタンを押す。
アプローチすらストを設定するページを呼び出すために、まずINIT REFボタンを押す。
<APPROACH の横の6Lを押す。
フラップ25とフラップ30の場合のリファレンス速度が出ている。フラップ25を使う場合は、1Rを押す。
スクラッチパッドに25/153の値がコピーされる。
4Rのボタンで、フラップと測度を設定する。
これで完了です。もちろん、フラップは自動では降りてこないので、パイロットが手でフラップを出します。
この間、VATSIMでウラガ6デパーチャ、オオシマトランジションで、ランウエイ34Rで入力してコントロールにクリアランスを貰いにいったら、ハヤマ3デパーチャ、ヨコスカトランジション、ランウエイ34Rではどうか、と言われました。もしかしたら、こっちの方が標準的な経路だったかもしれないですねー。上で説明した作業の大部分は、ここでは説明しません。
航路は以下のようになります。RTE1のルートページには、以下のように入力してください。
今回は、RWY 34R から、ハヤマ3デパーチャ、ヨコスカトランジションで、XMC(コーワ)まで飛びます。
まず、DEP/APP INDEXページを開きます。
1Lで RJTTからの<DEP を選択します。
ランウエイは、34Rなので、1Rを押します。
ハヤマ3デパーチャなので、4Lを押します。
ヨコスカトランジション(XMC)の2Lを押します。
EXECボタンが点灯するので、プッシュします。
LEGを確認します。LEGボタンをおし、NEXT PAGEで順にレグを見てゆきます。途中にディスコンティニュイティーが無いことを確かめます。
ディスコンティニュイティーは見つかりませんでした。
それから、ランウエイを変更した際には、テイクオフ REFのページの値は設定しなおす必要があります。
ランウエイの長さなどが替わる場合があるので、V1,V2,VRなどの測度が計算しなおしになるからです。