Boeing社では、ILS周波数などのラジオは自動的に設定するように設計しています。ところが、このラジオは時々誤った周波数にチューニングすることがあります(実機の場合)。そこで、マニュアルでチューニングする方法も用意されています。ところが、747-400には、ILSをマニュアルチューンするノブが見ありません。マニュアルチューンは、CDUからのみ設定できるのです。
まず、「NAV RAD]ボタンを押して、NAV RADIOのページを開きます。ILSの周波数は、すでに自動的にチューニングされていることが多いでしょう。下の図で、赤線が引かれている部分が、ILSの設定で、周波数/方位 の順でデータが並んでいます。最後のAは、オートチューンを意味するAです。マニュアルで設定した場合は、ここにMという文字が入ります。
では、実際にマニュアルでチューンして見ましょう。スクラッチパッドに110.1/322 と入力してみてください。
つづいて、4Lボタンをおして、既存のILS設定を上書きしてください。
ILS周波数および方位が入力され、最後にMがついているのがわかると思います。MはマニュアルチューンのMです。
また、飛行機にオートチューンさせたい場合は、DELETEキーを押し、
マニュアルの値が入力されている、4Lを押してください。もとのオートチューンされた状態に戻るはずです。
ILSのチューニングステータスには次の状態があります。
PARK
PARKは次の時に表示されます。
- 電源が最初に入った直後
- T/Dよりも200NM以上は慣れている場合
- 目的地までの半分の道のりまで達していない時
周波数・コースにつづいてPARK
周波数・コースに続いてPARKが表示されるのは次の場合です。
- T/Dから200NM以内
- 目的地までの道のりの半分以上に達した場合
オートチューン
オートチューンは次の状態で表示されます。
- T/Dから50NM以内
- ランウエイ端から150NM以内
- FMCがディセンド・モードになった時
以下の記述は、実機の仕様です。PMDGにどこまでインプリメントされているのかは、 未確認。
ILSオートチューニングは、離陸から10分後でマニュアルチューニングされている間は禁止されています。10分間の禁止状態は、アクティブ・フライト・プランで着陸ランウエイを変更した場合は、キャンセルされます。
オートチューニングおよび マニュアルチューニングは、以下の場合に禁止されます:
マニュアルILSチューニングが可能なのは:
- オートパイロットがエンゲージされ、ローカライザもしくはグライドスロープがキャプチャされている場合
- フライトディレクターのみがONで、ローカライザーもしくはグライドスロープがキャプチャされており、電波高度が500feetをきっている場合
- 地上で、ローカライザが生きており、飛行機がローカライザの正面コースから45度以内のヘディングで、かつグランドスピードが40ノット以上の時
- いずれかのTOGAスイッチが押されているとき
- オートパイロットがディスエンゲージされており、両方のフライトディレクターがoffの時
有効な入力値:
- ILS周波数と正面コース(XXX.XX/YYY)
- 周波数が既に入力されている場合に、正面コースを入力(/YYY)