TOP>Peace Birdとは>メールニュースから
青年の会では、さまざまな企画や原爆症認定訴訟にかかわるとりくみをお知らせすること、私たち自身でどうやって運動を進めていくかを一緒に考えていくことを目的として、メールニュースを発行しています。そのニュースからいくつかの記事を紹介していくページです。(日程の連絡のみのニュースは掲載しません)
興味を持たれたら、ぜひ会員登録してください。そして、身の回りの人に「原爆裁判」のことを伝えてください。
会員には、このメールニュースを読むこと、できることから活動に参加していくこと(メールニュースの感想を管理人に返したり、原爆裁判について知ったことを友だちに知らせたりすることも大事な活動です。) という二つのことをお願いしています。
今のところ、会費などはありません。準備会の取り組みの中で集めたカンパが活動の財源になっています。
入会を希望される方は、以下の内容を記入して、メールしてください。(CGI設置の見込みが立てられないのでフォームはおいていません)
1 お名前 2 年齢 3 住所 4 電話番号 5 メールアドレス 6 どうして入会しようと思ったか、会への要望など
メールはこちら→peace8689@yahoo.co.jp
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TOP>Peace Birdとは>メールニュースから
・被爆体験を学び、原爆症認定求める集団訴訟支援について話し合う若者のつどい
・支援を広げるために何ができるだろう?
●被爆体験を学び、原爆症認定求める集団訴訟支援について話し合う若者のつどい
被爆証言を(ビデオを含め)きくのは初めて、という人も含め、10人くらいの参加でした。
被爆証言の聞き取りをすすめているサークルVOICEが、具体的にどうやって聞きとりを進めているか、を聞くことができました。簡単にまとめると…。
・月に1度か2度、だいたい日曜日の昼間に、被爆者のお宅を訪問して聞き取る。
・被爆者団体の代表の方と日頃からよく相談をして、日程や訪問先を決める。
・当日は、訪問の前に全員で集まって原爆被害などの基礎知識を学ぶ。
・3人くらいの班にわかれそれぞれが訪問する。2時間くらいを目安に。
・終わってからもう一度集まり、感じたことや考えたことを交流する。
(訪問での聞きとりに限らないことですが、原爆投下時のことなどを覚えていらっしゃる被爆者は高齢です。夕方以降にお話を聞くことはできないと考えてください。また、当然のことですが、2週間前くらいにはお話を聞く時間などしっかり約束を。)
ビデオで証言されている被爆者の中には最近なくなられた方もあります。VOICEは、聞き取りを始めて1年。被爆者の平均年齢は70歳をこえています。聞き取りは、「今しかできないし、今やらねばならない」ことなのかもしれません。
VOICE作成のビデオ(VHSとDVDがあります)は、時刻と場所の制約なしに、被爆者の生の声・思いを聞くことができます。ぜひ購入して、見る人を広げてください。購入の申し込みやお問いあわせはVOICEのWebサイトから。(下記)
また、VOICEからは来年1月に行う、映画「にがい涙の大地から」上映会のお知らせが
ありました。日本軍が中国に遺棄した毒ガス弾の被害を追ったドキュメント映画です。2003年。被害は今なお続き、かつ新しく起こっています。
[公式サイト]http://kanatomoko.jp.todoke.net/nigainamida/niga_index.html
被爆証言ビデオと上映会のお問いあわせは、VOICEまで。
[VOICEのWebサイト]../../voiceinkitaku/
<これから聞き取りをはじめたい方へ>
都内の被爆者団体の連絡先を知りたい方は東友会まで。
TEL 03-5842-5655 FAX 03-5842-5653
mail t-hibaku@gaea.ocn.ne.jp
東京都以外の被爆者団体の連絡先については被団協まで。
TEL 03-3438-1897 FAX 03-3431-2113
mail kj3t-tnk@asahi-net.or.jp
以下、質疑と話し合いのなかから。(文責はワダツミ)
・「はだしのゲン」を小さいころから読んだりしていて、原爆についてはなんとなく
知っているつもりだった。しかし実際に被爆者の話を聞いて、描かれていたことが本
当に本当のことだったんだな、と思った。
目の前にいる人が、あの下にいて、実際に被害にあわれていたと考えると本当にすごいことだと。その人たちが今も生きていて、身近にいるということ。
やらねばならないこと、を考えた。
・広島に行ったことはあったが、生の話を聞いたのは初めて。口にするのもつらいことのはずなのに話してくれることがすごい。語れる人もいなくなっていく。聞いた私たちが伝え広げていきたい。
・被爆が原因かと思ってすごく不安に思いながら病院に行ったのに、「なんともないですよ」と言われ検査もされなかった、二度とあの病院には行かない、と言っていたのを聞いてたことがある。その日に何があったのか、どうやって生きてきたのか、を少しでも知っていかなければいけないなということを改めて感じた。
・被爆者の方のお話を聞くたびに、すごい体験をしたんだなと。同時多発するガンが多い。転移というのは普通の人でも多いけれども、多発はほとんどないのに。当時味わった恐怖だけでもすごいのに。その後の人生でも大変な思いをしている。知っていきたい。考えていきたい。
・原爆という現実によって、本当に何万という人の人生が狂わされたんだと感じた。それぞれの人が本当に壮絶な人生を送られてきたんだなということを感じさせてもら った。体験をしたことはないが、話を聞いたことがあるし、やれることはある。証言のテープ起こしとかぜひやりたい。
・人を殺してはいけない、という当たり前だけど複雑なことを認識するためには子どものころが大事だとおもう。当たり前のことを当たり前のことにするためにも、被爆証言を聞くことは大事ではないだろうか。はだしのゲンで知ることも大事だけれど、目の前が火の海になったり、目の前で人が焼け死ぬのを見たりしてきた人の話を聞くのはまったくちがう。
・アルバイトで小学6年の子を教えている。はだしのゲンを読んでショックだったと聞いて、自分が小学生のときに受けたショックと同じかと思っていたが、今欲しいものはつぎつぎ人を殺すゲームだと楽しそうに教えてくれる。すかっとする、とも。それを聞いて何かが違うと思うけれど、何が違うということがうまく伝えられない。今回ビデオを見て、わたしが聞いて伝えるということも大事だけれども、直接この子に聞いてもらうことが、一番伝わるんじゃないかと思った。
●支援を広げるために何ができるだろう?
12月10日の話し合いでも、「何かしたい」という思いがいろいろ出されました。ビデオ上映会をあちこちでやることも、そこで見たこと感じたことをなにかの機会に友だちに話していくことなどは比較的すぐにできることです。
また、VOICEの方が言っていましたが、原爆やその被害、被爆者のおかれた現状について、知っているつもりでも実は全然知らなかったということは本当にたくさんあるもので、本を読んだり人に聞いたりネットで調べたりすることはすぐできますね。
また、訴訟について知ることも、被爆証言を聞くのとともに必要です。
訴訟支援のためにできること。
裁判を傍聴するのがいちばんですが、平日の日中、誰もが傍聴に来られるわけでもありません。話し合いでも「傍聴に行きたいけれど…。」とみんな言ってました。
なぜ被爆者が立ち上がったのかを知り、伝えること。そのために、もっとたくさんの人が、自分の得意なことを生かしてできることはないだろうか?と考えました。
イラク戦争をはじめさまざまな平和を求める運動のWebサイトでは、バナーを配布したりしてますよね。
原爆訴訟についていろいろ説明を書いてもらわなくても、自分のサイトにバナーを貼るくらいならできるよ、っていう人はいるんじゃないでしょうか?
そのバナーをつくることは、デザインが好きな人、パソコンにそれを取り込んでバナーにする人など分担できそうです。デザインも、ニュースやサイトで案を発表してみんなで決められたら…。
今月の24日みたいに街なかで知らせることとか、(ライブ宣伝も以前やりました)
平和への思いを書いたカードを集めるとか、
平和問題をあつかうメーリングリストや掲示板に分担して書き込むとか、
僕はそんなことくらいしか思いつきませんけれど。
まずアイデアを出し合うことから、みんなでやってみませんか?ぜひ、かたく考えずにアイデアをよせてください!
・11月24日、集団訴訟第8回口頭弁論
●11月24日に行われた集団訴訟第8回口頭弁論
口頭弁論は「証拠調べ」に入りました。これまでは、訴状とそれに対する意見、証拠についての説明が行われてきましたが、今回は原告への弁護士による尋問でした。加藤力男さん(原告団長)と、平井園子さんへの尋問でした。原告側弁護団の質問は、被爆直後の人々やまわりの様子、救援されたときに見たもの、その後の健康状態や生きてくるなかで感じた苦しみなどを丁寧に聞いていましたが、被告(国)側の弁護士は「爆風をどの方向から受けたか」「市内のどの地点(爆心地からの距離)まで入ったか」「どんな急性症状がでたか、いつおさまったか」などの機械的なデータを聞くばかりでした。しかも、爆風というのは爆心から放射状にまっすぐ吹きつけるだけではないのですが、そういう科学的知識を全く持ち合わせず、調べもせずに聞いているようで、気分が悪くなりました。
小学校2年生で被爆した平井さんは、復学してから被爆者であることをずっと隠して来ました。それでも立ち上がったのは、「覚えているのはわたしが最後だと思ったから」だと。あの日のことを思い出したくなかったから、なんども途中でやめたいと思ったとも述べていました。「今日も法廷に立ちたくないと思った」と。
「被爆者を、唯一の被爆国が保証しなくてだれがやるんですか。生き残った人も自分の体を呪いながら死んでいった。みんなそうです。
核をなくせ、と声を上げてほしい」という平井さんの訴えには傍聴席から共感の拍手も起こりました。
休憩を挟んでのべ3時間以上の法廷でした。加藤さんは尋問のあと調子を悪くされ、途中で退席されました。平井さんも、報告集会には参加されませんでした。あの日の光景や体験、そしてその後生き続けるなかで受けてきた苦しみを思い出すことは、本当に負担になるのだということを改めて思い知らされました。
今回の法廷の詳細な報告は、可能であればまたお知らせしたいのですが、現在作業のめどが立ちません。東京おりづるネットの報告を待つことになりそうです。
・11月6日、ノーモア 被爆者 東京のつどい
・被爆59年 被爆者たちの一言
●ノーモア 被爆者 東京のつどい
主催する東友会からのメールを転載します。
映画「父と暮らせば」の監督、黒木和雄さんの講演もあります。
来年2005年は被爆60周年です。国連では、NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議が開かれます。この年を、核兵器廃絶への確かなあゆみを刻む年にしようと、さまざまな運動が起きています。日本被団協は、5月に国連本部内で原爆展を予定し、7月には「ノーモア ヒロシマ・ナガサキ 国際市民会議」を東京で開く準備を進めています。広島・秋葉忠利市長、長崎・伊藤一長市長は、世界の平和市長会議のメンバーに、「核兵器廃絶にむけた緊急行動」を呼びかけています。
このような努力をよそにアメリカは小型核兵器の開発をすすめ、他の核保有国も核兵器廃絶への意欲を示さず、北朝鮮、韓国からは核兵器開発のニュ−スも伝えられています。
「もう生きている間には核兵器を廃絶できないかもしれない」「でも、生き残った被爆者の使命として『悪魔の兵器・核兵器』は、絶対に、なくさなければならない」。この思いを込めて、東京に住む被爆者の団体・東友会は、「ノーモア 被爆者 東京のつどい」を開くことにしました。この「つどい」は、広島・長崎両市長のよびかけに応えた、被爆者と都民のみなさんの核兵器廃絶への願いを集める場です。そして、来年7月に開かれる国際市民会議の成功をめざすプレ集会(事前集会)です。
核兵器をなくすための声と都民の輪を、ご一緒にひろげませんか。
“ノーモア 被爆者 東京のつどい”
被爆59年の思いをいま 核兵器廃絶へ
2004年11月6日(土)13:30〜16:00
豊島区民センター JR池袋駅東口下車
(豊島区東池袋1-20-10 電話03-3984-7601)
■第1部
「核兵器廃絶と愛をねがう歌声」歌手・橋本のぶよ さん
開会あいさつ
講演 黒木和雄 さん(映画監督)
映画「父と暮せば」を制作して思うこと
■第2部
証言「あの日」から生きて…被爆者
被爆体験を継承する被爆者の子の思い…被爆2世の発言
未来へ 21世紀を担う 僕たち私たち…小・中学生の発言
「ピース・リーフ(平和の葉)」を集めて木に森に…会場からの発言・都民の声
アピール
■参加協力券 1,000円
●被爆59年 被爆者たちの一言
「被爆者とともにメーリングリスト atom8689ML」の紹介ページが更新されています。http://www2.to/8689/
「特設コーナー」に被爆者のこえを掲載。「自分史つうしん ヒバクシャ」がおこなった、被爆59年はがきアンケートの集計結果と、そこに記された全国各地の被爆者の一言だそうです。
「現在の日本と世界の状況への危機感がはっきり出ています。被爆者が、どんなことに関心を寄せているのか、ぜひご覧いただき、みなさんのまわりにも紹介してください。」
との、管理人さんからのメッセージを受けて、お知らせしたいと思いました。
被爆者は語りたいことをたくさん持っているようです。聞きとり・語りつたえのとりくみも大きくしていきたいですね。「被爆者とともにメーリングリスト」には、被爆者も参加されています。聞いてみたいことがあれば、参加してみるのもよいと思います。
Peace Birdサイトにも、直接被爆証言を聞きたいとき、被爆者と交流したいときの連絡先や留意点などまとめたページを用意する予定です。
・集団訴訟・東京 第7回口頭弁論
・ピースバード練馬など主催「9条を守る草の根トーク」 10月16日
・VOICE webサイト公開 結成一周年のつどい 10月23日
●ピースバード練馬など主催「9条を守る草の根トーク」
9条を守る草の根トーク「憲法9条の誕生」のお知らせ
10月16日(土)午後6時30分〜光が丘区民センター2階
参加費無料
講師 検証・憲法9条の誕生」の著者岩田行雄さん
共催 有事法制反対光が丘連絡会・ピースバード練馬
自公政府や民主党は「今の憲法は押しつけられたものだから自主憲法が必要だ」とか「憲法は古くなった」と言っていますが本当でしょうか?憲法をつくるとき、国会で平和を希求する真剣な論議がかわされました。いっしょに学び考えましょう。
ピースバード練馬は「有事法制反対光が丘連絡会」と共催でこの講座を企画しました。当日は原爆症認定集団訴訟の宣伝や署名の訴え、訴状パンフの販売なども行う予定です。ぜひお誘い合わせて参加してください。
お問いあわせ nerimacco@yahoo.co.jp
●VOICE webサイト公開 結成一周年のつどいも
被爆体験を語り継ぎ、核兵器の使用を許さない北区青年の会「VOICE」の
Webサイトが完成。
../../voiceinkitaku/
「VOICE」は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がすすめている「今なおつづく原爆被害 聞きとり・語りつたえ運動」にとりくむことを目的に結成されました。これまでに18人の被爆者から聞き取りを行い、10人の被爆証言をビデオにまとめています。(VHSとDVDがあります。33分、1000円)
10月23日には結成一周年のつどいを開催します。
10月23日(土) 午後7:00〜
赤羽会館 第1集会室(3階)にて
証言ビデオ『届けよう、被爆者たちの声』上映
一年間をふり返り、聞き取り報告・感想交流
原爆症認定 集団訴訟についての学習
VOICEグッズ販売 など
お問いあわせは上記Webサイトよりメールで。
・9月23日「平和を語る第五福竜丸の集い」
・10月の口頭弁論:6日・集団訴訟、26日・東裁判控訴審 署名を集めて!
・被爆したアオギリ、台風18号に倒される
●9月23日「平和を語る第五福竜丸の集い」
9月23日は、マグロ漁船「第五福竜丸」に乗り組んでいてアメリカの水爆実験により被曝し、「原水爆の被害者は私を最後にしてほしい」と言って亡くなった久保山愛吉さんの命日です。この日、東京・夢の島にある第五福竜丸展示で
「平和を語る第五福竜丸の集い」が行われます。
ピースバードCDプロジェクトからUp Down Systemが出演します。
参加は無料。
*「ビキニ水爆実験」…1954年3月1日、広島原爆の1000倍の破壊力を持った水爆の爆発実験。周辺海域で操業中の日本の漁船多数が被曝。ビキニから180kmのロンゲラップ島民は「死の灰」などで被曝。この実験の今も続く被害や犯罪性については、写真家・森住卓さんのサイトなどが詳しい。
「森住卓ホームページ」http://www.morizumi-pj.com/
◆第五福竜丸展示館での「第12回平和を語る第五福竜丸の集い」プログラム◆
午前の部 10:30〜12:00
語り/ホタルになった兵隊さん 堀田貴美
紙芝居/あかふんせんせい 菊地好江
語り/よみがえった第五福竜丸 望月新三郎
民話の語り/二人で語りを 川島保徳、原礼子
訴えと話/ロンゲラップから 大石又七
音楽/ピースバードCDプロジェクトからUp Down System
音楽/秋を歌う平和の調べ 川崎愛と平和を歌う会
午後の部 13:30〜15:00
読み語り/久保山さんへの手紙 第五福竜丸ボランティアの会 BGM 手のひら劇場 中島和子
独唱/私のこどもたちへ 川口敬子 芭蕉布 鈴木勢以子 伴奏 漆畑栄子
紙芝居/トビウオのぼうやは病気です 右手和子
朗読劇/ビキニ水爆実験と第五福竜丸(高橋左近作) 神山寛、高橋左近、島美布由
音楽と語り/ビキニ被災50周年よせて 慟哭 松島よしお、花岡かよこ、小林繁、ほか
●10月の口頭弁論:6日・集団訴訟、26日・東裁判控訴審 署名を集めて!
原爆症認定集団訴訟・東京 第7回口頭弁論
10月6日(水)14時から東京地裁103号法廷
東数男原爆裁判 控訴審第2回口頭弁論
10月26日(火)11時30分から東京高裁101号法廷
署名と裁判傍聴で、公正な判決を求めていきましょう。
特に東裁判は、国の控訴によって精神的ダメージも受け、肝ガンも発見された東さんは深刻な病状にあるため、弁護団は年内結審を目指しています。控訴審第2回口頭弁論の前に署名提出も行います。たくさんの人に署名を呼びかけてください。
署名用紙はPeace Birdサイト、おりづるネットサイトにあります。
「Peace Bird」
http://www3.to/peace-bird/
「東京おりづるネット」
http://www4.ocn.ne.jp/~t-hibaku/saiban/index.htm
●被爆したアオギリ、台風18号に倒される
広島の平和記念公園内で、被爆後も成長を続け、多くの被爆者を励ました
「被爆アオギリ」が根元から倒れました。台風18号の暴風は、9月7日には最大瞬間風速60.2メートルを記録(広島)。広島市によると、アオギリの細い根は切れたりしているが幹を支える主根は切れていなかったということで、8日から再生作業が行われています。
・原水爆禁止世界大会閉幕
・広島・長崎両市長の平和宣言
・日本母親大会へ 集団訴訟東京弁護団から参加依頼
・東裁判・控訴審用署名を集めよう!
稼働中の原子力発電所で死亡事故。原因は放射線ではありませんが、よりによって「ナガサキの日」に。1976年に稼働した「3号機」、パイプの断裂した部分は一度も検査されたことがなかったという報道もあります。次回の検査で調べる予定だったと関西電力は言っているとのことですが、30年近くも検査されていなかったとすれば、信じられないことです。
200度の蒸気なんて。亡くなられた方とご遺族のみなさんに、なんと言ったらいいかわかりません。
比較するつもりはありませんが、原爆が炸裂したときの爆心地の温度は、3000度〜4000度だということを思い出してしまいました。鉄が融解するのが1500度です。
■原水爆禁止世界大会閉幕
8月2日に始まった2004年世界大会は、8月9に「世界大会・長崎」を終え、全ての日程が終わりました。スタッフのみなさん、おつかれさまでした。参加者のみなさん、被爆60周年に向けて感じたこと、決意したこと、よければ聞かせてくださいね。
大会の成果と確認された「宣言」などは、世界大会のサイトで読めるようになると思います。今日から更新が始まると思います。
「原水爆禁止世界大会」サイトhttp://www.antiatom.org/index.htm
■広島・長崎両市長の平和宣言
広島市長の宣言は、「米国の自己中心主義」を批判し、2020年までに核兵器を廃絶するための具体的な取り組みを進めていくことを、力強く宣言しています。来年5月の核不拡散条約再検討会議で2020年を目標年次とした行動プログラムが採択されるようにと世界の都市、市民、NGOが「核兵器廃絶のための緊急行動」を展開すること、緊急行動を支持する大きな流れができていること、被爆体験を若い世代に引き継ぐための具体的な取り組みにもふれています。本当に決意に満ちた宣言です。迫力があります。全文は「ヒロシマ・ピース・サイト」にて読むことができます。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/peacesite/index.html
長崎市長は、アメリカ市民に「私たち人類の生存のために残された道は、核兵器の廃絶しかないのです。今こそ、ともに手を携えてその道を歩みはじめようではありませんか。」と呼びかけ、世界の人々に、武力ではなく外交的努力によって国際紛争を解決するために、国連の機能を充実・強化するべきだと訴えて、核不拡散条約再検討会議に力を集めようと呼びかけました。
また、日本政府にも「非核三原則」の法制化を求め、東アジアの非核化が、核に頼らない安全保障のありかたにつながるとしています。若い世代にも訴えています。「今、長崎市では、被爆の実相や命の尊さを学ぶことにより、多くの若者たちが平和について考え、自ら行動するようになりました。私たちは、混迷を深める世界情勢の中にあって、この若者たちの情熱に希望の光を見いだしています。」重く受け止めたい言葉です。全文 を長崎市サイト内「平和・原爆」コーナーで読むことができます。
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/abm/index.html
広島の平和祈念式典に参加された、東友会事務局長の山本英典さんによると、市長の平和宣言や小学生の宣言などには大きな拍手がおこったのに、小泉首相の挨拶にはほとんど拍手がおこらず、しーんとしていたそうです。実際に読んでみましたが、実に白々しいというか空々しいというか、そう思いました。生で聞いたら、あるいはもっと空々しく聞こえたかもしれない な、と思います。広島・長崎での首相の挨拶は、首相官邸サイトで読めます。
広島:http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2004/08/06aisatu.html
長崎:http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2004/08/09aisatu.html
■日本母親大会へ 集団訴訟東京弁護団から参加依頼
ビキニ水爆実験の被害者、久保山愛吉さんが亡くなった1954年、「原水爆をなくせ」の署名運動が巻き起こりました。この運動から生まれた「日本母親大会」というイベントがあります。被爆者も参加する企画があるそうで、弁護団から、東友会(東京都原爆被害者団体協議会)の村田さんを通じて参加依頼がありました。
全体の日程は、8月20、21、22日と開催され、
20日は中野ゼロホールで音楽の夕べ
21日は獨協大で分科会
22日は有明コロシアムで全体会
です。「母親大会」という名ですが、男性もたくさん参加するとのこと。
21日「いま、問われる戦争責任」のシンポジウムで、11時〜12時まで「被害と加害の実相」というテーマで、被爆者の田中照巳さんが発言します。他に、「中国残留孤児の斉藤さん、731部隊員だった篠塚さん、チチハルの毒ガス被害者のフェンさん親子」(横山弁護士のメールから引用)が発言されるそうです。休憩後、パネラーを迎え、参加者も加わる1時間の討論。訴訟のことにも触れたいとのことで、ぜひ質問してほしいそうです。
なお、母親大会のいう「母親」とは、『「母親」それは母性をもつすべての女性を対象にした呼び名です。』(母親大会サイトより)とのこと。大会の唯一のスローガンは「生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」です。毎年、のべ2万人が参加するという大規模なイベントです。
日本母親大会のサイト
http://www2.odn.ne.jp/~aav38080/
■東裁判・控訴審用署名を集めよう!
控訴審・第2回口頭弁論は9月16日ですが、東京おりづるネットはこの日を
一つの目標に署名を集めています。東さんは肝臓ガンも発見され、法廷に出
てこられる状態ではありません。一刻も早く、東さん勝利で裁判を終わらせ
るために、新しくできた署名を集めよう!
署名用紙はおりづるネットサイトに。
http://www4.ocn.ne.jp/~t-hibaku/saiban/index.htm
・原告の早田シマ子さん亡くなる
・被爆の実相を学ぶ
■原告の早田シマ子さん亡くなる
今年4月12日に提訴し、集団訴訟の原告に加わった早田シマ子さんが入院先 の病院で亡くなられました。おりづるネットサイトに掲載された早田さんの紹介を転載します。
******転載ここから******
長崎市片淵町・直爆2.5km。遮蔽有・屋内/ガラス片で全身に負傷。紫斑。軽度のものは今も続く。ガラス片で受けた傷が半月ほど化膿。一緒に被爆した妹にも紫斑が。
45年肋膜炎。51年に流産。53年7カ月の早産の子ども数時間で死亡。55年、 58年にも早産。58年から3年間、原因不明の喉の出血。02年10月胃ガン手術。
******転載ここまで******
壮絶な生を生きる被爆者が、病気の身を押して、命をかけてまで訴えることとはなんでしょうか。その思いを無視し、「原爆症認定は被爆者が苦しんでい るから助けるという制度ではない」と言う国側の姿勢は、何を表しているので しょうか。
早田さんが亡くなられた7月28日は、Peace Bird結成一周年の日でした。
■被爆の実相を学ぶ
広島平和祈念資料館が管理する「平和データベース」が、8月1日にリニュー アルオープン。
このサイトには膨大な資料がデータベース化されています。被爆証言も読む ことができますし、約200人の方の証言はビデオ(ダイジェスト版)にもなっ ています。また、重要な資料でありながら今では入手が困難な「広島原爆戦災 誌」の全文がpdfファイルになっており、ダウンロードすることができます。
8月6日・9日を迎えるこの機会に、ぜひアクセスしてみてください。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/database/
・8月中に開催される原爆展
8月中に開催される原爆展について紹介します。7月中から開催されていて8月にまたがるものは、前回のニュースを参照して ください。
なお、足立区で8月2日から開催される「原爆・平和・戦争を考える展示会」について詳しい内容が、Peace Bird会員から届きましたので、最初に紹介します。
「原爆・平和・戦争を考える展示会」
日時/8月2日〜6日 9:00〜6:30(初日は1:00〜、最終日は3:00まで)
場所/足立区役所1Fアトリウム(足立区中央本町1-17-1)
●展示
パネル「原爆と人間展」、ヒロシマ・ナガサキ写真ポスター、
子どもたちの平和ポスター、足立区の戦災写真パネル・遺品 他
●ビデオ上映
テンフィート運動フィルム「にんげんを返せ」「予言」、
アニメ「ヒロシマに一番電車が走った」「夏服の少女たち」
「核戦争後の地球」、テレビ番組から 「戦争と情報操作」
「戦の世の光景」他
●入場無料
主催/足立区原爆被害者の会 後援/足立区
以下、各地の原爆展紹介です。
【凡例】
開催日程/区市/名称
会場/主催(共催・後援等)
『原爆と人聞展』パネル以外の内容
●8月1日/調布/調布第21回平和のつどい
調布駅南口広場/非核平和都市宣言を記念する市民のつどい実行委員会
被爆証言、ピースコンサート、署名など
●8月1日〜9日/府中/府中平和展
生涯学習センター/府中市(府中きすげの会)
被爆体験談、映画など
●8月1日〜15日/武蔵村山/原爆写真展と映画会
武蔵村山市役所1階ロビー、武蔵村山大南地区会館1階ロビー/武蔵村山市
映画上映
●8月1日〜5日/足立/平和と原爆展
足立区役所玄関ホール/足友会・足立区
原爆資料の展示、折り鶴・署名コーナー
●8月1日〜8日/杉並/杉並平和のつどい
セシオン杉並/杉並区
映面、長崎原爆の模型
●8月2日〜6日/足立/原爆・平和・戦争を考える展示会
足立区役所1階アトリウム/足友会・足立区
原爆資料の展示、ビデオ上映など
●8月2日〜13日/東大和/(未定)
東大和市役所内市民ロビー/東大和市/東京大空襲の写真など
●8月3日〜6日/墨田/第9回平和・原爆写真展
すみだリバーサイドホール/同実行委員会(墨田区後援)
被爆者と東京大空襲被害者の証言、残留孤児、青年の交流、原爆裁判コーナーなど
●8月4日〜15日/千代田/千代田平和展示会
いきいきプラザ一番町/千代田区・千代田平和使節団連絡会
ビデオ、被爆体験談など
●8月4日〜15日/小金井/原爆写真パネル展
市公会堂1階日ビーB会議室/小金井市
●8月4日〜10日/町田/原爆と人間展
町田市役所1階市民フロア/町田市健康福祉部福祉総務課
●8月5日〜11日/大田/原爆展
大田区役所本庁舎1階ロビー/大田区
●8月7日〜9日/大田/大田・平和のための戦争資料展
アプリコB1F展示室/同実行委員会
同実行委員会所蔵資料、最新の戦争資料など
●8月9日〜20日/港/港区平和展
港区役所ロビー、麻布支所、芝浦港南区民センター、
あかさか区民センター、高輸区民センター/港区(港友会)
●8月10日〜17日/三鷹/三鷹市平和展
三鷹市役所1階市民ホール/三鷹市(三友会)
原爆被災資料の展示、被爆者が説明員
●8月21日〜22日/北/2004平和のための北区戦争展
北区王子・北とぴあ地下展示室/同実行委員会(双友会含む)
「聞きとり・語りつたえ」運動のVOICEが録画した被爆証言ビデオの上映
●8月21日〜27日/府中/府中平和展
府中グリーンプラザ/府中市(府中きすげの会)
被爆体験談、映画など
●8月24日〜29日/立川/04平和をめざす戦争展in立川
立川女性総合センター・アイム/平和を考える市民の会、04平和をめざす戦箏展実行委員会
市民作品の展示、被爆体験談など
●8月24日〜9月5日/東村山/2004年核兵器廃絶と平和展
東村山市立中央公民館/東村山市・核兵器廃絶と平和展実行委員会
広島被爆現物資料、原爆の絵、長崎原爆模型、28同は「平和のつどい」で被爆体験談、コンサートなど
●8月28日〜29日/杉並/2004年すぎなみ平和のための戦争・原爆展
杉並区立産業商工会館/同実行委員会(光友会も加盟)
映画、長崎原爆の模型、被爆体験談、詩の朗読など
●8月28日〜29日/小金井/平和のための戦争展
小金井市公会堂/小金井原水協、日中友好協会小金井支部、青年団体など
15年戦争のパネル、沖縄戦と基地などの展示、被爆証言
●8月30日/世田谷/ピースアクション世田谷2004
世田谷区総合福祉センター3階研修室/同実行委員会
被爆証言、講演会(イラク情勢)など。
・7月中に開催される原爆展
お近くの方はぜひ足を運んでください。
なお、「葛友会」「江友会」「多摩やまばと会」などは、地域の被爆者の会の名前です。
【凡例】
開催日程/区市/名称
会場/主催(共催・後援等)
『原爆と人聞展』パネル以外の内容
●7月13日〜8月6日/葛飾/原爆パネル展
葛飾区役所2階区民ホール/葛友会・葛飾区
折り鶴コーナー設置
●7月15日〜29日/千代田/千代田平和展示会
(1)千代田区役所ロビー/千代田区・千代田平和使節団連絡会
ビデオ、被爆体験談など
●7月21日/八王子/原爆展と証言「平和交流会」
八王子市南大沢公民館/東都生協・平和交流会
証言、懇談、アニメ上映など
●(1)7月22日〜8月2日/小金井/原爆写真パネル展
(1)市役所第2庁舎1階入口/小金井市
●7月24〜26日/東久留米/原爆と人間展
24〜25日市役所1階フロア、26日市内行進/東久留米市反核実行委員会
原爆の資料、ビデオなど
●7月24日〜8月1日/多摩/多摩市平和展
パルテノン多摩市民ギャラリー特別展示室/多摩市(多摩やまばと会ほか市民団体)
原爆の資料・映像、被爆体験談
●7月27日〜8月2日/江東/原爆と人間展
江東区豊洲文化センター/江友会
●7月27日〜8月6日/葛飾/原爆資料展
葛飾区役所2階区民ホール/葛友会・葛飾区
広島市所蔵の原爆被爆資料
・東裁判 控訴審第1回弁論
・8月に向けて
■東裁判 控訴審第1回弁論
7月13日に行われた、東裁判・控訴審第1回口頭弁論。法廷には、東さんの姿はありませんでした。
控訴理由書への個別具体的な反論は次回ということでしたが、高見澤弁護士と安原弁護士が、それぞれ「厚労省が展開しようとしている議論はどういうものか」と、「東さんの状態と、原爆症認定基準のあるべき姿について」(「」内はワダツミの解釈です)陳述しました。
●高見澤弁護士の陳述 (要約 文責:ワダツミ)
傍聴にきているのは、若い人をのぞくとほとんど被爆者。しかし、東さんは法廷に来ていない。詳しくは安原弁護士が説明するが、いつ、最悪の事態になるかわからない。
厚労省は、松谷訴訟をはじめ、7つの被爆者勝訴の判決をうけながら、それを無視している。今回の控訴理由書にも、どこかで読んだことがあると思ったら、松谷訴訟の最高裁への上告文のなかにそっくりなものが。まるで写してきたかのようだ。
あたかも、原爆被害の実態は科学的に明らかにされたかのように厚労省はいうが、じっさいにはいたずらに科学論争をし、裁判所をその不毛な争に引き込もうとするものだ。先日NHKテレビでビキニ水爆実験の被害者を追っていた番組があったが、そのなかでも肝炎を発祥する人が多いという話があった。イラクでは劣化ウランン弾が使われたが、イラクの人々や米兵に現れている放射線被害は、厚労省の立場に従えば「ありえない」ことになる。被爆者が現に苦しんでいるという実態をこそ見るべきだ。
●安原弁護士の陳述 (要約 文責:ワダツミ)
東さんは4月に、肝臓ガンが強く疑われる「影」が検査で見つかり、現在精密検査中。本人の体調不良はこのガンによるものと思われる。
厚労省は「肝臓ガンでないから認定しない」旨を強調するが、仮に今東さんが認定申請をすれば認定されるということ。しかしそれはおかしい。肝炎が進んで肝臓ガンになるという一本道は素人でもわかる。 肝臓ガンになる前の、一番医療費の給付が必要なときに給付せず、最後になって給付するのは本末転倒。
認定申請から1審判決まで10年あまり。厚労省はさらに何年も不毛な論争に費やそうとするが、東さんはこの歳月に耐えることはできない。
1審判決は、まさに司法がその役割を果たしたもの。すべての被爆者のために、この判決を守り抜く。
最後に、東さんの言葉を。彼がいいたいのは一言。「もうこれ以上苦しめないでください」
●裁判官が発言
報告集会では、裁判長は次の3つのことを述べた、とまとめられました。 (これも文責はワダツミ)
・東さんは原爆の熱線で火傷しているとある。当然放射線も浴びていると思われる。厚労省の用いている基準「DS86」で放射線量がわかるというがどの程度のものか。その量を浴びるとどうなるのか。
・病気の原因はひとつではなくて複合的な場合もある。ウイルスに感染したからといって全員が発症するわけではない。放射線によって発症しやすくなることはありうるのではないか。どうなのか。
・あまり回数を重ねないで終えていくようにしたい
□ワダツミの感想□
裁判官が言っていたことがとても気になります。法廷で聞いていた感じでは、東さんに有利なことを言っているように思えました。
法廷の席が埋まらなかったことが悔やまれます。できるなら、入りきらないくらい傍聴者をあつめて、交代で傍聴するくらい、「注目しているんだぞ」ということを示したいです。でも、平日の昼間なんですよね。
□次回日程□
東裁判・控訴審第2回口頭弁論は、9月16日(木)11:30〜
傍聴前にはなんらかの行動があると思います。
□報告集会ででてきた話□
松谷訴訟のときのように、裁判長あてのメッセージを集めてはどうか。
■8月に向けて
東裁判の口頭弁論は次回が9月。集団訴訟も10月です。8月は、原水爆禁止 世界大会があります。今年は広島。8月4日〜6日の日程です。
詳細はhttp://www.antiatom.org/
学習会や、被爆体験を聞く会をやりたいですね。また、世界大会の報告会などもできたらいいと思います。やりたいことや、各地で決まった企画など、教えてください。 また、今年も都内各地で原爆展が開かれます。これも逐次ニュースでお 知らせします。ぜひ足を運んでください。友だちも誘って。
・東裁判 口頭弁論日程
・集団訴訟第6回口頭弁論の感想など
■東数男原爆裁判控訴審 第1回口頭弁論
7月13日(火)
10:00〜10:30 厚生労働省前要請行動<雨天決行>
11:00〜12:00 口頭弁論傍聴・東京高裁(裁判所合同庁舎)101号法廷
口頭弁論のあとは、毎回、裁判所のとなりの弁護士会館で報告集会を開きます。
■集団訴訟第6回口頭弁論の感想など
今回の弁論では、たいへん強いこだわりをもって準備されたという、原告・福地義直さんの被爆証言と、国側が裁判所に提出した文書(準備書面)への反論の説明でした。
・福地さんの証言
何度か声をつまらせながらの福地さんの証言で特に印象深かったのは、「普通並の健康とはどんな状態をいうのかが分かりません。普通の人の普通の健康状態がどんなものか自分も味わってみたい。」と述べられていたことでした。そして、被爆直後に入った爆心地近くで見た「お化けのような」人々や無数の死体に無感情であり、助けを求めてきた女学生を助けることのできなかった自分と、地獄を作り出した原爆への、強い憎しみでした。
証言をおりづるネットのサイトにアップしたので、ぜひお読みください。
http://www4.ocn.ne.jp/~t-hibaku/saiban/ (おりづるネットサイトトップ)
http://www4.ocn.ne.jp/~t-hibaku/saiban/syudan/06hukuti.htm (福地さんの証言)
2年前から自宅を常設の原爆写真展示室にして、実物大の原爆模型も自作して展示している福地さんですが、被爆体験を語るようになったのは同じC型肝炎 で苦しむ東さんが提訴されてからだそうです。
・弁護団の陳述(国側準備書面への反論の説明)
国側は、「被爆者援護法」の前文にもとづいて認定行政を行っていると主張するが、実際には裁判で何度も負けているので説得力を持たないこと。
多くの遠距離・入市被爆者に急性症状が見られることからも、放射線の影響の判断基準がおかしいということを原告側は主張してきたが、国は「頭髪が抜ける」「紫色の斑点が出る」「歯茎からの出血」「嘔吐」などの症状を、必ずしも放射線の影響とは言えないと主張している。これこそ非科学的であること。
などです。
たくさんの人が、同じ時期に広範囲で放射線の急性症状に見舞われたというのに、「放射線の影響かどうか疑わしい」と言ってのける国の態度は本当に異常だと思います。
イラクで日本人ジャーナリストの乗った車が襲撃されました。病院に運び こまれた遺体と、あとから外で発見された遺体の身元が確認されたようで す。襲撃したグループの意図はまだわからないようですが、こんな事件が 頻発するようなイラクにしたのは誰でしょうか。そして、日本人は早く帰国しろ、と言いながら自衛隊は撤退させようとしない日本政府。自衛隊員も日本人だと思いますが。
・5月25日、アメリカが臨界前核実験
●5月25日、アメリカが臨界前核実験●
共同通信は以下のように報道しています。
******転載ここから******
米国は東部時間の25日午後3時(日本時間26日午前4時)、通算21回目の臨界前核実験を西部ネバダ州の地下実験場で実施した。米エネルギー省が発表した。
昨年9月以来8カ月ぶりで、ブッシュ政権下では8回目。核爆発は伴わないが、保有核兵器の性能検証を目的としており、核軍縮に向けた国際的な努力に逆行するとして、反核団体などから厳しい批判が出るのは確実だ。
実験は「アーマンド」と名付けられ、原爆開発で知られるロスアラモス研究所が担当した。地下約290メートルの水平坑道に設置された実験装置に少量のプルトニウムをセットし、高性能火薬の爆発で圧縮。核分裂連鎖反応が起きない範囲でプルトニウムの変化などを調べたとみられる。
同省は実験について「核兵器の安全性、信頼性を維持するために必要」と説明している。(共同通信)
******転載ここまで******
26日にはアメリカ大使館前で、被爆者を先頭に抗議行動が行われました。報道によれば、各地で抗議行動が広がっているそうです。
イラクがまさに戦争状態にあるなかでの核実験。「使える」小型核兵器の開発のためだともいわれます。
それにしても臨界前核実験21回のうち半分近い8回がブッシュ政権下とは。この政権の性格が現れているような気がします。
4月28日には、国連本部で核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備委員会が開かれ、世界の579都市が加盟する平和市長会議の秋葉忠利会長(広島市長)と伊藤一長・長崎市長が核廃絶を求めて発言したばかりです。
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