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南イタリアを訪ねて( 1/11 )
ローマへ
福岡空港発「大満喫・南イタリア」のツアーのひとたちが、しだいに旅行社のカウンターの前に集いはじめました。
数えると、22人です。
私たちのお世話をしていただくのは、添乗員の森住ゆかりさんという方で、尊敬と親しみをこめて「ゆかりちゃん」と呼ぶことにします。安いレートさがし
午前8時15分、福岡 から関空へ、そこからJLに乗り換え、一路ロンドンのヒュースロー空港へ向かう予定です。
関空で、さっそく円をイタリアで使うためユーロに両替します。
外国のホテルでも街角の両替屋でもそれはできるのですが、現地の方がレートも手数料も高いので国内で両替を済ませてしまいます。
規制緩和となって銀行の窓口ごとにレートが異なるので、空港に3つある銀行のうち、いちばん安い140円のレートの窓口で両替を済ませました。蝉時雨
日本からヨーロッパまでは、直線距離にして9,500キロメートルあります。
飛行時間は、行きは13時間、帰りは12時間かかります。
これは地球の自転の関係で、西側に行くときは、地球の回転を追っていく関係で1時間よけいに時間がかかり、帰りは反対に1時間だけ短縮されるのでしょう。
13時間も座席にじっと座っているのは、じつのところ苦痛でなりません。畳の上に横にならないと眠られないクチなので、座ったままでは眠ることができないからです。
カメラの取説を持ってきていたので、退屈しのぎにこれをあらためて読みなおします。
すると、いままで何気なしに使っていたカメラにも新しい発見があったりして、なぜいままで気づかなかったのだろうと反省させられたりしました。
それでも、すぐにその本も読み終わってしまい、時間をもてあましてしまいました。機内も暗くしているので、みなさん眠っているようです。
なにもすることがないので前のモニターにスイッチを入れてみました。その中の映画部門を開いてみたら、藤沢周平の「蝉時雨」をみつけました。
この物語は、小説で読んだことがあります。主人公の文四郎の初恋、父の死、友情、剣の修行、それに藩のお家騒動をからませて、ひとりの若者の成長の過程が描かれています。
たいへん好きな小説で、これまで数回読みなおしました。そこでこの映画をみることにしました。
小説を読んだイメージと、いまみた映画のイメージが少しちがうような感じを受けました。
途中、窓から下をみると、いちめんの雪景色です。ナビゲーションで確認すると、現在ロシアの上空を飛んでいることがわかりました。
他にも映画はあるのですが、これといったみたい映画もないし、することもありません。
眠られそうにないのでウイスキーを注文し、これをちびりちびリやりながら、座ったままでいると、うつらうつらしてきていい気分になってきました。時差
日本とヨーロッパでは、時差は8時間あります。
つまり、日本のほうが8時間早いことになります。ということは現地は8時間遅いということになります。そのため時計の針を8時間遅らせました。反対にヨーロッパを基準にすると、日本時間はここの時間から8時間早めることになります。
たとえば日本時間で正午なら、ヨーロッパはまだ早朝4時であり、ヨーロッパの朝8時は、日本ではまだ夜中の0時ということになります。
もちろん関空からイタリアのローマへの直行便はありますが、この便は人気路線なのでツアーではなかなか使われないようです。ヒュースロー空港
イギリスのヒュースロー空港に着きました。
ここからローマ行きの便まで、3時間ほど待ち時間がありました。
この空港は、フランスのパリ空港と同じようにヨーロッパ主要都市への乗り継ぎの空港としてにぎわっていました。
空港のコンコースでは、レストラン、みやげもの屋やブランドの店がならんでいます。
ひまつぶしに店をみてまわりましたが、イギリスはユーロ圏でありながら、通貨だけは従来のままポンドです。ボンドはユーロよりレートが高いそうです。ユーロと円しか持ち合わせがないので、買い物はできませんでした。ローマ
私たちの乗るローマ行きの飛行機が30分遅れとなりました。それでも、今夜のうちにはローマに着けそうです。
ローマの空港に近くなって下をみると、街頭の明かりが線となって、ネオンサインのようです。空港に着いたのは夜中の11時でした。
もちろんここでは入国審査はありますが、ユーロ圏内では入国手続きの書類は要らないようになっていました。ここからバスでホテルに向かいます。
ホテルに着いたのは、午前0時です。ホテルのシャワールームは、バスタブがないので戸惑いました。カーテンを湯受けの内側に入れてシャワーを浴びましたが、いっせいに私たちの一行がお湯を使うせいでしよう、すぐに熱いお湯は出なくなりました。
それとひとつ気づいたのは、トイレットペーバーの幅は、日本のより2センチほど短いことです。でも使うぶんには支障はありませんでした。(つづく)
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