690-699

  1. Die Flucht des Koerperlosen (体を失った者の逃走)
  2. 惑星Zabrijnaに、ラーレ人Hotrenor-Taakと、その代行でありライバルであるLaafnetor-Breckが艦隊を引き連れてやってきた。彼らは、古ミュータントについて何か知っているかとレティクロンに尋ねる。かれは、タコ角田の意識を宿しているにもかかわらず知らないと答える。うそを見破ったHotrenor-Taakは、レティクロンを、真実を明らかにする部屋で尋問しようとした。そこは、コウモリのような7銀河連合の成員の一種族であるHyptonがいる部屋であった。かれらは、沢山が一つの超意識を形成していた。レティクロンは真実を話すことにして、その部屋から脱出することができた。一方、角田は、レティクロンが単極転送機でHotrenor-Taakの旗艦に転送される際に、エネルギー嵐に巻き込まれ、SVE宇宙船を2隻屠り、そのまま、漂うことになった。彼は死を覚悟するが、Hyptonの意識に入り込み、生き延びることができた。しかし、Hyptonの集合体の意識の中で彼は自分を失い、無に帰りかける。一方、Hotrenor-Taakは、超重族を何百人とならべて殺戮し、そのショックインパルスを発生させることで角田の自我を目覚めさせ、Hotrenor-Taak自身の意識の中に角田を取り込むことに成功する。Laafnetor-Breckは、彼の野望に不信をいだき、彼を殺そうとする。角田はHotrenor-Taakをあざむき、テレポートしてにげるように見せかけてLaafnetor-Breckの意識に移り、彼を制圧し、テレポートしてHotrenor-Taakの旗艦から脱出する。かれは、テラ船を発見すると司令室にテレポートする。ラーレ人の突然の出現に驚く乗員らを前に、かれは自分が角田であることを説明する。かれは、USOと連絡をとり、アトランと話すことができ、ゲーア基地へと向かう。(5/14-5/17

     

  3. Sargasso des Alls (全てのサルガッソ)

 ローダンはトロナルカソム将軍を指揮官とする12000隻からなる探検コマンドを地球から送り出すことにした。なぜなら、送り出したエクスプローラー船は全て戻ってこなかったからである。トロナルは、ハイパー空間の中で、何かが追っかけてくることをしり、通常空間に戻った。それは、金色の毛、のようなものがたくさん集まったものであった。しかし、それはテルコニット鋼を突き破ってきた。12000隻の艦隊は一瞬にして破壊されてしまった。そこには、2隻のなぞの宇宙船が通りかかった。グッキーは、トロナルのインパルスを感じ、巡洋艦San Antonioで救出にむかう。ローダンも大規模な救出隊をだす。グッキーはカソムとともに、近くの惑星におりて、毛の秘密を探ることにした。惑星Onyxにはカンガルーのような知性体、Psaltasが住んでいたが、惑星は不毛で荒廃していた。グッキーは、彼らから、金色の毛がSchanathと呼ばれており、Gragh-Schanathというなぞの惑星から持ってこられたものだとしる。しかし、カンガルー人もその正体はわからなかった。また、カンガルー人が、グッキーらを捕らえようとしたときに使った生体ネットも持ち帰り、かれらは、テラにかえる。しかし、生体ネットは死んでしまった。なぞの2隻の船はブルー族だ、とグッキーは思い出す。なぜブルー族が星の大渦巻きのなかに?

692. Die Insekten-Koenigin (昆虫女王)

24隻のテラ船は、航行中に、突然出現した3万隻のプローン人の艦隊の攻撃を受ける。ローダンは、それを迎え撃つべく、2万隻の艦隊で出撃する。昆虫生物プローンは、女王Jaymadahr Conzentrynに支配されていた。ローダンは女王と講和しようとするが、彼らのメンタリティに講和というものはなく、戦争となってしまう。ローダンは、彼女の姿がゼウスそのものであることに愕然とする。ミュータント・ロルビック、ツバイ、グッキーとタッチャーは、プローン船にテレポートし、ポジトロニクス混乱装置をセットする。しかし、プローンの対精神兵器によってテレポートが妨害される。一方、捕虜になっていたテラナーGodunowは脱出をはかり、その際に対精神兵器を破壊するが、かれはやられてしまう。テレポーターは彼のおかげで帰還できた。一方、双方の戦闘の際にテラ船3000隻が星の大渦巻きの裂け目に消えてしまった。3万隻の艦隊もそこを転送機として用いて出現したはずであった。ローダンはそこに向かうようにツバイに命じ、グッキーとともにテラに帰還する。(5/21-5/23)

693. In den Hoehlen der Ploohns(プローンの穴の中で)

 ツバイは、ロルビック、タッチャーアハイヌ、それにスペースジェットパイロットのGreenor Varskとともに、プローンの惑星へと向かう。Varskに16時間待つように命じて惑星へとテレポートする。そこは、ロボットが肥料を植物に撒いている惑星であった。ツバイはバラの花園と命名する。3名はあっけなく見つかり、繭のなかに閉じ込められ、女王のいる宮殿へと運ばれる。一方、Varskは攻撃を受けて殺されてしまう。3名は対超能力フィールドの影響を受けてテレポートできない。ツバイは、植物の肥料がブルー族のモルケックスで出来ていることを知る。モルケックスはその昔、一塊となってハイパー空間のどこかに消えたはずであった。彼らは女王の前に引き出されて、なぜここに来たのかを問い詰める。一方、ツバイはモルケックスの秘密を知っているといい、テラナーは対モルケックス兵器を持っていると伝えると、女王を含めたプローンたちはみな半狂乱となってしまう。彼らは再び地下へと連れていかれる。ロルビックはBhavacca Kr'ahというお守りをバラの花園に落としてきたので、超能力が半減し、これがないと人間に戻れないかもしれないという危険を犯して、彼の超能力で対超能力兵器の隙をつき、ツバイのテレポートを可能にさせ、プローンの幼生に化けて、くちばしで繭を切り裂いて2人を助け出す。ツバイはテレポートして女王をさらって逃げようと考えるが、宮殿の廃虚のなかで、捕まりそうになる。そのとき、Kayzihr Mandaynahという盲目のプローンが地下の迷路の中に案内してくれてかろうじて逃げ延びる。さらに、Schuyt―34027という探知ロボットがロルビックのお守りを持ってきてくれた。ロルビックは地下の紫色の海から生じた煙のなかに飛び込み消えてしまう。ハイヌはお守りを煙のなかに投げ込み、ロルビックは自分の体を取り戻す。(5/23-5/27)

 

694 Die Anti-Molkexbomben (対モルケックス爆弾)

マルコポーロにArgtamayn Benzynurhを代表とするプローン3名がを軍使としてやってきた。かれらはローダンに会いたいという。彼らはテラに来てローダンに会い、超能力を持った女王、Zeusを殺せと命ずる。一方、Zeusは3名を捕らえて連れてこいと命ずる。3名は証拠としてツバイの光線銃を見せる。ローダンはその中から、ツバイのメッセージを読み取る。”MOLKEX”。さらに、グッキーは、生体ネットがモルケックスからできているのではないかと疑う。ローダンは軍使から時間を稼ぎ、ネーサンから、対モルケックス爆弾の情報を引き出し、実験船CRUISEN ZANDER に積み込み、裂け目を通して、プローン銀河へと進出する。探知器は、ツバイたちが降りた惑星の上の大量のモルケックスを探知し、グッキーはこれがPsaltasの伝える、なぞの惑星Gragh-Schanathではないかと考える。グッキーと臆病な技術者Cam Naulathは、対モルケックス爆弾2つをもって惑星に隠す。ローダンは、女王の本拠地惑星に向かい、女王を船に招き入れ、講和を申し出るが、断られる。ローダンは女王を爆弾を爆発させると脅すが、聞き入れない。そこで、実際爆発させると、モルケックスがちりとなって消滅していった。女王は青くなり、ローダンと講和を結ぶことになった。さらに、ツバイ、ハイヌ、ロルビックも戻ってきた。

695 Die Unantastbaren (侵すことができないもの)

惑星エルトルス上では、ローダン派であるエルトルス開放委員会(EBK)と、7種族連合派のエルトルス利益党(PEI)とが激しい権力争いをしていた。PEIの代表、Hemo Gollonkは、Hotrenor-Taakに、自分を第一Hetoranにしろと迫る。しかし、かれはやんわりと拒絶する。EBKの代表者、Thorg Evargherは、7銀河連合の黒いピラミッドの秘密をさぐるため、地下500メートルから穴を掘り、ピラミッドの内部にたどり着こうという計画を立てていた。彼と、Wargor Kenson、Quevamar Ablonthの3人は、ピラミッドから出てくるパニック放射波をものともせず中に入ることに成功する。その中はアーガイリスがかつて試みたように、暗黒の虚無であった。そのとき、上空にHotrenor-TaakのSVE宇宙船が現れ、エネルギーを補給にやってきた。彼ら3人の精神は、その際に肉体をはなれ、X次元のエモシオ空間へと投げ出される。そこは、エルトルスの感情(エモシオ)エネルギーに充満していた。そこで、第三の7銀河連合の成員、Mastibekkにであう。彼は、肉体を自ら失った種族であった。3人はMastibekkから、彼らの秘密を聞き出す。すなわち、ピラミッドは、エモシオエネルギーを集め、それをSVE宇宙船にあつめてSVE宇宙船のエネルギーにしていること、また、Mastibekkは3次元空間との関わりと、さまざまな場所に移動して情報を得るために、Lare人と協力していることを知る。PEI を打ち破る武器をくれと頼むが、彼らは武器を持たないといって拒絶された。3名はLare人がひどいことをしているので協力するなというが、いつか彼ら自身が強力になったときに再びコンタクトをとる日がくるであろうといって、3名を肉体に戻す。EBKのLaptirは裏切ってPEIのGollonkにEBKのやっていることを伝え、Gollonkはピラミッド地下を制圧し、精神のぬけた3名を発見する。3名に精神が戻り、Gollonkは彼らを殺そうとするが彼らの体は白く光り輝いて攻撃をはねかえし、PEIの兵士は逃げ出す。3名はPEIに攻撃を開始し、Laptirは、PEIの本拠地でGollonkに逢う際に彼は目の前で死んでしまい、彼自身もやられ、PEIは壊滅する。Hotrenor-Taakは両陣営を攻撃することはなかったので、エルトルスは再び平穏をとりもどした(5/29-5/31)

696 Botschafter des Friedens (自由の使節)

 身長4メートル、4本の足をもち、鳥のようなくちばしと目を持ち、羽のようなものが生えていて2本の手を持つグライコ人は7種族会議の第4の成員であった。グライコ人のKroiterfahrnは、精神を病んでいた。グライコ人は彼を本当の自由がある別の銀河でゆっくり静養させようと、かれをラーレ人に頼み、我々の銀河へと送り込むことにした。グライコ人は、真の平和を求める種族で、7種族のなかで、各種族を取りまとめる上でもっとも重要な役割を果たしていた。この情報をホトレノルタアクは聞かされておお慌てとなる。この銀河は、グライコ人がくるような平和なところではない。10年早すぎる。しかし、7種族会議の上層部はこの銀河はすでに平和であると報告していた。もしも、このうそがばれると、ラーレ人とヒュプトン人の血塗られた支配があきらかとなり、グライコ人が7種族会議から脱退し、7種族会議はばらばらとなってしまうであろう。よろしくとたのまれたホトレノールタークは、断ることも出来ず、彼がやってくる。ヒュプトン人と相談し、彼をUSOのタフンのメドセンターにいれて、外界から隔絶することにした。一方、USOのBraunter Goethe Schultzと他の2人はタフンを探っていた。そこにクロイターファールンがやってくる。彼ににせの平和を見せるため、ホトレノールタークは、無難なテラナーをタフンに連れてきていた。しかし、USOスペシャリストのシュルツは、クロイターファールンの前で爆発をおこし、彼は捉えられる。一方、クロイターファールンは疑念を抱く。シュルツはラーレ人とレティクロンに催眠暗示を受けて、クロイターファールンのところに連れて行かれ、会話をし、彼をとどまらせる。暗示がとけると、シュルツは事態を把握し、ラーレ人と3人でグライダーに乗って、惑星の査察に出かける。シュルツは、ラーレ人から武器を奪い、この銀河は楽園どころか、地獄だと告げ、惑星から逃げ出す。

 

697 Im Interesse der Menschheit (人類の利益のために)

 シュルツは、クロイターファールンとともにUSOの宇宙船に助けられ、アトランの待つゲア基地に向かった。クロイターファールンはあまりにひどい現実を受け入れることができず、自ら死のうとする。アトランは、タコカクタの意識を彼に入れて、何とか彼を回復させようとするが失敗する。一方、ホトレノールタークとヒュプトンは、クロイターファールンが7銀河会議に戻って真実をしゃべると、7銀河会議自体が崩壊するということを重視し、クロイターファールンを殺すことをきめた。アトランは、クロイターファールンとシュルツ、それに艦長と角田の意識を巡洋艦KensingtonにのせてFaltro星系の惑星Karramischに向かわせる。そこにはUSOの小さな基地があった。レティクロンはシュルツの意識を探知し、クロイターファールンもともにいると結論してKarramischを包囲した。シュルツは角田の意識を乗せてレティクロンと対峙し、クロイターファールンのいる秘密の部屋を教える。レティクロンは彼を殺し、帰還する。一方、シュルツは、ゲア基地を出るときにすでにクロイターファールンが精神を病んで死んでいた事を知り、すこし安心する。かくして、真実は7銀河会議に知られることはなかった。

698 Meuterei auf der Mebrecco (Mebreccoでの反乱)

エクスプローラーテンダー船Mebreccoにのったテラナー2万人は、ローダンの命を受けて故郷銀河探査の旅にでていた。主席天文学者Jasser Kanschoは、ついに故郷銀河を発見した。司令官のDanzien Germell大佐は、ローダンへの反逆を企て、故郷銀河に向かってひっそりと暮らそうとした。そこに、「ガイド」となる、なぞの生命体が現れ、船のポジトロニクスをのっとり、パラダイスへと案内するといって、Mebreccoをテラそっくりの惑星へと案内する。テラナーはそこに植民を開始するが、大水、真っ赤な昆虫の襲撃をうける。さらには、体が真っ青になるなぞの奇病に侵され、彼らが正常人を殺しだし、最後にはGermell大佐だけが生き残る。かれは、ローダンに連絡し、そのとき再びガイドが現れ、テラナーをもっとパラダイスへ案内したいといい、Germellはガイドもろとも自爆する。再び、ガイドは、引き続き100万年以上も大宇宙をさまようこととなる。(-6/6,今回は怒涛の進展を見せた。696はたった1日で読破!)

699 Terra unter fremder Sonne(見知らぬ太陽のもとのテラ)

ローダンは、ゼウスの力を借りて、地球をゼウスの住む惑星、Gosmo CatsleがあるMedaillon星系に、地球と月を移動させて、せめて地球を恒星の周りを回らせようと考えた。ゼウスは3人のMopoyを連れてこいと命ずる。グッキー、ツバイ、ゴシュモカンは女王ジャイマダールのいる惑星、ガラーシャナットに降り立ち、Mopoyを連れ去る。ゼウスにモポイを連れてきたと告げ、交換に地球を動かすようにたのむ。ゼウスは彼の惑星の超技術をもって地球をメダイヨン星系に転送する。モポイを得たゼウスは、卵を産んで、自分の王国を築けると、狂喜する。しかし、モポイには仕掛けがしてあり、転送直後に、ステーションは爆発し、ゼウスとモポイは6次元空間へと投げ込まれ、消滅してしまう。そのため、地球と月はコントロールを失い、メダイオン星へと突っ込んでいく。絶望したゴシュモカンはゼウスの基地で死んでしまう。万事休す、とローダンがあきらめたとき、女王ジャイマダールが現れ、プローンの超技術が地球と月をメダイオン星の公転軌道へと運んでくれる。プローンは去り、ローダンの心配をよそに、テラには一応の平穏が訪れた。(―6・9、とうとう50話読破した。長い道程であった。)