720-729

  1. Todeskommando Last Hope (ラストホープ決死隊)
  2. 地球が消えて120年、アトランは、NEI(新アインシュタイン帝国)を組織し、7銀河連合に対抗すべくゲア基地で準備してきた。その大侵攻の日に備えて、グルエルフィン銀河のガンヤス人や、マークスに銀河系の救援をたのむことにした。ガンヤス人と連絡をとるにはダッカルコムが必要であった。ダッカルコムは消えた地球に一つ、もう一つは、その昔ワリンジャーチームが研究惑星として利用していた惑星、ラストホープにあったはずであった。そこで、アトランは、アンドレノワール、タマヨキタの意識をのせたムーシーとともにラストホープへと向かう。ラストホープには全長500メートル以上の巨大なムカデが生息していた。アトランはその昔テラナーが作った大ムカデそっくりのロボット、Judithの転送機を用いてラストホープに潜入する。かれらは、ノワールのヒュプノ能力によって大ムカデ60匹をコントロールして、ラーレ人に占領されている研究ドームを攻撃させる。そして、そのすきに、ダッカルコムのデータを研究ドームのコンピュータから取り出すことに成功する。

     

  3. Die Stimmen der Toten (死者の声)
  4. ロナルドテケナーは、マークスの協力を取り付けるためにベティタウフリーとウリウセングの意識をのせたAphon ChachmereCerem Ballist100年以上も生きて死にそうだったためにムーシーに意識を移植されてサイボーグとなったグレグ24、ヴラート信者のAmbas Kotjinらとともにど級戦艦3隻とともにルックアウトステーションへと向かう。そこにはだれもおらず、秘密墓所に死んだ3000人のマークスがおかれていた。ベティはなにか超放射があるようだと感ずるが、それ以上はわからなかった。さらにアンドロメダへと向かい、ミッドウェイステーションにたどり着くと、同じように3000人の死んだマークスがおかれていた。そこに何千隻というマークスの戦艦が現れ、テケナーはアフォン、セレム,グレグ24らは捕らえられてしまい、アンドロベータへとおくられる。テケナーは尋問を受け、ようやく正体を認められる。マークスはラーレ人の手下と彼らを思っていたのだ。マークスはアンドロメダにラーレ人が進行することを防ぐために、死んだマークスの放射を通信手段として用いていたのだ。マークスは世代交代しておりテラナーに反感をもっていただけであった。グレグ24は救命艇でアンドロメダに残っているはずの旧マークスと交渉するといって去る。彼は、マークスがテケナーらがラーレ人に捉えられることを恐れてアンドロベータから脱出させないだろうと忠告する。テケナーは敵の転送機を外部からコントロールするという新技術でアンドロベータから戦艦へと転送され、無事、故郷銀河に帰還するが、マークスとの交渉は失敗であった。(-8/26)

  5. Eine Botschaft fuer Ovaron (オヴァロンへの使節)
  6. アトランは、Coal Xenopol博士にダッカルコムを完成させた。彼は、オヴァロンにむけて、7銀河連合の危険と、銀河系の現状、そして、救援を要請する。3443年に大群に向けて救援がグルエルフィン銀河から来て以来の連絡であった。

    一方、グルエルフィン銀河では、オヴァロンの存在やテラとの同盟などはすべて過去として消え去ってしまっていた。宇宙船はオヴァロンの封印として、飛行を止められていた(?)。年老いたガンヨ、Skorvamonは、アトランの連絡を聞くと、王宮の地下深くに存在する秘密の基地へと向かう。そこにはオヴァロンが(細胞活性装置保持者であるにもかかわらず)水槽の中でかろうじて生き長らえていた。オヴァロンは救援を提案する。しかし、地上に戻ったスコルヴァモンは、テラの要請を無視するように命ずる。これに疑問を持った次期ガンヨ候補のKeltratonは、友人の宇宙飛行士、Hatelmonhと共謀して秘密基地に潜入してオヴァロンと逢うことにする。ハテルモンは秘密基地設計者を叔父としてもち、別の入り口を知っていた。2人はオヴァロンに逢う。オヴァロンは彼を生命維持装置とともに宇宙船に運び出すか、できなければ殺してくれと頼む。ハテルモンは彼を運び出し、宇宙船 Ganjona Massoに乗せることに成功する。ケルトラトンは同行を拒むが、カルト教団にオヴァロン脱出の手助けをした秘密を知られ、また、ライバルのTarjighonが新ガンヨとなったためにやむなく、Ganjona Massoに再び乗り込むこととなる。オヴァロンは後継者が出来たことを喜び、どこか別の惑星に行って新帝国を築いていつの日か銀河系を助けよとケルトラトンに託して死んでしまう。

    アトランは、再び、自分たちだけで何とかしなくてはならないと悟らされ、ローダンがいつの日か戻ることを念ずるのであった。(-8/28/1999)

  7. Kolonie der Cyborgs (サイボーグのコロニー)

アトランとティフラーは、恒星Sahlenbeerの惑星Wonderfalgにマルチサイボーグ、ムーシーを60年前に800人移住させて、どのような社会をつくるかを見るための実験をおこなった。うまくいけば、無人の惑星にムーシーを移住させて、7銀河連合に対抗するための拠点となるはずであった。ティフラーは、戦艦Spinning Wheelで惑星へと降り立つ。そして、移住したムーシーは自らを元素名で呼び、Heliumと名乗るムーシーが支配する。彼は、人間からの開放を宣言し、テラナーがおいていった生活のための道具を全て捨て去ってしまう。彼らは60年を何とか生き延びた。彼らは自分らをWonderfalg人と称し、ティフラーらが降り立つと独立を勝ち取るために彼らを捕らえて脅迫する。Spinning Wheelの艦長Serganow大佐は夜陰に乗じて開放を試みるが失敗する。ティフラーとElma Hermite博士は脱出し、ムーシーから逃げ回る。洪水で逃げ遅れたムーシーの追手、Mesonを彼らは助け、彼にHeliumと交渉させた。彼らは60年かけてできたことがティフラーに簡単にできたことに感心し、宇宙船に戻ることにする。帰還したティフラー、アトランらは、ムーシーはロボットではなく、各人適正があり、あくまでもサイボーグであることを再認識した。(-8/30)

 

  1. Geheimkonferenz der Rebellen (反逆者の秘密会議)
  2. Mithla Quinooに紛してティフラは、アコン人の本拠地、ブルーにおもむき、新アインシュタイン帝国への協力を呼びかける。アコンの女王Jajannu Ar-Rhiは、絶世の美女であり、そこにいたラーレ人Ypanqui-Thorは彼に嫉妬する。ティフラーはそこにつけこみ、彼女と連絡を取り、秘密会議のことを連絡する。

    秘密会議はイーストサイドの惑星Gjautohmで行われる。その情報を秘密裏につかんだHotrenor-Taakは、新第一ヘトランのマイルパンサにそのことを告げる。マイルパンサの腹心、Aynakを代表とする超重族コマンドは、スプリンガーに紛してそこの要塞都市に入り込む。これは、アトランの計画どおりであった。かれは、マイルパンサにアルコン船、アコン船、ブルー船、マークス船を発見し、秘密会議がここで行われるようだとマイルパンサに報告する。アトランはグヤウトームが総攻撃を受けて破壊されることを予想し、要塞都市に単に有機物からなるサブサイボーグだけをおき、テラナーがいるように見せかけていた。Aynakはこれを見破り、不信に思う。そのため、タコカクタの意識を持つRichebaultは超重族コマンドを殲滅する。一方、マイルパンサは連絡が取れないので不信に思う。彼は、Aynakが殺されたことを確信して怒りに任せて惑星を殲滅しようとするが、Hotrenor-タアクにとどめられる。そこで、超重族宇宙船数千隻とSVE宇宙船で惑星を包囲し、総攻撃を開始する。惑星が核爆弾で破壊されかけているにも関わらず、Hotrenor-Taakは捕虜を捕らえて情報を得るようにマイルパンサに命ずる。超重族船はテラに基地に破壊されることを覚悟して着陸を試みるがことごとく破壊される。あと少しで基地も破壊される時に、ティフラーは転送機での総員退却を命じた。惑星は破壊され、サイボーグの痕跡もなくなった。アトランは、かくして秘密会議が妨害されたように見せかけることに成功した。しかし、ホトレノルタークは、なぜ、テラナーが反撃してこなかったのか、また、なぜテラの宇宙船がなかったのか、疑問を抱いていた。(-9/1

  3. Allianz der Galaktiker (銀河同盟)

会議用宇宙船、Blue Ridge Mountainには、すでに、テフローダー、マークス、アラス、アコン人、新アルコン人、バルコン人など、銀河の種族が集まっていた。かれらは、ブルー族とハルト人の到来を待っていた。やがてブルー族もきて、アトランは会議を開始する。テラ由来のエルトルス人、シガ星人などは全て対ラーレ人同盟の結成に賛成した。一方、最後までアコン人とアンティは自己の利益を考えて同盟への参加をためらっていた。会議は決裂しかけていた。そこにVhratoの使者である人間の形をした黒い影があらわれる。かれは、会議の様子を見に来たといって消える。やっとハルト人、Jotan MencLraton Perlatが到着した。銀河の各種族は、技術的にも、肉体的にも優れているハルト人が同盟に参加することを待ち望んでいたのだ。ハルト人は、ラーレ人の侵攻が始まると、惑星ハルトを去り、どこかに消えてしまっていた。ハルト人の使節は、同盟には参加しないと表明し、同盟の分裂は決定的になってしまう。腰抜けと言われた、メンクは洗濯衝動に駆られて乗ってきたハルト船でラーレ人をやっつけるといって去ってしまう。ティフラーはハルト人ペルラットとともにスペースジェットでメンクを説得にむかう。さらに、アンティは自分の種族だけの生き残りを考えて、代表Kerson Paarunocが宇宙船でハイパー空間へと消えてしまう。アンティは、会議の存在と内容を洗いざらいラーレ人にばらしてしまうつもりであった。残ったテケナー、アトランは最悪の事態を覚悟した。しかし、アンティ宇宙船は、Vhratoの使者によって破壊され、影はテケナーに事態を報告する。なぜ、アトランに直接伝えないのかテケナーが尋ねると影はくちごもって消える。ペルラットはメンクの説得に成功し、彼らは無事会議宇宙船に帰還する。ハルト人は、ラーレ人の技術力には抗し得ないと判断し、マゼラン星雲の秘密惑星にひっそりと暮らしているのであった。もしも銀河の全種族が同盟するならば、彼らも手助けする用意があると述べる。アトランは全銀河名誉同盟を結成し、ラーレ人への抵抗を結束した。(-9/3

726 In der Dakkarzone (ダッカルゾーンのなかで)

ローダンの乗るSOLは、ケロスカー科学者、ドブラックらとともにブラックホールに飛び込んだ。船の中では破滅服をまとったシェーデレアとドブラックだけが意識を持っていた。残りの乗員は全て意識をうしなっていた。ソルは、ブラックホールからのびていたトンネル空間を飛行していた。そこはダッカルゾーンのトンネルであった。やがてトンネルは一つの空間に出た。ローダンらも意識を取り戻した。そこからはいくつものトンネルが伸びており、別の銀河への出口が伸びているようだった。そこに、それのテレパシーが響き渡る。「ローダン、よくなぞを解いた。ここでは、君には2つの選択がある。一つは故郷銀河へすぐに帰還する道だ。それはたやすいが、決して本当の故郷には戻れないであろう。もう一つは、つらくて厳しい道だ。だが、それは正しい宇宙へもどることができるであろう。君は前者を選択したいだろうが。」

SOLは惑星を発見する。シェーデレア、トロト、ロイド、グッキーの4名はコルベットで探索に向かう。トロトは明らかに年を取っていた。彼らは、惑星からの牽引ビームに引かれて惑星に着陸する。彼らは半魚人、ツグマコーン人に捕らえられる。彼らはSOLがどこにいるのか執拗に尋ねる。トロトがおお暴れして脱出する。トロトとロイドは惑星の森へと逃げ込む。一方シェーデレアとグッキーはコルベットへと向かうが厳しく包囲されていた。やむなく惑星上空へとテレポートし、グッキーは誰かが眠っていることをテレパシーで発見する。都市の中心部にあるバリアと塔を発見する。塔にテレポートすると、そこは博物館であった。そこを探索すると、何とラーレ人の像があった。やはり6番目の種族であったのか?さらに、破滅服に身を包んだシェーデレアがバリアに激突して、その隙間にグッキーが潜入した。なかには、頭の大きなツグマコーン人、オルウが一人いた。一方、トロトとロイドはコルベットに戻ってよいといわれるが壊されていた。オルウとシェーデレア、グッキーはコルベットにテレポートし、トロト、ロイドと合流し、発見されていなかった転送機でSOLに戻る。オルウは目を覚まし、彼らの歴史と、7銀河連合の秘密を語りはじめる。(-9/6)

727 Spezialisten der Nacht (夜のスペシャリスト)

 恒星Arryadの周りをまわっていたツグマコーン人の惑星Grojockoは、ブラックホールに飲み込まれようとしていた。大部分のツグマコーン人はすでに惑星から脱出していた。ハイパー物理学者であったオルウの父、Galkon Erryogは、彼の理論から惑星がブラックホールに飲み込まれても消滅せずに生き残るはずだと予言していた。しかし、彼は人をたぶらかした罪をきせられ、息子オルウはその際に人を殺してしまい、死刑を宣告され、鎖でつるされる。やがて惑星はブラックホールに飲み込まれるが、理論どおり惑星は助かり、中間暗黒空間に出現し、そこにあった恒星の周りを回り出す。父は理論の満足して死ぬ。一方、惑星に生き延びた2万人のツグマコーン人は、オルウの兄弟・姉妹Pyら科学者家族Erryog一族に支配されることを恐れてBassokが蜂起し彼ら兄弟を殺そうとする。そこで、オルウの記憶はなくなり、気がつくと50年たっていた。目の前には年老いた支配者Bassokがいた。かれは、オルウの兄弟たちは年を取らないミュータントであり、また、子孫を残せないことを告げる。彼は、オルウ兄弟に宇宙船Erryogにのって暗黒空間から出れるかどうか試させる。オルウらは無事脱出して通常空間のブラックホールから出てきて、まだロケット技術しか持たないラーレ人の住む惑星に降り立つ。かれらは、ラーレ人を脅して支配しようとして暗黒空間に戻りBassokに報告し再び惑星に戻ろうとするが、ラーレ人はブラックホールの周りに障害をおいて彼らの帰還を邪魔する。ラーレ人が好戦的で誇り高いことに彼らは驚く。再びオルウ兄弟たちはBassokのもとに戻るが、ツグマコーン人の支配が永遠に続くよう、彼は公会議というアイデアを持っていた。別の銀河に降り立ったPyらは、ヒュプトンと出会い、彼らが5次元的に敵の戦意を喪失させる能力を持っていることを知り、ラーレ人と対峙させれば戦争にはならないので、公会議の要員にふさわしいとBassokは考えた。Erryog一族は集められて高原に住むことにされた。しかし、そこに催眠ガスが流され、彼らは再び記憶を失った。(-9/8)

  1. Jahrtausendschlaefer (千年眠る者)

オルウは目覚めた。兄弟姉妹みな無事であった。何年経過したのだろうか。ツグマコーン支配者、Arautymenは、5万年が経過したことを告げ、みな驚く。アラウティメンは、Mheyrakzと3人で公会議を支配しようと提案する。オルウの兄弟、Qwoggであった。かれは、第三の銀河種族、グライコ人を発見し、支配した。彼らの自由を求める能力を活用しようというのだ。オルウは、惑星Grojockoを去り、見知らぬ銀河に出て、グライコ人と出会う。彼は、さらに、第四の種族、Mastibekksに会う。その一人の精神は、彼を支配しようとするが、かろうじて支配を免れる。エネルギーの支配者である彼らは、ラーレ人の宇宙船にエネルギーバリアを供給するようになっていた。彼はさらに旅をして、ケロスカーの銀河もおとずれた。彼は彼らの脳を研究して、7次元数学に通じていること見抜いていた。オルウとその兄弟たちはケロスカーらとともに彼らの銀河をブラックホールから救うべく20年研究し、Altrakulfthを建造し、ブラックホールを縮小するプランを実行に移し、安心して、グロヨッコにもどり、アラウティメンに再会する。彼は、オルウの行動を見張っており、ケロスカー銀河に進出して、Altrakulfth計画を妨害し、ケロスカーを支配する行動を開始してしまう。一方、オルウや彼の妹のPyは、再び眠らされてしまう。そして、最後にグッキーに助け出された。ローダンはもう一種族の事について尋ねるが、オルウは、逆にHetos der Secks(6銀河のヘト)がHetos der Sieben(7銀河のヘト)となったことに逆に驚く。そのとき、再びそれがローダンにテレパシーで語りかけた。「ローダン、自分がいかにちっぽけな存在であるか、わかったかね。」と。(-9/10)

  1. Die Nullbewahrer(無の守護者)

 時間が経て、ローダン達が現れたとき、ツグマコーン人の支配者は、無の守護者たちとなっていた。その最長老、Mitronは、オルウが連れ去られた事を知り、彼が愛している妹のPyを助け出すであろうと推測した。ピは惑星Lennythに捕らえられていた。一方、ケロスカー人ドブラック、トロト、グッキーはオルウを訪問し、ドブラックは彼ら、夜のスペシャリストたちは、遺伝子操作で改造されたツグマコーン人であること、また、外部からコントロールされる可能性があることを指摘する。ピの救出にすでに年老いてしまったメントロコスムとその息子セクエスト コスム ブランゲ、医者のジュリアンハッロックス、トロト、グッキー、オルウは惑星レニスに向かう。一方、ミルトンは推測の対策のために、ピを目覚めさせた。グッキーらはピが捕らえられているエネルギーの迷宮に向かい彼女を助け出そうとするが、すでに彼女はどこかに去っていた。彼女は外部制御された可能性が高かった。一方、ツグマコーン人はすぐにテレポートを探知し、グッキーらはかろうじて惑星レニスを去る事ができた。ピの救出作戦は完全な失敗に終わった。(-9/13)