730 Wege ins Nichits (虚無への道)
無の守護者たちは、ピをつれてグライコ銀河へのトンネルへとむかった。しかし、ピの脳の一部が活性化され、その放射によってまわりの人間は全て麻酔されてしまう。ピは宇宙船から逃げ出そうとするが、宇宙服をきてバリアをはっていたStroovmitterにつかまってしまう。一方、ピの存在を感じたオルウは、トロト、シェーデレア、コスム、グッキーらとともに小型巡洋艦MARIACHIに乗ってグライコトンネルへと向かう。トロトは体中が緑色に変色し、しばしば理性を失うが、それはハルト人のタブーとして秘密をあかさない。グライコトンネルは不安定であり、突然両端が閉じてピの宇宙船と、マリアチは閉じ込められてしまう。彼らはピを救出し、MARIACHIで、ドブラックの指示のもと、ロメオとジュリアが脳の手術を開始した。手術が山場を越えかけたときに、再びトンネルが開通し、彼らは、無事帰還した。一方、ドブラックはトロトのなぞを解いていた。シェーデレアはセネカに尋ねると、トロトは子供を産むという。
ハルト人は子供を産むと死ぬ。SOLは、ダッカルディム バルーンという空間に逃げ込んでいたが、ツグマコーン人はそれを探し出すのが時間の問題であった。SOLのエンジンではトンネル空間を飛行して、別の銀河に抜けることはふかのうであった。ローダンは、ドブラックがその昔ラーレ人のために作ったBeraghskolthというエンジンを取り戻し、SOLに積んで通常空間に戻るという大胆な計画をたてた。そのためには、まず、ツグマコーン船を拿捕して、ラーレ銀河にいかなくてはならない。早速、バルーン内に偵察に来たツグマコーン船をグッキーの活躍で拿捕し、それに乗ってトロト、グッキー、シェーデレア、オルウはラーレ銀河に出現した。ベラグスコルトは、ラーレ人の研究惑星、Volterhagenにあるはずであった。オルウは彼らを乗せて救命艇でそこに向かう。グッキーはベラグスコルトの位置をつきとめるが、ラーレ人に見つかる。逃げようとするがトロトが子供が死ぬのでテレポートをしないでくれと頼む。やむを得ず、転送機を運び、SOLに21もの部分からなるベラグスコルトの転送を開始した。ラーレ人はそこに現われ、攻撃を開始する。破滅服を着たシェーデレアが時間稼ぎをして、転送は成功する。しかし、トロトがおお暴れしていた。子供がラーレ人の攻撃で死んでしまったのだ。コマンドは帰還し、ローダンは故郷銀河に向かう事にした。だれもトロトの子供の死については口を閉ざしていた。(-9/19)
まだ、ブルがアフィリーであったとき、地球から移民するために、別の星系を探査する命令がだされていた。隊長は、Enkher Hodj、その中の艦長の一人、Trevor Casalleは、アフィリーでない変異者のSaiwan PertとLeela Pointierの二人を、Bazinski-Clusterという恒星の集合のなかの地球そっくりの惑星、Signalに危険の調査のために送り込んだ。そこには、Deelという小人の原住民が住んでいた。二人は、CaalooとDooneeと仲良くなった。彼らは、愛を失ったアフィリーの事をきき、惑星の母なる自然が彼らを直してくれると告げる。艦長の一人、Varl Tranzは、惑星に降り立ち、地上のものを食べると、正常に戻る。かれは、艦隊全員に惑星のぶどうを食べるように命ずる。一方、別の艦長、Trevor Casalleは、グライダーで惑星を偵察中に不時着する。Tranzの命令を聞いたCasalleの副官Heylin Krattはなにかがおかしいことを悟り、Casalleの救出に向かう。カザレらは、彼らの戦艦に戻ると、3000名以上の正常者をことごとく殺してしまう。Saiwanの死を知ったLeelaは狂い、惑星に仕掛けられた原子核点火爆弾に点火し、惑星を破壊してしまう。指揮官Hodjは、Casalleを人殺しとして殺そうとするが、逆に殺されてしまう。ブルが正常に戻ったという連絡が地球から入り、カザレは地球に急行する。
地球ではだれがアフィリーの支配者、”理性の光”になるか、権力争いが始まっていた。Leifer KhantankとSchmenk Ructynがその有力者であった。しかし、ダントンやブルのいるOGNは、Trevor Casalleを支配者として支持する代わりに、変異者とアフィリーの共存を図るように彼と協定を結ぶ。かれは、Outsiderらに襲撃されるが、OGNが助ける。Khantankは、カザレに暗殺される。Ructynとカザレは、理性の決闘というコンピューターのテストを行い、カザレが勝利する。Ructynは、Khantank暗殺のぬれぎぬを着せられ、捕らえられる。カザレは独裁者になるやいなや、まず、OGNとの協定を破棄し、彼を助力してくれたSergio Percellarら、OGNメンバー数百人を捕らえる。しかし、Vater Ironsideが間一髪で彼らを助け、レムール基地へと引き返すことに成功する。(-9/27,アフィリーの話は嫌いなので進みがのろい。)
カザレは、カラコルムの山脈のなかで、Parkutta計画というものを実行しようとしていた。特殊な放射で、変異者もアフィリーにしてしまうのだ。その計画のテストを行おうとしていた。OGNのスパイ、Leven Stroutは、その秘密を探り出したが、捕らえられてしまう。しかし、インペリウムアルファの郊外の廃虚、”ゲットー”に住むなぞのアフィリーの地下組織に助けられる。パルクッタ計画を知ったブルは、Sylvia DemmisterとRanjit Singhを送り込む。しかし、両名も捕らえられてしまう。ブルは、副官のSergio Parcellarとともに、OGNの精鋭500名とともにパルクッタに攻め込む。しかし、待ち受けたカザレらによって撃破され、逃げ出すことになった。さらに、Sergioは攻撃されて死んでしまう。一方、シルビアとランジットはともにゲットー組織にまたもや助けられた。かくしてパルクッタ計画は成功し、カザレは全地球上に放射装置を置くことにした。
死んだと思われたセルジオは、カザレに捕らえられていた。彼は、拷問されて、ポルタパト基地の秘密をしゃべってしまう。カザレは海底の基地への総攻撃を開始した。もはやこれまでと、ブルは、転送機で惑星オバロンに要員を次々と転送した。そのさい、転送を探知されないように、惑星ゴシュモキャッスルにも同時に機械を送り出した。残ったブリーらは、背後からも攻撃をうけ、ピンチに陥る。しかし、またしてもゲットーからの軍隊に助けられる。ブリーは、ゲットーへと移動する。なぞの組織のボスは、Vater Ironsideであった。かれは、地球のあちこちに800万人にものぼるLdG(思考の論理)を組織していた。ブリーは、LdGとゴシュモキャッスルの火炎コウモリの協力を得て、インペリアムアルファに突撃し、セルジオを救出した。一方、地球は、月とともにハイパー空間の裂け目へと突き進んでいた。(-10/3)
736 Raecher zwischen den Sternen (星間の復讐者)
ローダンに故郷銀河に帰るように命じられたSZ-2は、ディメセクスタエンジンで、2年間飛行を続けた後、故郷銀河に帰ってきた。センコ アーラットとラスツバイは、故郷銀河が相変らずラーレ人と超重族に支配されていて手出しができないことを知る。彼らは、Don Paras博士が開発した影フィールドにSZ-2を入れ、ツバイにもこの影フィールドを携行させて、Vhratoの使者として、テラナーを助けることにした。SZ-2はエンジンの燃料がなくなりかけていた。この特殊燃料NUGASがあるのは、銀河系の3つの補給惑星、ベガ星系、Kennkant星系のSormora、それに彼らは、オリンプだけであった。前2星系に向かうが、超重族に厳しく監視されており、燃料を補給することはできなかった。彼らは、アトランに連絡をとり、再会する。しかし、アトランは彼の構想する銀河連合と、Vhratoとが相容れないためにSZ-2をProvcon-Faustに向かわせてNUGASを補給するということを提案しない。代わりに、彼がSZ−2に乗り込み、オリンプへとむかう。
737 Unternehmen NUG (NUG作戦)
オリンプには、超重族船もラーレ船もいなかった。これは、ラーレ人の作戦であった。もしも、ローダンが銀河に帰還した場合、NUGAS燃料を補給しに3つの補給惑星のどれかにやってくるであろう。一見防御が手薄なオリンプに着陸させる。だが、補給所の周りは超重族によって要塞化されており、超重族人のエリート兵士3000人が深層催眠されて、ローダンの帰還を待っていた。アーガイリスだった、Varioロボットは、超重族Jerz Kantoenenに紛して地下抵抗組織を指揮していた。かれは、ラーレ人のたくらみを知るが、連絡のしようがない。SZ−2はいよいよオリンプに着陸し、NUGASの補給を開始した。超重族人兵士は目覚めるが、アーガイリスは爆弾を爆発させSZ−2に危機を知らせ、SZ−2は緊急発進して間一髪逃れることが出来た。SZ−2は少ないながらも燃料の補給に成功した。
738 Das Spiel des Laren (ラーレ人の芝居)
マイルパンサは、テラの直径2500メートルの超ど級戦艦を、マルコポーロにしたてて、ローダンが帰ってきたように見せかける作戦を考えた。ホトレノルタークは、さらに、ローダンとフェルマーロイド、さらにはセンコアーラートを人造人間で作り、特訓を行った。偽マルコポーロは惑星Tomalkeynに着陸した。Vhrato降臨という知らせを聞いてテラナーマルコポーロを熱烈歓迎する。NEIのスパイ、Kerm KuttingとVolos Terdenbeenkはマルコポーロに潜入するが、銀河間航行エンジンではなく、通常エンジンしかないことをしり、これは偽マルコポーロであろうとアトランに報告する。
また、アトランは、ペドトランスファーする者は、その放射が細胞活性装置の放射を妨害することを知り、オヴァロンがすでに死んでしまっていることを確信する。
739 Operation Doppelgaenger (複製作戦)
テラの補給惑星であったEnjockに偽マルコポーロが現れる。これを知ったツバイとセンコは、早速調査に乗り出す。ツバイは細胞活性装置保持者であるにも関わらず、癌ができ、痛みに苦しめられていた。EnjockのNEIスペシャリスト、Upre Firs Sthomalkuch、Tapper Firs Eumre、Tro Lat Doune らはラーレ人のNEIコマンド拿捕包囲網から逃げ回っていた。彼らは偽マルコポーロがラーレ人基地を攻撃して撃破し、着陸して熱烈歓迎されるのを目の当たりにする。かれらは、自分らがNEIスペシャリストであり、ローダンと直接話したいと申し出る。偽マルコポーロの目的の一つは、アトランのいるNEIの本拠地のポジションを探し出し、撃破することだったのだ。彼らは、ローダンの冷たい応対に偽者ではないかと疑う。一方、なぜSZ−1と名乗って着陸しなかったのか疑問を持ったツバイは体に鞭打ってマルコポーロにテレポートするが、偽ローダンに攻撃される。彼は、偽ローダンである事を確信した。ツバイはNEIスペシャリストと合流して彼らを助け出す。攻撃をうけて瀕死のTroに細胞活性装置をわたし、かれの怪我を回復させている間、ツバイは癌が解放に向かうことを知る。細胞活性装置を外して治療をすれば良いことが判明した。ツバイは、Enjockの放送ステーションへとテレポートし、マルコポーロ降臨のニュースとしてこれが偽マルコポーロであり、偽ローダンであること、だが、本当のローダンも銀河に戻っていると放送し、テラナーに希望を捨てるなと伝える。(-10/21)