設立趣旨
<設立までの経過>
最近出回っている「機能性が期待される食品(便宜的に保健的食品とよぶ)」については、
薬剤師として生活者に提供できる科学的なデータが乏しく、適切なアドバイスを行うことが難しいのが実情です。この様な状況のなか、世間に氾濫している情報の真偽を見きわめ、科学的なデータを収集して、適切な情報を提供しようという趣旨で、2002年8月、「みやぎ・薬剤師・保健機能食品・健康食品研究会」を立ち上げました。この間、市民講座での講演等もおこなってきましたが、得られた情報や知見について、もっと広く一般に提供すべきではないかと思うに至りました。
また、進歩の著しい医薬品や多種多様な保健的食品について、薬剤師は日々研鑽を積まねばなりません。時間的地理的な理由で、薬剤師会等が主催する研修会などへの参加が困難な場合も多いことから、地域的な小グループによる研修会等を望む声もあり、これまでに個人的な立場で資料の提供や講師を努めてきた経緯もあります。この様な活動を、より明確な責任ある立場で実施し、医薬品や保健的食品の適切な使用を支援したいと考えました。
<設立>
健康で質の高い生活を送ることは国民的な願いであり、国も「21世紀における国民健康づくり運動」を進めています。健康の維持および病気の軽治療については、適切な食生活と市販薬などの使用により、自分の健康を自ら守ること(セルフメディケーション)が第一に必要なこととされています。セルフメディケーションが適切に行われるためには、正しい知識や情報が不可欠ですが、医薬品が複雑化し、保健的食品が氾濫している現在、正しい情報を得ることはかなり難しい状況にあります。行政や薬剤師会等の関係機関は広報や健康イベントなどにより啓発活動をおこなっておりますが、広く浸透しているとは言い難い状況です。よりきめ細かな且つ正確な情報提供の一助となることを目的として、特定非営利活動法人「ふぁるま・ねっと・みやぎ」を設立しました。
