2005年度演習
- 法理学演習(学部3・4年通年)
- 開講曜日・時限: 水曜5限
- 初回: 4月13日(水)、A308(人数が少なければ763研究室に移動)
- 主題: ハート『法の概念』を読む。
- 募集人数: 15名
- 内容
- 『法の概念』は、その最も手強い批判者たちでさえ、少なくとも入念な論駁で敬意を表すに値する名著と認めないわけにはいかなかったように、全世界的な意味で傑出した作品である。(N. マコーミック)
ハート『法の概念』(H. L. A. Hart, The Concept of Law)を英語の原書で読みます。すべてを読むことは不可能なので、教員(足立)がおおまかな内容を説明した上で、重要な2、3章ほどを一文一文読んでいく、という形式をとります。毎回、担当者を決め、その担当者が前回の部分と担当部分(二、三段落分程度)の簡単な要約を作成・配布したのち、一文ずつ、口頭で訳します。本書には翻訳がありますので(下記参照)、準備の際は翻訳を参照して、英文読解の助けにしてください。
1961年に初版が、後書きを追加した二版が1994年に出版された本書は、「法哲学界の聖書」(初版が旧約、二版が新約)と呼ばれるほど有名な本であり、この本を読んでおかないと、世界の法学者・法曹・法学部学生と議論ができない、という意味で非常に重要な本です。近い将来、留学することを考えている人、大学院に進みたい人、入試で英語能力が考慮される法科大学院を受験予定の人、その他、英語を通じて世界共通の「学問」の一端に触れてみたい人など、やる気のある皆さんの参加を期待しています。
ハートについては、中山竜一『二十世紀の法思想』(2000年・岩波書店・2205円)31〜62頁に非常に素晴らしい紹介があるので、演習選択の際の参考にしてください。
- 教材
- H. L. A. Hart, The Concept of Law, Second Edition, 1994, Paperback 1997 ISBN: 0198761236($29.95)(演習で読む部分はコピーを配ります)
H. L. A. ハート(矢崎光圀訳)『法の概念』(1976年・みすず書房) ISBN: 4622017431(\4410)
- 参考文献
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N. マコーミック(角田猛之訳)『ハート法理学の全体像』(1996年・晃洋書房)
- *受講者6名(最終確定)
- 法理学理論研究(大学院理論研究コース。専修コース院生は事前に相談に来ること。)
- 開講曜日・時限・場所: 月曜3限(参加者の話し合いで変更可)・法経763研究室
- 初回: 4月18日(月)3限
- 内容
- Robert Alexy, Theorie der juristischen Argumentation (ロバート・アレクシー『法的論証理論』)の序章、A−I章を精読し、法的判断の基礎となる合理的な論証方法についての諸理論を概観する。一語一語、品詞・性・格等を確認しながらゆっくり進める予定であるので、ドイツ語を少しでも読めるようになりたいすべての院生の参加を歓迎する。学部学生の参加も歓迎するが、院生の参加がない場合は開講しない。
- *受講者1名(4月25日現在)
- 文献の調べ方(大学院)
- 初回(法律学系): 4月14日(木)3限、法経763研究室
- 内容
- 主に、本研究科で初めて法律学・政策学を学ぶ院生を対象とする。学習・研究上必要となる情報収集能力を高めるため、付属図書館中央館・法学部図書室での図書・雑誌探索方法、LEX/DB, Lexis等のデータベースやインターネットの活用方法、文献の引用方法等を学ぶ。本講義は1年次前期集中講義とするので、履修希望者は事前にアンドリュー・ビートン(政策学系)または足立英彦(法律学系)に連絡し、開講形態等について相談すること。
- *受講希望者3名(4月25日現在)、次回は5月20日(金)10:30〜研究室にて。
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