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新すりころレポート 2002,9 写真はクリックで拡大(T撮影)


○実践レポート

…球体作り(「早期脱水白玉 法」ページに詳しい)の後、早期脱水をしておきます。その後はずうっとすりころです。

1

どさっとかけます。砂利などはゆすって振り落とします。1秒!
←何回でも。→
ほんの2,3秒のすりころ しばらくしたらかけずにすりころ→だまが出始めたらやめてはらいます。 整いました。2回目以降も同じことの繰り返し。
2

     
"粉かけ"と"すりころ"を繰り返して粒子を十分にそろえる、その後、"すりころ"のみで、水を呼びながら、余分な粉を落としながら整える、そんなイメージで1ターンを一気に通 過します。そして、整ったところで表面をじっくり観察します。 ちょっとの艶
3

 
整えた後は、まんべんなく、でもすばやく粉かけします。
  湿り気が少なくなってきます。 …でも、整えてみるとまだまだ。
4

     
      表面に残る土はかなり細かくて白いです。 スルンスルンの手触りになってきました。
5

     
      手に付く土がきな粉のように細かくなりました。  
6

(今回は6回で終わりましたが、いつも必ず6回というわけではありません。水に訊け!ということですね。)    
    ほとんどの粉は玉ではなく手に。手の粉をズボンで払って整えます。 つるつる。仕上げ磨きに移ります。


     
  いったん手を洗います。 この製法では磨きが必要ですが、それでも軽く、少しだけ。1分未満。うまくできていれば、もういいな、と感じます。
"浸潤"された玉。この後もう1,2回土かけをします。(土質によってはしない方が無難)

今回の所要時間…午後2時〜4時の約2時間
芯から球体…15分 早期脱水…30分 すりころ…1時間10分(1回目…一番長く。次第に短くする。) 磨き…1分 再度粉かけ…1分

午後8時現在、より艶よくしっとりした感じです。1度庭に出て粉かけを敢行。普通 の家なら完全に変なおじさん扱いですね。
完成と言えるのは、1夜明けた明日、あるいは明後日でしょう。

○作り方としての説明を少々。

芯づくり、球体作りはとても大切です。でこぼこのないきれいな球でなければ、この方法は使えないのです。でも、この過程は加用さんの「早期脱水白玉 法」のページに詳しく書かれているのでここでは省略します。必ずチェックして下さいね。
脱水から再開したら、ずっとすりすりころころします。それは、次のセットを繰り返すことで成り立ちます。

1粘土の多い土をたっぷりかけ、すかさず玉をゆすって砂利や砂を払い落とす。
2(右利きの場合)左手で支え、右手で玉を回転させながら素早くさする。この動きが「すりすりころころ」である。これによって、ふかふかの粘土を平に整える。
※1と2を、かける場所を変えるように注意しながら何度も何度も繰り返す。
3表面が十分に乾いた感じで、粉がはじめより白っぽくなったら2だけにする。すりころを続けているとすぐに右手に土の固まりが付くので、こまめにそれを取り除いては続ける。
4表面の粉が集まって小さなだまになってきたら、すりころをやめて手でそれを払いのける。
5表面の具合によって、手のひらでするんするんとなでたりもする。

すりころの1回目は1と2を20分程度繰り返し、2回目以降だんだんと少なくしていきます。特に、十分に粘土が付いたと感じられた後はしつこくかけないことです。だまや、まだらの原因になります。 とにかく、表面がつるつるピカピカになることを信じて繰り返して下さい。腕がだるくなりますよ。
上のレポートではこのセットを6回繰り返して完成でしたが、気温や天気によってこの回数や1、2を繰り返す度合いが変わってきます。この時はとても天気がよく、暑い日でしたから、どんどん水が呼ばれて出ていったので出来上がりが早かったですが、そうでない時はもっとたくさん繰り返す必要があるかも知れません。

 

○トラブルシューティング

だまが出来るとき

…1回の"かける→すりころ"で、"かける"、"すりころ"ともに極短く(我が家の土なら前者1秒、後者3秒)。しつこいと水が呼ばれてきてだまが出来ます。間髪入れずに"かける→すりころ"。

傷が出来るとき

…かける土には砂や砂利、小石が混じっています。それらを一緒にすりころしない、つまり一瞬のうちに振り落としてからすりころすることが大切です。また、土をかけるとき表面 に小石がぶつかることがありますが、私はそうやってできた傷は仕方ないと受け入れるようにしています。素材は自然からもらって作る、小さなこだわりです。

あなたも「ぐいぐい」ではなく「するんするん(by妻T)」と泥だんごを作ってみませんか。

 

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