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1996頃、私は2,3cmの小さなおだんごを作っていました。湿り気のある土で芯を作り、そこに乾いたさら粉をまぶしてはひたすら両手の間でころがして。
結構光度のある玉ができてはいましたが、このやり方には不満な点がありました。大きな玉が作れないことです。芯の強度がなく、つぶれやすい。製作途中でひびが入りやすい。大きなおだんごを作ることは全く考えられませんでした。
ところが、です。NHKの人間ドキュメント「光れ泥だんご」で加用先生の手によって生み出されるおだんごの大きいこと、大きいこと。我が目を疑いました。ショックでした。
そしてその秘密は(秘密でもなんでもないけど)「どろどろの芯」にありました。じゃりまじりの土にたっぷりと水をかけ、握りしめる。水はある程度絞り出され、あとはじゃりどうしががしっとかみ合い、粘土がそのつなぎ役になる。芯が変型しないから、表層も安定する。この作り方によって、私にも8cm級の玉が作れるようになったのです。もう全く加用先生のおかげです!