
「秩父夜祭り」とはどんな祭りでしょうか。一言でいえば女神と男神の年に一度の
逢瀬を神事にした祭り。まるで七夕様ですね。そうなんです、女神の秩父妙見菩薩
(秩父神社)は北斗七星。男神は南に位置する武甲山(妙見岳)にいる龍神です。
この神様は水神(治山治水)で空を飛びます。いつも武甲山の大蛇窪にいてお互いに
相思相愛の仲なのに竜神の本妻は秩父市内にあるお諏訪様なので毎晩逢瀬を重ね
ることもできず、1年に1度お諏訪様の許しを得て夜祭りの晩だけ逢い引きすることに
なったそうです。その場所がお花畑のお旅所にある亀の子石でもちろん時刻は夜
半です。このことから夜祭りと呼ばれかつては「妙見まち」といってました。祭りに合
わせて2日から6日まで市が立ち近郷近在から老若男女が集まり大変な賑わいを
みせてました。この祭りを彩るのは豪壮華麗な笠鉾屋台行事と仕掛け花火行事で
す。これは秩父神社の神幸祭にともなう「付けまつり」で、江戸時代中期から盛んに
なったようです。祭神出御の神事は、はるか古代に発祥した地元風土の神を祭る
形式を伝える貴重な伝承祭祀で全国に数少ない国の「重要有形、無形民族文化財」
に指定されています。

妙見菩薩のお札(北辰の神であり北斗七星が見える)

お旅所からの打ち上げ花火。2000年は二尺玉が10発打ち上げられた
右側に二尺玉の軌道、頂点、座り、菊が写ってます。
笠鉾の組み立て状況

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