6日目:オクラホマシティ〜ハリケーンミルズ

(1) そして今朝も夜明けに出発

Best Westernは無料の朝食が6時からいただけます。そこでオープンとほぼ同時に飲み物と食べ物を調達し、車に乗り込みました。
彼らの6日目の朝食は、大泉君がミスターに買いに行かされたマクドナルドでしたね。

さて6日目と言えば大泉君の謀反による温泉寄り道事件です。
我々の今回の旅の行程でも、一番のネックになったのはHot Springsでした。 後半はただでさえ1日あたり走行距離が長いのに、それを遠回りする上、 温泉に入ればさらに時間をロス。お湯に入った後の運転は眠くて辛いことが容易に 予想できます。

しかも私が「インキーのホテルに泊まりたい」と主張したため、本日の宿は どうでしょう班の泊まったBest Westernに予約済みで、Hot Springsに行けば 走行距離は661マイルと、1000kmを超えます。
悪いことは重なるもので、今日は朝から雨。

「きつかったらHot Springsはカットして次に進もう」と 日本を出る前から話していましたが、それが現実になりつつありました。
(2) アーカンソー州境

「はーい、オクラホマ抜けましたー。」
「オクラホマ抜けて、アーカンソーに入りましたよぉ。」
「はぁい。」
「いやぁミスターお疲れ。ねぇ大泉君。」
「寝てるよ…」

通過時刻 AM9:25

どんよりしてますねー。
この辺り、秋はハリケーンの季節でもあります。

「HOMETOWN OF PRESIDENT BILL CLINTON」は修正されてるみたいですね。
(3) アーカンソー州フォートスミス

「ミスターったら走ったねえ。300キロ、400キロ近くだもん。」
「だってオクラホマが終わっちゃってましたもんね。」

到着時刻 AM9:28
どうでしょう班時刻 PM12:02

こちら、アーカンソー州のWelcome Center。
Freeway上には、州境を超えてほど遠くないあたりに、州のインフォメーションセンターがあることが多く、 そこで州内のアトラクションや宿やその他諸々の情報を仕入れることができます。
アーカンソー州の看板がありつつ、車を降りて話をしているので、ここかな?と思い 初めてWelcome Centerに立ち寄ってみました。最近立て直しされた雰囲気がにじみ出ていて、 州境にあったのと同じ看板は見つからず。残念。

私が建物を一周して看板を探している間、先輩たちは中に入って 話し好きのおばさん(係の人)にコーヒーをもらったり、 パンフレットをもらったりしていました。
(4) アーカンソー州を走る

「あと40マイルぐらい行くと、リトルロックっていう町があるのさ。」
「あ、昨日言ってたね。」
「このアーカンソー州で見るべきものは無いから、走ろうよな−んてこと僕言ったけども」
「そうだよ。」
「ホットスプリングスっていうところがあんの。」

40号線をそれてHot Springsに行くのであれば、Little Rockまで行ってから右折するより、もう少し手前の540号線から行った方が近いと、Google先生もHartz先生も言っておりました。そこで

選択肢1:Hot Springsに行かず、大泉君の大決心の地Little Rockの30号分岐点を通る
選択肢2:分岐点には行かず、Hot Springsに行く
選択肢3:どうでしょう班ルートでHot Springsに行く

が、ありえます。
(5) 30号線分岐予告看板

「おーっ」
「おぉぅ」
「30って文字が出てきたねぇ。」

行くにしてもやめるにしても、中途半端はやめました。選択肢2が消えています。

雨はやみましたが、引き続き空は少し暗いです。

そういえばB先輩が「明日は1000kmを越えるんですね〜」と、昨晩I先輩に話したら、 「なんでそんなことになってるの?」と、I先輩が改めて驚いていたそうです。
2度もの横断経験を持つI先輩の言葉ともなると、我々にとっての重みが違います。
(6) いよいよ分岐

「最終確認するぞ。次曲がったら30だな。」
「うわっはっはっは…」
「藤村君そうだな。次の出口曲がるんだな。」
「そうだな。これ曲がったらダメだぞ。」
「これを…曲がったらダメだぞ、藤村君。」
「よし、よし、メンフィス行くぞ、藤村君!」

葛藤の一瞬。

私たちの旅の日程は、どうでしょう班より1日長く取ってあります。ああー、 インキーホテルにこだわらなければ、Hot Springsに寄っても 余裕のある予定が組めたのにー。
(7) 30号線

「お前…殴られてもいいんだな?」
「何がだよぉ。何の話してんだよ君は、わかんないなあ。なんでメンフィス行って殴られんだよ。」
「そうだね。」
「藤村君、ムチ…しまっとけ。」
「むほっほっほっほ…」
浸かるぞぉ

引っ張ってはみましたが、結局、ここまで来たら行くしかありません。
というわけで、若干遠回りではありましたが、彼らが分岐したところまでなぞった上で、30号線を南下してホットスプリングスに行くことにしたのでした。

2人を付き合せるのが申し訳なくて、「近道で行きましょうよ〜」と言った私に、「そんなことでいいの?」と言った2人はすごい。
(8) 煙突

「ずいぶんデカい煙突があるねぇ」
「ホントだ。」
「まるで何かを沸かしてるようじゃないか。」

さんざん街中を走り回った後見つけました。大き目の道路からHot Springsに入って Memorial Health Spaに行くまでの道にはありません。いつものことだけど、 最短距離では行っていないんだなー…。

写真は逆側からになってしまいました。
(9) 水汲み場

「あ、何か水飲んでるねぇお。そこら辺で。メンフィスでは。」
「汲んでるねぇ何かみんな。」
「汲んでるよぉ」
「何汲んでるの?温泉でもあるまいし。」

蛇口をひねると、水では無くお湯(結構熱い)が出てきました。
町中にある噴水も、水ではなくお湯が出ており、湯気が立っています。
地熱のせいなのか、街全体がもわーっと生暖かいのです。今回の行程中、一番暑い場所でした。

これは確か、Park Administration Buildingの横だったかな。
(10) 看板

「やりやがったな。」
「何がですか?」
「今後ろの文字読んじゃった」
「なんて書いてありました?」
「あっ」

放送では分かりませんでしたが、実はこの看板、似てないんですねー!

クリントン縁の地を巡るセルフガイドツアーのパンフに寄れば、「友人とよく行ったボーリング場」、 「プロムの場所だったホテル」、「よくハンバーガーを食べた友人の父親が経営するカフェ」などがあるようです。
(11) 左曲がって

「ミスター、この男です。僕はやめろって言ったんですよ。 ミスターこいつ温泉入りたいって言って」
「これはこっち…」
「左曲がって。」

この、今ひとつ特徴の無い曲がり角。
彼らが行ったはずのMemorial Health Spaへのルート上には無かったので、探すのに苦労しました。 それほど広い町ではないのですが…

でも、見つけた時の感動と言ったら!!
どうバカやってて良かった瞬間。

場所(Reserve St.からCourt St.に入り、突き当たり)
(12) ん?これ一回右曲がって

「ミスターこい…こいつです。」
「これ藤村君どっち?」
「ん?これ、一回、右曲がって」

そして続いてこの曲がり角。両方三叉路であることが特徴です。
発見して分かったことは、どうでしょう班はやっぱりいつも道に迷っている、ということでした。
これを右に曲がったところには、Levi Hospitalという病院があり、まさかそこと間違えた、 という話だったのか…

場所は上のリンク先の地図で、Prospect Av.との交差点です。
(13) LibbeyMemorial Physical Medicine Center
(元Memorial Health Spa)


到着時刻 PM13:02
どうでしょう班時刻 PM15:13

Memorial Health Spaをネット検索してもなかなか見当たらず、たまたま手元にあった「98年版地球の歩き方」 でLibbey Memorial (Health Spa)、そして地図に「メモリアルヘルス・スパ」 と書いてあったのでそこに向かいました。
すると現在は、Memorial Physical Medicine Centerとなっており、一般客が立ち寄り湯を楽しめる雰囲気では無く。
湯治をするような場所になっているのかもしれません。

他の立ち寄り温泉施設もいくつかあるのですが、そもそも水着で入る温泉自体にはあまり魅力を 感じていなかったので、これ幸いということで温泉体験はパスします。

Libbey Memorial Physical Medicine Center
501 Spring St.
Hot Springs, AR
(14) BUCKSTAFF

例えばこの「BUCKSTAFF」なんかが、有名かつ歴史ある温泉施設です。

実はHot Springsは全米で最初に国立公園化されたところ?とかで、とっても由緒ある温泉町なのですね。その割には、日本での認知度が低いですけど…。
(15) Hot Springs Documentary Film Institute

「……。どこで間違ったかなぁ…」

Subwayでランチを取って、40号線に戻ります。
フィルムのマークが印象に残っていた建物はCentral Avenue上にありました。

温泉に入っていないにも関わらず、時間は当初の予定通りとなっていました。

出発時刻 PM14:00
(16) テネシーを目指す

UFOを見ることも無く、ただひたすら走ります。

日本の高速と同じで、似たようなペースで走る「お友達」を見つけて付かず離れず 走るのが安全で楽チン。
B先輩は銀色のキルティングがかかったこのトラックがお気に入りでした。
「彼は上りはちょっと遅いけど下りは意外に頑張っちゃうのよね〜。重いから」

そしてアメリカ人は、本当にキャンピングカーで旅をしているようで、 Freewayでもんのすごい数のキャンピングカーを抜かしました。
キャンピングカーは遅いです。
(17) テネシー州に入る

「あーこれだこれだこれだ!ミシシッピー川ーー。」

通過時刻 PM17:31 
どうでしょう時刻 PM19:32

オクラホマの最も東よりの町は、West Menphisというのです。
この辺りに来て、交通量がかなり増えてきました。しかも、40号はこれまでずっと メインの道路で、他の道路から車が続々と「合流してくる」立場だったのに、 ここへ来て初めて車線が1本になり、他の線に「合流させられる」ような形になりました。
B先輩は若干ご不満だったようです。
(18) ミシシッピ川&メンフィス

「うわっ、左手もまたこれ見てほしいな、嬉しー。これメンフィスの 町ですね。」
「都会だ」

夕方からまた雨が降り出しました。豪雨、雷雨、そして止んで、また豪雨、 ころころと天気が変わります。
途中Freewayの2車線のうち左側ががら空きになり、右側車線が全て止まり、 しかしどの車も左から抜いて行こうとはせず異様な感じになりました。
「事故かなあ。それにしても左を誰も行かないのは、マナーがいいなあ」と話していたら、のろのろと進んで行って、大きなトラックが中央分離帯(といっても日本のような それでなく、結構広い草むら部分)に落ちて、乗用車何台かも巻き込まれ 事故になっているのに遭遇。

コワ〜〜〜〜〜〜
(19) 晩ご飯

そんなこんなでBest Western of Hurricane Millsに到着。時刻はPM20:51。
併設のレストランでは南部料理がいただけます。
このお店はすっごく美味しかった!!

LOG CABIN RESTAURANT
15530 Highway 13 S
Hurricane Mills, TN 37078
(20) 作戦会議

我々のお部屋は126号室。
実はこのホテルがあるのは、番組内で言っている「Baffalo」ではなくて、「Hurricane Mills」市内。
なのでホテルを予約しようと思ったときにもなかなか探せなかったのです。
結局、Best Westernのサイトでテネシー州内のモーテルを全部チェックして、 外観と位置から「ここでは?」とあたりをつけました。結論としては正解!感激です。
カーテンの柄も当時と同じ。

エルビス仕様のサングラスが欲しかったのに、寄ったガソリンスタンドにはありませんでした。
他にTシャツもネクタイも。唯一見つけたのが、エルビスの証。しかも最後の1個。
使い道は無いけど、買いました。

Best Western of Hurricane Mills
15542 Highway 13 S
Hurricane Mills, TN 37078