TOP(5)製作キットレビュー C スコープドッグ(1/35 タカラトミー)

 (5)製作キットレビュー


  Cスコープドッグ(1/35 タカラトミー)


 1/20のバンダイ製A/Tも出てから大分経つというのに、今時 1/35のタカラトミー製のスコープドッグです。
 他人のやらない事にこそやる価値がある、という一見立派そうな信念の裏に隠れた実はご都合主義的選択だったりします。(言わなきゃ判らんのに・・)

 とはいえ、私の記憶によれば1/24でもドッグ系、タートル系以外はガレージキットしか発売されていなかった実績から、(他のA/Tはバリエーションがほとんどないですもんね)いかに天下のバンダイさんでも1/20でフルラインナップを出すつもりはないだろうと踏んでみれば(とは言え、今となってはファッティーなんかが出で来てびっくりしていますが)、やはり1/35はそのアイテム数とキット内容と価格のバランスから、私にとっては主流と言えるのです。

 なのですが、やはり旧いキットなのである程度の(私がやる位ですからお手軽レベルの)改造で、見栄えを良くする方法を模索しながら進めたいと思います。

■Proportion: ☆☆☆☆

 全体的にこの1/35のシリーズは、1/24のシリーズと比較すると脚が太めです。当時の技術では限られたスケールの制約の中でポリキャップも使わず可動構造を確保する上で仕方の無いバランスと思います。キットの持ち味を活かし今回はプロポーションまではいじりません。(手間を掛けすぎると何せあと残り11機もあるので・・・)

■Structure: ☆☆☆

 さて、基本的なプロポーションをいじらない、と宣言してしまうと一体何をするのだということになりますが、可動が大好きな私としては可動範囲の拡大によるポーズの自由度を上げることに血道をあげることになります。

(1)脚部
 まずは脚部の可動の大元である股関節から取りかかります。
 
   ScopeDog_02a

ScopeDog_02a_腰パーツ ScopeDog_02b_腰パーツ

ここでの問題点は

 @つま先を「ハの字」に開く動きができないことと
 A大股を開くことができないこと です。

 腿を前に回転させる軸に加えて左右に開く軸があるのはいいのですが、キットの腿のパーツと腰のパーツがすぐに干渉して股を広げることがほとんどできません。
 折角左右独立して動ける軸があるのに勿体ないです。






 そこで腰のパーツの干渉する部分(破線部)を切り取ってしまいます。
 後から付けるアーマーでほとんど見えなくなりますので、切り取り跡の仕上げはあまり気を使わなくてもいいでしょう。


     ScopeDog_02e_加工後

 これで左のように開く角度が拡大しました。
 この状態ではあまり大した差ではないように思えますが、後述の改造と合わせると効果がよく解るようになります。

 若干股が開くようになったら、次は股関節パーツの角度で固定されている足先の「ハの字」開きの改造です。
 
 可動軸を増やす改造を腿のパーツに施します。
 まずは腿の中の軸受けを切り取ります。

              こんな感じに↓
 
 内側をきれいに削り取ったら、その軸の穴の上の面にポリキャップを保持する穴を明けます。
 このポリパーツはちょうどここに穴を明けると元の軸穴と位置が合うサイズでした。

   
ポリパーツ保持用の穴を明けたら、軸が動けるように
元の軸穴を後ろ側に拡大して長円形にします。



 これだけではポリパーツが保持できないので、下側に保持用の壁を作ります。
 現物合わせで腿の内側に大体ぴったり収まるようにプラ板を切り出して上側の穴からポリパーツの軸と同じ径のドリルで穴を明けます。
 このとき、板はまだ腿に接着しません。

 ポリパーツの穴と軸と腿の穴の位置関係は画像の通りになるようにします。↓









 これで股関節でつま先の「ハの字」開きができるようになりました。
 
 まだまだ続く・・・のか?

 接着しないで穴を明けた板を外して反対側の分を作る型にします。
形状を写し取って複製すれば簡単にもう一枚作れます。
この板でポリパーツを保持したまま内側に接着して腿を組んでしまいます。

 





 BOTOMS REVIVAL COLLECTION 4
  ↑タカラトミー 1/35
  SAK REVIVAL COLLECTION4

 お馴染みの旧キットの3機セットでの再販版。大体ストーリーの登場順に 4種類の箱で12機リリースされていますが、個人的にはストライクドッグが含まれていないのが残念。反面無理矢理にドッグ系のバリエーションで数を合わせてある(box2と4のスコープドッグは内容が全く一緒)などの状況から考えると、やはり金型が紛失されてしまったという話は本当の様です。

 BOTOMS REVIVAL COLLECTION 1
 REVIVAL COLLECTION 1の箱

 BOTOMS REVIVAL COLLECTION 2
 REVIVAL COLLECTION 2 の箱

 BOTOMS REVIVAL COLLECTION 3
 REVIVAL COLLECTION 3 の箱
























↑ポリキャップはガンプラ等で余ったパーツを流用しました。股関節の軸のサイズに合うものがちょうどありました。
「製作キットレビュー」に戻る


↓TOPへ

Copyright (C)  プラモデルと写真 de 右往左往 All Rights Reserved