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(5)製作キットレビュー

  ⑬KINRYU RRX-7.8コンバットさん・きみ子さんドレスVer. (コトブキヤ 1/1スケール)

   €2011.7.14

 最近はずっとこの「ホイホイさん」シリーズを作っていたはずが、製作記を全然UPしていないのには少々理由がありまして、それはいずれ白状するとして最近の完成品、「コンバットさん」です。
 

■Proportion: ☆☆☆☆☆

 RRX-7.8 コンバットさん 全武装
 コンバットさん全武装。コンバットさんは別に発売されている「タクティカルスーツVer.」が設定上の市販品の「真の姿」ですが、キットは作中のきみ子さんが自作したオリジナルドレスVer.が先に発売されました。

 設定上、世の中に43着しか存在しないというマイナーなはずのこのドレス仕様(そのネタの方がよっぽどマイナーだわ)は、「コンバットさん」という名前とはアンマッチですが、タクティカルスーツVer.と比べると私はバランス的にこちらの方が格好がいいと思います。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニットRRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
■スタンユニット
 起動するや否や、油壺くんのホイホイさんに電撃を喰らわせて再起不能にしてしまったコンバットさん専用近接武装です。


■ラピッドライフル

 ホイホイさんのハンドガンと異なり、ガンダムチックな射撃武器です。

 劇中のライフル射撃時の描写では、「排莢」されている様子がないので、恐らくスタンユニットと共通のバッテリーで駆動するエアガンなのでは?と勝手に想像しています。

 ホイホイさんのハンドガン射撃時には薬莢がバラバラと散乱していますので。
RRX-7.8 コンバットさん ラピッドライフル

RRX-7.8 コンバットさん
 このキットシリーズの第3弾であるコンバットさんですが、ホイホイさんと比べて髪の造形などは比較的シンプルになったものの、ケープやブーツ部分の可動再現など、随所に新たな工夫が見られます。

 劇中の通り表情替えパーツはありませんが、瞳パーツは塗装派のためにデカールが用意されております。
(これはほとんど必要無しのような気がするのだけど)








 では、製作過程を追いながらキットの内容を見ていきましょう。


■Detail:☆☆☆☆
RRX-7.8 コンバットさん ブーツ
 コンバットブーツの割に派手な色使いですが、足先・踵が可動して接地性とポージングの自由度を確保しています。

 金色の金具部分は折角塗装されていますが、ブーツ側面の合わせ目を消すついでに、「リング」らしく見える様に角を少し落としてやりました。

 足先には釣り用の重りを曲げて押し込んでやります。1個で2g少々ですが、安定感が大分変わります。 

 太腿部分も色別にパーツ分けされており、塗装も楽です。

 ボールジョイントの入る白いパーツはABS製ですので、塗装は「軽く」済ませます。
RRX-7.8 コンバットさん ペチコート
 先行キットのホイホイさんのユーザー最大の不満要素?「ペチコート」が説明書に印刷されており、切り抜いて貼り合わせることで再現できるようになりました。(もちろん裏側も黒く印刷されています)

 ホイホイさんのペチコートも、ネット上で既に奇特な方がデータ配布されています。
 

 ホイホイさんと違って、スカートは躍動感のあるデザインが上手く再現されています。

 スカートと胴体との合わせが円形になっているのでどこを前に持ってきても良いようになっており、ポーズによって調整が可能です。

■Structure:☆☆☆☆


 腕の長手袋部と上腕も色別に分割されています。

 矢印部がABS製のパーツです。

 ボタンのパーツは全部で3個ありますが、ネクタイ部とは微妙に大きさが違うためダボの大きさが変えてあり、誤組み付け防止が図られています。
RRX-7.8 コンバットさん 手
 ホイホイさんでは、手袋側にポリキャップが仕込まれていましたが、両手で8つも手があるコンバットさんでは、腕側にポリパーツを付けて手袋側にはめ込む方法に変わっています。

 単純に数が足りなくなっただけで、次作のペストXさんでは元に戻っています。
 
 武器のグリップの形状に合わせて持ち手を準備するこだわりが見えます。
 手前から順に、握り手、スタンユニット用、ラピッドライフル用、敬礼用。



 敬礼用は右手だけでも良かったのでは?と一瞬思いましたが、右の様な使い方もできるので、まぁいいか。



RRX-7.8 コンバットさん ケープ
 ケープは左右分割式で可動に対応、ブルーのラインもパーツ分割という凝りようです。
RRX-7.8 コンバットさん 格闘戦
RRX-7.8 コンバットさん ケープ
 ケープの裏はラインのパーツの穴が開いているので、完成度にこだわる場合はライン側のダボを切り落としておいて、ケープ側はパテ埋めするのがいいでしょう。

 
RRX-7.8 コンバットさん
 ケープは絶妙な取付け構造のおかげで、腕を水平程度に上げる分には支障がありません。
RRX-7.8 コンバットさん 髪
 髪パーツの合わせ目は外側からは見えにくい位置に配置されていますが、後ろ頭のパーティングラインとともに割と見えるので、処理しておくと見栄えに差が出ます。

 特に後ろ頭を横切るパーティングラインは、念入りに消しておきます。

 頭の上側の合わせ目は、ヘアラインとして残しても違和感のない分割ですので、あえてエッジを落として強調しました。


■Cost Paformance: ☆☆☆☆☆

 
 組立て説明書にもあるこのポーズがお気に入りです。

 画像では解り難いですが、ドレスのホワイトの下地はホイホイさん同様にベースグレーを吹いておき、レシピ通り微量のマホガニーを混ぜたつや消しホワイトでシャドウ吹きによる陰影強調をしています。
 

 髪の部分もハイライト表現をいれています。
 

         

 最近、我が家での「G」の出現頻度が高くなっており、マジでこういう子たちが欲しいんですけど・・・。









コトブキヤ・コンバットさん
 コトブキヤ 1/1スケール RRX-7.8 コンバットさん
 ~きみ子さんドレスVer.~

 (定価\3,000)














■Tips for Building

 キットはシリーズの他の仕様と同様に、本体はほぼ成形色で色分けされたマルチカラーキットとなっており、さらに細かい部分(靴の金具等)が塗装もされています。
 ですが、このシリーズは一貫して武器類が単一成形色で割り切られています。

 よって、完成度を上げるには、それら武器類を色分けするのが第一となります。

(1)ラピッドライフル
RRX-7.8 コンバットさん ラピッドライフル
 ラピッドライフルは色分け部がパーツ分けされているので、後から嵌め込めるようにダボを切っておき、銃身は接着します。

(2)スタンユニット
RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 スタンユニットは、グリップが組み換えでき、左右どちらの手でも持てるという凝った仕様ですが、5色の塗り分けが必要という、このキットの中ではもっとも塗装に手間がかかる部品です。
 ここでは、この塗り分けの手順を解説します。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 まず、電極部分に金属色を塗装(もちろんパーティングラインは消した後で)し、上下のパーツを貼り合わせ、後部のバッテリー部分の合わせ目を消します。電極部はマスキングしておきます。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 ブルーに塗る部分の下地としてベースホワイトを塗装します。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 ブルーを塗装します。今回のブルーは全個所共通の色です。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 ブルーを残す部分をマスキングします。タミヤの6mm幅のマスキングテープ等を短く切って、すこしずつ丁寧に貼っていきます。
 テープの端は爪楊枝などでしっかり押さえつけて貼り付けるのがコツです。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 ユニット本体のグレー部分を塗装します。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
最後にグレー部分とホワイトに塗装する部分の境目をマスキングします。
RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 細かく入り組んでいる様ですが、マスキングテープを小さく切れば、ほぼ全て「直線」部の連続ですので、意外と簡単に綺麗にマスキングできます。

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット
 ラピッドライフルと同じホワイトを吹き付けて完了です。
 こういう塗装のあと、マスキングを剥がすのって何かワクワクして楽しいですよね?

RRX-7.8 コンバットさん スタンユニット

 実際にはグリップのトリガーもオレンジに塗っています。



























































(3)髪パーツ

 髪の合わせ目、パーティングラインは後ろ側に隠れるように設計されていますが、それでも割と目立つので処理が必要です。





 
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