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(5)製作キットレビュー M FM-2 ワイルドキャット (1/144 SWEET) 2012.5.2 さて、ゴールデンウィーク中に更新せねばいつ更新するんだ?と自問した揚句の唐突製作レビューです。 トップページで紹介したことのないこのキット、私にしては非常に珍しく旧米軍機ですが、実はもらいモノという訳で、くれた本人から「まだか、まだ出来んのか?」と急かされた結果仕方なく、もとい、恩に報いるため嫌々、もとい、作ってみたものです。(これが知れたら血を見るな・・・) SWEETの1/144が出来の良いのは知ってるよ〜、と思いつつ作ってみると、これが見てるだけでは伝わらない出来の良さの好キットで、おまけに小スケールならではの組み易さと手軽さで、ストレスなく組上がるとなれば、にっくき旧米軍機もちょっと愛着が湧いてくるではありませんか。 ・・・困ったもんだ。(何が?) ■Proportion: ☆☆☆☆☆ 二次元の図面や写真で見ると、「ずんぐりむっくり」で愛嬌のあるといってもいいくらいの機体ですが、立体物では若干スマートに感じるもののプロポーションの再現度は秀逸で、ケチの付けどころがありません。 旧日本軍の零戦とは設計思想を異にする直線基調のフォルムは、合理主義による生産性を追求した結果ですが、大量生産機械の機能美の現れとも云えるでしょう。 大戦中はコイツだけで4000機作られたそうな。(零戦は全派生型の合計で、1万チョイ) そりゃー、じいさん達負けるわな。(そんな話じゃないって) ■Detail:☆☆☆☆☆ SWEETの1/144キットの真骨頂はその緻密なディテールです。 たとえ米軍機と云えども、手を抜いていないのはさすがプロの仕事です。(またそっちの方に行く!) 冗談はさておき、老眼の進んできた私の肉眼では確認できないモールドが満載で、このままスケールアップしても1/72で十分通用するレベルと思います。 ちょいとピンがきていない(ピントが外れている)画像で申し訳ないですが、主翼裏面です。 パネルラインの細密さがドラゴンの最近の1/144キットでも太刀打ちできないくらいです。(解り難い例えだなオイ) 今回の3色迷彩では、機体下面色を下地色として一度機体全面に塗装しましたが、単調にならない様に機体下面はパネルライン付近を薄くすることでグラデーションを付け、褪色表現しています。 ですが、1/144キットでパネルラインをなぞるのは0.3mmのエアブラシでも微妙な塩梅が必要です。 塗料は十分薄く(3〜4倍)、粘度を下げて何度も試し吹きをして吐出が安定してから、比較的大きな面積のところから吹いていきます。 コツがつかめてきてから、細かい面積の部分を塗装するようにするといいでしょう。(私の場合エアブラシを稼働させるのが半年ぶりくらいだったから、ですが) 上の状態の様にマスキングテープを浮かせて貼り付け、最後のシーブルーを吹きます。パネルラインが前後方向に対して直角に入っているので、エアブラシもそのように動かして吹きます。 零戦は、この胴体のパネルラインが前後方向に入っています。確信的推測ですが、空気抵抗を減らすための配慮だと思います。何せ「沈頭鋲」を使っていたくらいですから。
主翼です。 シーブルーをパネルラインを避ける様にして吹くと、右の様に単調にならずに「それっぽく」なります。 ここにさらにスミ入れを施すとさらにパネルラインが強調されて引き締まります。 スミ入れは、真っ黒ではなく最近のセオリー通り、濃いグレーか茶色がいいでしょう。私は、タミヤカラーのジャーマングレーを薄めたモノをよく使います。 ■Structure:☆☆☆☆ 1/144 では、パーツ割りも限られてくるので特に凝った構造はありませんが、このスケールで着陸脚の構造がほぼ再現されているのがこのキットの肝です。
■Cost Paformance: ☆☆☆☆☆ 1機当たり、1コインで買えてこの出来、やろうと思えば2,3日で完成できることを考えれば、満点でいいでしょう。(私は下地を吹いてから、3週間寝かせてしまいましたが・・・) デカールは、護衛空母搭載機3種、対潜哨戒塗装、海軍基地実験部の5種類の機体が再現できます。 エルロンやフラップなど可動部分のラインはスミ入れで強調、その他はうるさくならない程度に要所を押さえておく様にすると良いでしょう。 胴体下面の識別灯(前から赤、緑、黄)が判るでしょうか。こういったポイントは押さえどころです。 プロペラの間からチラ見するエンジン。 主翼の合わせ目を消し忘れたのは、ザンネン。 デカール貼り付け後、上からスーパークリアー艶消しを吹いてデカールのテカりと全体のツヤを抑えています。ツヤを抑えるのも、小スケールもののセオリーの一つです。 (上のプロペラ、光ってますが!) 以上、スウィートの1/144 ワイルドキャットでした。 |
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スウィート 1/144 FM-2 ワイルドキャット (2機+2匹入) (\1,000) 同社の1/144シリーズの3番手のキットですが、意外にもラインナップで唯一のアメリカ軍機で未だに他の機体は出ていません。 まぁラインナップが、イタリア、イギリス、アメリカ、ドイツ、日本それぞれ1種類ずつ(塗装バリエーション等は有り)なので、公平と云えば公平なのですが。(云えば零戦は21型と52型が出ているので厳密には2種類です) キットには単色塗装のレシピもありますが敢えてこの3色迷彩に挑戦。 といっても作業量・塗装面積が少ないので手軽なのが小スケールのいいところです。 ↑色の境目は1/144ならきっちりマスキングしてもいいかと思いますが、少しボカす方が模型の表現として見た時「らしく」なると思うので、マスキングテープの端を少し浮かして貼り付けます。 上は機体下面色を全面に吹いた後、次に濃いライトブルーを吹き、最後のシーブルーを吹く時の状態です。 塗装指示図には一応クレオスのカラー番号が出ていますが、小スケールの場合色の遠近法の理屈から少し明るめにした方が良いので、明るめの色をチョイスしています。 レシピはシーブルーに対してはクレオス72番のミディアムブルーをそのまま、明るいブルーには丁度良さげな色があったのでそれを使っています。(確か昔ガンダムのボールを塗った時のヤツだな。てことは12年前の色だわ、アハハ) ↑今回筆塗り部分はプロペラ周辺と着陸脚周り、そして忘れてはいけない、キャノピーです。 キャノピー以外はタミヤカラー(エナメル)が使えますが、胴体色と合わせる必要があるキャノピーは、ミスターカラー(ラッカー)を使う必要があり、上手く筆塗りする為にはリターダーを添加して、揮発性を抑えてやることが大事です。 ↑キャノピーを貼り付けた棒は「爪楊枝」です。こんなに小さいキャノピーのフレームは拡大鏡無しでは塗れません。 ↑拡大すると随分ヨレヨレですが、肉眼では全然気にならないレベルなのです。ホントです。 ↑エンジンはまずシルバーでロッドとパイプ部を塗ります。パイプを塗り分けるのは至難の業なのでこの時点でははみ出しは気にしません。 ↑次にシリンダー部を黒で塗りますがこの時にはみ出したシルバーに被せて整えると綺麗に塗り分けが出来ます。 黒いシリンダー部が丁度面相筆の先と同じくらいの幅しかないので・・・。 ↑プロペラも筆塗りしますが、先端の黄色の発色を良くする為に、白い下地を吹いておきます。 ↑翼端灯も忘れずに。面相筆でチョイと触るだけで十分です。 |
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