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<09年 9月12日> 零戦の塗装色について(その2)


 探してみると意外に早くに見つかるもので、前回話題の「飴色」の決定版と云えそうなものが出てきました。
 
 出所は野原茂氏著「零戦ウォッチング」(2005年・光人社刊)のP.38のコラムで、同氏によって実際にハワイや南太平洋で撃墜、損傷・遺棄された二一/三二型の実機より入手された外板片と(念のため書きますが「同氏によって」は「撃墜された」にかかるのではなく「入手された」にかかります。そんなことは解ってるって?)、ニュージーランドに現存する二二型で確認できるオリジナル塗色と比較しそれらが全て共通の色調であったと言及されており、そのカラーチップが掲載されています。
 
 右の画像のMrカラーのボトルは日本海軍機(全面・下面)色としてリリースされているもので、左の#35は三菱系、右の#56は中島系とされています。
 ボトルキャップの色だけと比較しても本の色見本とは大分色調が異なることが分かります。「飴色」というニュアンスにも合っている感じです。
 (関係ないですがボトルキャップは最近左の平坦なものに変更されています。流通上コンパクトにしたいという狙いなのでしょうが、開け易さから云うと退化ですねぇ。まぁ縦に積み上げる収納性は向上しそうですが)
 
 
 前回紹介したタミヤの零戦(1/32)の箱絵はこの野原氏のカラーチップに近い表現です。
 しかしながら、キットのカラーチャート(左画像)は灰緑色という表現で見本もそのようになっており、野原氏曰くの「灰緑褐色(飴色)」とは明らかに異なります。

 まぁ、企業としては折角作った色の塗装指定を今さら変更するほどのこともなし、モデラーの好きにしてもらえば良いだけなんでしょうけど。

 私は、野原氏の「灰緑褐色」がいまのところ正解に最も近いのではないかと思います。

 あれ?じゃ、調色せにゃならんやん・・・。

 また、自滅オチですかぁ・・・。



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