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<12年 12月 15日> Mr.ホビー・ペイントリムーバー使用性レビュー

 最近、ネットオークションで落札した旧いキットを作るにあたって、Mr.ホビー製の「ペイントリムーバー」を初めて使うことになり、折角なので使用レビューとして残してみます。

 
 キットは「ホンダ・NXR750」という1986年のパリ・ダカール ラリーの優勝車で、専用に設計された車体はオフローダーと750ccという大排気量のミスマッチを上手くまとめたスタイルをもち、四半世紀前のバイクとは思えない格好良さです。(私見)

 タミヤでは、スポット生産扱いのキットなので、昔から店頭で探しても見つからず仕舞いで、今回ネットオークションでたまたま見つけたものの、定価より高い出品ばかりで、このジャンク品に白羽の矢を立てた次第です。
 

 で、問題のジャンク具合ですが、ネットの画像で見る限り、車体(カウル)関係のパーツにランナーに付けたまま、青のスプレーを吹いたという感じで、エンジン関係、タイヤその他小物の袋は開封もされていないようでしたので、欠品なしならあとは塗料を落とすだけ、と落札したわけです。

 とはいえ、ペイントリムーバーの使用性についてはamazonのユーザーレビューを参考にして踏み切ったので、あまり心配はしていませんでしたが。

 さて、さて本題のペイントリムーバーに移ります。


 「塗料剥がし専用液」と銘打たれたこの代物、私はお世話になったことが無いものでしたが、それは私が「失敗なんてしたことないぜ」、という人ではなく、失敗しても「見慣れればこれはこれでいいんでない?」という性格であることが大きいでしょう。

 昔はこんなものは無かった(と思うのですが)ので、恐らくやるなら溶剤で洗うことになるのでしょうが、少し考えても、大量の溶剤とドロドロのパーツの処置に身震いします。
 水道の蛇口の様に次々流れる溶剤で洗えればまだ綺麗に出来そうですが、溶かして拭いての繰り返しでは、使うティッシュの量も半端ないことになりそうです。

 よって、必要量が読めない不安はありましたが、そこのところこのペイントリムーバーは、汚れた液でも性能は落ちずに使えるという情報もあり、まずは1ビン(40cc)で試してみることに。
   

 まずは、塗料の空きビンに一杯(10ccチョイ)のリムーバーを入れて、液の回収も考えてビンを皿状の缶のフタの中に置きます。

 ビンに歯ブラシを突っ込んで、その直上でパーツをゴシゴシ擦ります。ビンの外にこぼれた液はビンの中身が少なくなってきたら、ビンに戻してやります。

 塗料の落ちは溶剤の様に劇的ではないですが、液と共に流れ落ちた塗料のパーツへの「再付着性」が低く、洗い流す感覚で使えます。

 アルコールが主成分ですが揮発性や匂いも少ないので、塗装ブース内で作業すれば換気対策も十分です。


 とはいえ、今回のキットはパーツの黄ばみ具合からも相当旧いもので、塗膜の厚い部分はなかなか落ちてくれませんでした。

 そういう部分は、左の様に皿に溜まった液にしばらく浸してやると効果があります。

 液が汚れてくるとさすがにパーツ表面にまとわりついていつまでも綺麗にならないので、ある程度落とせたら、サッとティッシュなどで拭き取るといいでしょう。

 そのころには手もベトベトなので私は水洗いしましたが、液は流せますが若干うっすらと汚れが残りますので、メラミンスポンジを使って綺麗にします。
 


 と、言う訳で作業を開始して約1時間半で全てのパーツをほぼ落とせました。

 液で落とせなくなったところは、ペーパーがけなどの方が速いので、使い分けするのが効率的でしょう。

 結果、途中で性能変化を確認するのに継ぎ足したりしましたがほとんど変わらず、汚れた液でも性能低下はないことが判りました。

 よって本来なら1/3ビン位で済んだ作業でしたが、半分程度使いました。1/24のカーモデルのボディ1台分位は1ビンで落とせると思います。

 ただ、塗装後の経過時間がもっと短ければ、もっと剥がし性能は良くなる(液は少なくて済む)と思います。


 ちなみにこのペイントリムーバーは、Mr.カラー、水性ホビーカラー等に使えるそうで、ラッカー(アクリル樹脂)系塗料に使えるとのこと。

 今回、落とす塗料の素性を全く考えていなかったのは、ご愛敬ということで・・・。


 
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