
ロックギター少年がフラメンコに出会うには 決まったルートがあります。 あ、「私の年代のギタリスト」と言う但し書きが必要ですね。
私の年代のミュージックシーンでは、フュージョンの台頭という 大きな波がありました。そうですね、クロスオーバーとも呼ばれて いましたねえ。なつかし〜。 そのカテゴリーにいたギタリストというのはジャズ的なアプローチ、 いわゆるモード・スケールを多用するというのが特徴で、 ロックのペンタトニックとは違う魅力を私は感じ始めていました。 そのなかに特に異才を放つギタリストが・・・
早弾き大好きロック少年は、アルディメオラ というギタリストに出会います。 黒のレスポールを当時としては信じられないスピードで しかも恐ろしく正確なピッキングで弾きまくるヒゲのオッサン。 (と言っても当時まだ若かったはず、老けてる〜) もう少し突っ込むと、オルタネイトのフルピッキングですわ。 そんな彼のフォロワーになるのに時間はかかりませんでした。
そして彼が'77年に発表したアルバム「ELEGANT GIPSY」 (彼を一躍有名にしたアルバムです) その中に「MEDITERRANEAN SUNDANCE」(邦題:地中海の舞踏) と言う曲がありました。 アコースティック2本だけの曲でしたがこれがめちゃくちゃ格好いいんですよ。 早弾きも然る事ながら初めて耳にする感覚。これがスパニッシュな感覚だったのです。
そこには、明らかにアルとは違ったアプローチというか奏法のギタリストがいました。 誰なんだろう?クレジットを見てみました
パコ・デ・ルシア(PACO DE LUCIA) これが、スペインの巨匠、フラメンコの雄、パコとの出会いでした。 それすなわち、フラメンコギターとの出会いだったのです。
ということで先ず、彼の最新アルバムを紹介しましょう。
| 1 | RIO DE LA MIEL(リオ・デ・ラ・ミエル) |
| 2 | LA VILLA VIEJA(ラ・ヴィージャ・ヴィエハ) |
| 3 | CALLE MUNICION(カジェ・ムニシオン) |
| 4 | ME REGALE(レ・メガレ) |
| 5 | LUZIA(ルシア) |
| 6 | MANTECA COLORA(マンテカ・コロラ) |
| 7 | EL CHORRUELO(エル・チョルエロ) |
| 8 | CAMARON(カマロン) |
この「LUZIA」は、かれの通算18枚目のアルバムです。 アルバムタイトルでもある 5. は彼の亡き母ルシアに捧げたもの、 8. もパコの親友で名歌手であったカマロンに捧げたもので、 この2曲のみ歌入りです。ちなみにパコが歌を録音したのは、 これが最初だそうです。
私がこのアルバムを聞いて最初に思ったことは
「純粋なフラメンコのアルバムだなあ」ということでした。
(ライナーノーツにも同じ事が書かれていましたが・・)
というのも、本作より前に聞いた彼の演奏というのは
例の、アル・ディメオラ、
ジョン・マクラフリンと演った
THE GUITAR TRIOでしたからねえ。もちろんパコは
フラメンコのスピリッツとテクでもって演奏してると
思いますが、エレクトリックなものとか色んな要素が絡まって
ますからね。
今後もフラメンコのお勧めを追加していく予定ですが 皆様からのご意見・情報などもお待ちしています。
(文責: SIN)
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