カウンター・アタック



カウンター  ウスノロ  エンジン  スーパーマン  アルバム



+++カウンター+++

向かう石壁にタックル 手の皮が向けて
頬を滴るは血と涙

「いつも前を向いて歩きなさい」
周りにゴマンといる賢者達が
のたまうは有り難き名言

抱く期待が大きい程に
裏切られたショックは痛くて
そんな攻防の繰り返し
ガキみたいなロマンティシズムが
もう嫌んなって
±ゼロの世界に生きてる

布団かぶって ひたすらに眠る
昼も夜も関係ない 上も下も関係ない

夢の中から戯れに
繰り出してみたカウンターパンチ
うっかり当たって 自分でも驚いてる
そうして抱きかけた期待を
必死で押さえつけてんだ 馬鹿野郎

だけど そんなんじゃない
もう一人の俺がご立腹してらぁ
望んでいたのはそれじゃない
本当はもっと清々しいハズだ

事態はそれほど複雑じゃない
単純明快にムカついてらぁ
目の前を塞いでくるヤツらに
右ストレート食らわしてやるぜ

甘ったれた思考回路ぶっ壊して
爽快な朝を奪い取れ
敵は自分とはよく言ったもんだ
諸悪の根源にいざご対面
食らえ会心のカウンター!
いじけてた自分ぶっ飛ばして
新しい光を勝ち取ってみせるよ


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+++ウスノロ+++

ド真ん中めがけて投げたボールが
微妙に変化して外側に外れてく
予想してた事態に驚きもせず
早く終わんねぇかなって愚痴ってる

欲しかったのはそれじゃないって
自分でもちゃんと分かってる でも
運命は上手いことやってくれなくて
すっかりやる気もなくしてる

格好つけて 気取んなっ!
そいつが欲しけりゃ手を伸ばすんだ
ホームラン打たれて見上げてないで
フェンスよじ登れスーパーキャッチ

そうだ
状況が刻々と変化していってるんなら
もっと充実した世界にだって変えてゆける
こうやって必死で叫んでんのに
そんなことずっと知ってんのに
どうしてこんな簡単な事できねぇかなぁ
ウスノロ 俺

周りの全てが邪魔してくる気がして
マイナス思考に陥ってる
ひどく気弱になって 情けねぇ

馬鹿野郎 俺 なめんなっ!
後先気にせずダッシュして
頭ん中に居座ってる憂鬱な未来を
全部吹っ飛ばして行くんだ

そうだ
状況が刻々と変化していってるんなら
ずっと望んでた未来にだって変えてゆける
ホームラン打たれて見上げてないで
がむしゃら高く飛べスーパーキャッチ
少しでも幸せになりてぇしなぁ
行け ウスノロ 俺
状況が刻々と変化していってるんなら
もっと充実した世界にだって変えてゆける

頭ん中に居座ってる憂鬱な想像を
全部蹴っ飛ばして行くんだ


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+++エンジン+++

頭ん中に小人が何人かいて
それぞれに好き勝手なこと言ってら
誰に賛成していいのか分かんなくて
悩める自分にウンザリだぁ

ここらで心機一転したいけど
誰かが足を引っ張ってるようで
例えば鏡をのぞいたら
犯人が映っているだろう

ちょっと待て ヤだぞ俺 きらめく未来はどこ行った
気づいたら やるぞ俺 世界がクリアになっていく

既成概念とかそういうの全部なくしちまおう
バカっぽい事とか頑張ってやってみよう
小人も総動員させて円陣組んで
小賢しい事忘れてどっかにすっ飛んで行こう
さぁ ほら 今すぐ

覚悟も決意も何にもいらない
とりあえずドア蹴破って飛び込んじまえ
何とかなるとも思っちゃいないが
何とかするから別段構わない
さぁ ほら 今すぐ 行け!

意味のない議論とかそろそろ止めちまおう
単純な力押しとかいろいろ試してみよう
小人も総動員させてエンジンかけて
アクセル全開にして無理矢理突っ込んで行こう
さぁ ほら 今すぐ


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+++スーパーマン+++

当たって砕けたバラバラの腕
接着剤でくっつけてまた当たる
そんで多少強引にgoing&going
妥協とかできない性分

正面カラ、ブツカッテ行ケ
使い古されたような台詞でも
俺らには大切だからrepeat&repeat
化石から掘り出す教訓

昨日見た夢ん中で俺はスーパーマンだった
空飛べてビル投げてすげぇ事何でも出来た

描いてた未来が現実で塗り潰されるトコ
ボーっと指くわえて眺めてた俺の背中に
助走つけたドロップキックかまして
無理矢理にでも舞台に上がらせてやろう
慌てふためく自分の姿ゲラゲラ笑いながら
やれる事やって胸を張るbad boy

地位も名誉も肩書きも何もいらねぇ俺
死ぬ気でやったら何でも出来るし
しかもぜってぇ死んでやらねぇ俺
ほんの少し意地の悪いスーパーマン


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+++アルバム+++

やわらかな風が吹き桜並木がざわざわと揺れる
少しだけ昔の自分が微かフラッシュバックする

目の前にあるものをただぼーっと見つめていた
10年後の未来なんておよそ想像もつかなかった
机の上は無造作に現国の教科書が開かれていて
頭の中は漠然とした空想で埋め尽くされていた

部屋の片隅で物静かに横たわっているアルバム
輝きも色褪せもしない過去の日に思いを馳せる

悲しみからでない涙はきっと僕を支えるだろう

望んでいた未来は自然に訪れる物と思っていた
無造作に流れゆく毎日を何気なく過ごしていた
現実はまるで曖昧なまま僕へと困難を突きつけ
僕は迫り来るものに歯を食いしばり反抗をする

 

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