ハっ、と気づいた。



1.まっすぐで
2.方位磁石はいつからか無くなってしまった
3.きっと心は弱くない
4.出会って
5.それもまたよいのでしょう
6.控えめ
7.伝えてあげられたらいいね
8.光はこの星に降り注いでくれた
9.つよがりはかわいい
10.当たり前のように生きてる



+++ まっすぐで +++

まっすぐで、素直な、眼差しで、言葉を受け入れてくれて、ありがとう。

まっすぐで、優しい、気持ちで、思いを汲み取ってくれて、ありがとう。


タイトルへ


+++ 方位磁石はいつからか無くなってしまった +++

手放しの希望と光の中をぼくらは既に歩けない
ぼくらはずっと前にひねくれていて
かろうじて夢見る少女なのだ

ずっと正しいって信じてたものが
実は誰かを傷つけていやしないかと
びくびくしているんだよ

ねぇ ぼくら
どこへ向かえばいい?

いつも方向を気にしながら歩いているのである
方位磁石はいつからか無くなってしまった
ある意味でそれは幸運なことかもしれない


タイトルへ


+++ きっと心は弱くない +++

決して心は強くなく
きっと心は弱くない
ぴりぴりしなくてちょうど良い

落ち込んだなら優しさが欲しいよ

ぼくらはとても曖昧な位置にいて
だからこそいとおしくも感じるのだろう
それはとても素敵なことかもしれないね
この、微妙な感じが


タイトルへ


+++ 出会って +++

ちょっと立ち止まって考えてみると
当たり前の大事なことって なんだか
光を当てるほど色あせているような
そんな気がしてしまいます

てくてくと夜の道を歩いているとき
きれいな星の輝きに気がつくようになるには
それに見合った時期があるように思うのです

自分の中に息づいていたイメージのかけら達が
まったく別の文脈で 出会って
とても大切なことを気づかせてくれるとき
突然、ぱあっと輝き出すよ
なんとも実感がこもって

僕らはなかなかうっかり屋で
それでもときどき気づいてる

自分の中で大事に温められていたかけら達が
まったく別の文脈で 出会って
新しい素敵な光になるときを
胸に手を当てて待っているのです


タイトルへ


+++ それもまたよいのでしょう +++

あなたがそれと思うなら
それもまたよいのでしょう

わたしがこれと思うことに
不安があっても
それもまたよいのでしょう

ぐだぐだになったって
妙な空気になったって
それもまた
りっぱな選択肢なのでしょう

不安が自信に変わるとき
新しい価値観が生まれて
それはとても輝いて見えます


タイトルへ


+++ 控えめ +++

謙虚なこころって大切だなぁ

大切だなぁ

決して誰かに媚びへつらうことなく
生き生きとして自信まんまん
それでいて控えめに振舞ってる人は
透き通っていてとっても綺麗
それは心の魅力

控えめっていい言葉だなぁ

タイトルへ


+++ 伝えてあげられたらいいね +++

普段は言葉にするまでもないこと
口に出して伝えるまでもないこと
ふとした瞬間のちいさな感情や
なんとなくだけ感じてる日常の思い

きちんと伝えてあげられたら、いいね

わざわざ言葉にすれば
妙な顔をされてしまいそうなこと
「だから何?」と言われそうで
なんだか不安になってしまうこと

だけど
こんなことを思ってるんだよって
こんなことを感じてるんだよって
きちんと伝えてあげられたら、いいね

普段は口にしないすごく些細なこと
だけど本当はとても大切だと思ってること
それとなく言葉に出し合って
二人ともちゃんと分かってたら、いいね

タイトルへ


+++ 光はこの星に降り注いでくれた +++

少し暗い道を心静かにゆっくりトボトボ歩いていた
そのうちに雲と雲の隙間からふんわり光が落ちる

そうだ 光はこの星に降り注いでくれた

もしも世界が暗闇だったなら
どんなにつらくて悲しい思いをしただろう
救いがないかもしれないと思ったら
僕らは崩れ落ちてしまうよ

みんな幸せがほしくて頑張っているから

光は草木のお腹を満たし
恩恵は波紋を描いて連鎖する
その先には僕らの幸せがあって
光のありがたさを知る

深い暗闇がつらくて悲しくて
いつも心は傷ついていた
僕らは幸せになりたくて
光はこの星に降り注いでくれた

タイトルへ


+++ つよがりはかわいい +++

ずっとずっと我慢して
また切なくなってる?

未来が不安で
いろんなことが矛盾していて
本当はもう崩れそうなのに
誰にも言えずにいる

心配されたらつよがってる

それは
とてもつらいことのようで
だけどかわいい

劣等感がいっぱいで
気持ちが沈んで
もう嫌になっているのかい

ちゃんと成立しているよ
僕から見れば
素敵な姿で

タイトルへ


+++ 当たり前のように生きてる +++

少しずつ年齢を重ねるにつれて
戦争とか、災害とかで亡くなっていく人が
どこかしら身近に感じるようになった
ヒトゴトのように思っていたけれど
この世界で本当に起きてることなんだ

自分は何にも悪くないのに
理不尽に死んでしまう人達がいるのかと思うと
今ぼくがこうして生きているということが
どこか不思議に思えてくる

「ぼくらはまるで当たり前のように生きてる」

本当は、とてつもなくすごいことなんじゃないかと
こうやって生きている事実がすごく特別なこととして
心の中にぐうっと突き刺さってくる

いのちはそれ自体が幸運なのだ、と

小さな悩みなら霞んでしまうほど
それは皮膚と肉体を通過してぼくの心に浸透した
びっくりするくらい単純で大切な事実は
ぼくの心臓をすこしドキドキさせた


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