春の花火
1.太陽の肌触り
2.空の気持ち
3.桜待つ日
4.見えない先のほうまで
5.春空の下
| +++ 太陽の肌触り +++ |
冬の匂いはすでに親しんでいて
冬の装いをした木々の姿に
太陽の肌触りのかけらに
本格的な春の訪れは |
| +++ 空の気持ち +++ |
空の表情が気持ちを表しているとしたら
空を見上げていらぬ心配などしている
何気ない日常の瞬間に
ゆっくりと降り注ぐ春の陽射し
君も傷を知っているのか |
| +++ 桜待つ日 +++ |
まだ肌寒い春の風は街の木々を揺らす
つぼみを見せた桜は
あのときの素敵な光景を思い出した
桜待つ日は心が揺れる
どうせすぐに散ってしまう |
| +++ 見えない先のほうまで +++ |
ふと
傾きかけた陽に照らされたそれは
無言のままで
出会いと別れの季節 |
| +++ 春空の下 +++ |
桜咲く春は
春空の下で美しさを見るだろう
「あの流れ星はきっと良いことのしるし」
また僕は歩き出すだろう
見上げた空は青く優しく微笑んでいて |