旅行記:三朝温泉

 2011年(平成23年)12月2日(金)から12月3日(土)まで、岡山県奥津渓、鳥取県三朝温泉と倉吉に、プリウスでドライブ旅行しました。
 その初日と二日目の道中記です。奥津渓と三朝温泉の日記です。

 変わった温泉と、蟹を食べに行くことにしました。
 温泉は、ラジウム温泉で有名な、三朝温泉にしました。エースJTBの「かにかに 鳥取島根」から三朝温泉の旅館「依山楼 岩崎」にしました。
 30日以上前に申し込んだので、1,000円引きの、一人15,200円で泊まれました。また、金曜日に泊まったので、お料理お値打ちデーで、「大関料 理(基本)」の料金で、本来、追加料金4,000円が必要な、「横綱料理(特選)」の姿蟹会席が食べられました。姿ゆでがに1杯付で、かに2杯相当使用の 料理でした。
さらに、旅行店で渡された「エースJTBオリジナル るるぶ 特別編集号 山陽・山陰・四国」に、いろいろなクーポンがついていました。利用したのは、 「湯めぐりパスポート」、「岡山ご当地&B級グルメクーポン」「エース ドラ旅ステーション ご利用券」を使いました。また、旅館にチェックインしたときに、「三朝街めぐりクーポン」を 別途もらいました。

 さて、旅行は、中国自動車道の津山ICを降りて、国道53号(出雲街道)を津山市内中心街へ進みました。JR東津山駅を少し過ぎた、国道53号沿いにあ る「お好み焼き くいしんぼう」に入りました。駐車場は、お店の横にもありましたが、いっぱいのため、裏側の駐車場に止めました。午前11時15分ごろで したが、すでにお客さんで溢れていましたが、運良く、カウンター席が4人分だけ空いていました。後に入ってきたお客さんは、外で少し待たれました。カウン ター席20席ほど、座敷席16席ほどのお店でした。食べ物は、「グルメクーポン」が「ホルモンうどん」に使えたので、2皿頼みました。あとは、「ふわふわ 焼」を2皿頼みました。ホルモンうどんは、770円のところ、100円で食べられました。ふわふわ焼は750円でした。ホルモンうどんは、べちゃ〜とし て、柔らかすぎました。ふわふわ焼は、柔らかでおいしかったです。食後、お店の前に出ると、10人ほどお客さんが待っておられました。また、裏側の駐車場 も満車になっていました。

 お店をあとに、津山城を経て、奥津渓、さらに、三朝温泉へと車を進めることにしました。津山城を眺め、市内中心部を過ぎ、院庄IC手前で、国道53号か ら国道179号へと進みました。1時間ぐらいで奥津渓に着きました。紅葉の時期は過ぎていました。車も多くはありませんでした。


奥津渓の甌穴




奥津渓の淵
  奥津渓をあとに、国道179号を三朝温泉へと向かいました。途中、かって採掘されていたウラン鉱床が近くにある人形峠を越えました。三朝町今泉で右折し て、橋を渡り、ナビの案内するとおりに三朝川(三徳川)に沿って東に進み、三朝町横手で左折して、再び川を渡り、三朝温泉病院前を右折して、県道273号を東へと進 み、ほどなく旅館に着きました。奥津渓から1時間ほどで着きました。
 旅館「依山楼 岩崎」は、野口雨情、与謝野鉄幹・晶子夫婦、田山花袋、島崎藤村、斉藤茂吉が投宿したとのことです。また、本因坊戦が行われ、橋本宇太郎さんと坂田栄男さん とが対戦されたとのことです。また、昭和天皇皇后両陛下、常陸宮御夫妻、三笠宮宜仁様、高円宮様がご宿泊されたとのことです。


旅館「依山楼 岩崎」の概観です。


ロビーから離れ「三朝閣」を望む。
昭和天皇陛下がご宿泊されたそうです。


客室から温泉街を望む



廊下から旅館の温泉と南苑寺を望む


 ロビーや客室からは、もみじをはじめ落葉樹の紅葉が美しく見られました。
 旅館の温泉は、回遊式大庭園風呂「山の湯」と名づけられ、大きく左の湯、右の湯に分かれ、趣向を凝らした、12の湯船がありました。もちろん露天風呂もあり、蒸気風呂もあり、湯上りのお休みどころでは、飲泉場もあり、ゆずゼリーが出されていました。

 三朝温泉の泉質は、ラジウムが分解して生じるラドンの弱い放射線を含んだ、ナトリウム塩化物泉、ナトリウム炭酸水素塩酸泉、単純泉で、新陳代謝が活発に なり、免疫力や自然治癒力が高まるとのことです。そして、ラジウムが気化したラドンガス(蒸気)を吸うことで、体内から細胞に刺激を与え、抗酸化機能が高 まり、老化や生活習慣病の予防に役立つといわれています。また、多くのミネラルを含んでいるので、飲むと胃液膜の血液量が増え、胃腸病などに効果があると いわれています。


 女性陣は、早く到着できたので、JTBでもらった「るるぶ」に付いていたクーポンの「湯 めぐりパスポート」を使い、旅館「三朝館」と旅館「大橋」のお風呂に入りに行きました。三朝館は、日・水・金曜日には、女性露天風呂に200本のバラが浮 かべられるとのことで、金曜日だったので、運良く楽しめました。旅館「大橋」は、映画「恋谷橋」に登場する旅館で、国の登録有形文化財に指定された建物 で、岩窟の湯は三つの湯船があり、それぞれ自然噴出し、トリウム温泉がひとつありました。
 各旅館は、自分の旅館の客以外にも、湯めぐりとして、1,000円〜1,500円で一般客に開放していました。





旅館「大橋」

夕食の蟹会席


朝食

 夕食も、朝食も三階の食事処の個室で食べました。
 夕食は、会席に姿蟹が付いていました。食前酒にはじまり、全13品でした。温物は、ラジウム温泉湯とう鍋しゃぶしゃぶ風ということで、温泉に豆乳を混ぜたもので、蟹身や、とちもちなどをしゃぶしゃぶ風に食べました。八寸は、鳥取県の鳥になっている、おし鳥の
器に盛られていました。
 朝食は、和食で、蟹の味噌汁や、おぼろ豆腐がありました。


  二日目の朝は、朝食までの間に、お風呂に入り、温泉街を散策しました。
  温泉街の中央を流れる、三朝川(三徳川)には、三つの橋が架かっています。上流の恋谷橋から、散策しました。映画「恋谷橋」のネーミングのもとです。 ちなみに、 映画「恋谷橋」は、スピードの上原多香子さん主演、後藤幸一さん監督、井上正子さん・後藤幸一さん脚本、宮尾卓志さん原作「雨の中の初恋」(より)で、第 一回スーパーシナリオグランプリのグランプリ作品です。ほかに、松方弘樹さん、石橋蓮司さん、吉行 和子さん、水上剣星さん、松田美由紀さん、小倉一郎さん、中澤裕子さんなどが出演されています。また、昔々の無声映画で、マキノプロダクション(津川雅彦 さんや長門裕之さんの母方の祖父のマキノ省三さんが設立し、伯父マキノ雅弘さんが引継ぐ)が「三朝小唄」で、恋谷橋や三朝神社で撮影しています。




「恋谷橋」です。

    恋谷橋の中央にある、かじか蛙
    に掛かる願掛けの絵馬

  「かじか蛙」は、縁結びの蛙として親し
  まれ、なでることで、良縁、恋愛、
  子宝、夫婦円満を授かります。


    恋谷橋たもとの、松之屋です。
   街めぐりクーポンで「とちもち」をもらい
   ました。とちもちは、栗に似た、栃の実
   が入った、柔らかい小さなお餅です。

温泉本通の恋谷橋側です。


 恋谷橋から南の方へ歩いていくと、左手、東のほうへ、「株湯」の案内看板がありました。それに従い、「株湯」を見に行きました。「株湯」は三朝温泉の元湯とのことです。
 1164年源義朝の家臣、大久保左馬之祐が白狼に出合い、その難を救ったことで、妙見大菩薩が現れ、「老楠の株根に霊湯あり」とお告げがあり、その通りに温泉が湧き出ていたとのことです。以来、840年以上にわたり、多くの人の心と身体を癒してきました。


株湯の全景
左手が公衆浴場で、300円で入れます。
右手は足湯と飲泉場です。


飲泉場

源義朝の家臣大久保左馬之祐と白狼の像
後ろの建物は、足湯


足湯
株湯にちなんで切り株の座

 株湯を見て、再びもと来た道を戻りました。そして、恋谷橋から伸びる通りを越えて、西のほうに進みました。ほどなく、三朝神社に出ました。


三朝神社の手水舎
温泉が出ていて飲めます。
手水舎の奥の老木の窪みで、映画
「三朝小唄」のロケがされました。

三朝神社本殿


 三朝神社から、温泉本通りへ出ました。温泉本通りは、ひなびた感じの、狭い道でした。途中に、足湯・飲泉湯の「薬師の湯」がありました。

「薬師の湯」の全景
正面奥のお堂に薬師如来像が祀られています。
    

足湯と飲泉場
韓国ドラマ「アテナ」で、イ・ジョウンさんとボアBoAさんが、三朝ミストでいたずらをしながら過ごすシーンが撮影されました。


 「薬師の湯」をあとに、西へと進み、三朝橋のたもとに出ました。


温泉通りの中


三朝橋たもとの陣所の館

陣所は、5月4日の夜に行われる大綱引きのことで、国の重要無形文化財で、藤かずらで、雌雄別々の、長さ150m、太さ1.5mほどの綱をつくり、それを結合して、東西に分かれて綱引きをして、東が勝てば豊作、西が勝てば商売繁盛といわれています。




三朝橋たもとの公衆浴場「たまわりの湯」
500円で入浴できます。


三朝橋たもとの「恋谷橋」ロケ記念館


三朝橋南側たもとの
映画「三朝小唄」の記念像


北側からみた三朝橋
 時間がなかったので、下流にある「かじか橋」へ行けませんでしたが、この橋には、足湯・かじかの湯があります。
 
 なお、「三朝小唄」は、野口雨情が岩崎旅館(依山楼岩崎)に着くやいなや、即興的に作り上げ、中山晋平が作曲し、島田豊が踊りの振り付けをして、完成したといわれています。同名の映画「三朝小唄」は、後年封切りされたとのことです。
 
 二日目の11時前に、チェックアウトして、倉吉を経由して、米子を目指しました。

三朝橋南側たもとの東側にある公衆浴場
足湯・河原風呂


次のページ             旅行記のページ       トップページへ戻る