前期型ハザードスイッチを50円で復活させる方法
以前からウインカーの点滅が突然止まるという症状があり、手動ウインカーを強いられることしばしば。
接点を磨いたり激安中古部品に交換していたのだが、ここはひとつ、パンドラの箱を開け電子パーツ交換で根本的問題解決に挑戦してみよう、 という事でベンツ・ディーゼル氏の指導の下、作業を行った。

ちなみに前期型のハザードスイッチはリレーとの一体型で、純正部品をまともに購入すると2万円以上するらしい。 それをたった部品代50円で復活させる、しかも簡単なのだ。
ハザードスイッチは純正も含め様々なタイプが存在しているが、今回修理するのは写真左にある純正部品でNo.1238200005。
ケース側面にある小さなツメにドライバーを突っ込んで分解すると簡単に7つのパーツになる。
基盤部分は2箇所(hazard_004.jpg黄円)のハンダを溶かしケースと分離。いよいよ聖域に踏み込む。

今回の修理の要は電子パーツの交換である。その名はコンデンサ(正確には電解コンデンサ)。 前期型では大小2個のコンデンサでハザードの点滅周期を制御しているようなので、これを新しいものに交換する。

使用されているコンデンサは、小さい方が85℃63v1μF(マイクロファラット)、大きい方が16v47μFである。(写真hazrad_006.jpg 左側)
用意した新しいコンデンサ(同写真右側)は、小さい方が105℃50v1μF(1個20円)、大きい方が85℃50v100μF(1個30円)。
耐圧や耐温度が少し違うが、容量(μFで表示)が同じなら良い、ということだ。(もし問題があれば同様のものに交換する予定)
それぞれハンダを外して新しいものに交換。この時極性を間違わないように注意が必要(足が短い方がマイナス)。これでほぼ頂上制覇。
この後は、リレースイッチの接点(写真hazard_005.jpg赤円、hazard_007.jpg←ピンボケ失礼)や、スライド部分の接点を掃除。 紙やすりでもエタノールでも良し、最後に接点にコンタクトグリースを塗布して終了。

以上が作業の全工程である。本来はトランジスタも交換すれば良いのだろうが、恐らくもう製造されていないとの事なので、今回はそのまま。


ハンダ付けなんて、中学以来?緊張はするものの少し練習すれば大丈夫。 コツは付ける時は少しコテで暖めてからハンダを流すとスムースだし、外すときはハンダ吸取線なんてのもあるので便利。ぜひトライしてみて欲しい。

最後に、当初同じ容量47μFのコンデンサにした所、点滅スピードが著しく速くなってしまった。 これは当時の製品との性能差、抵抗との関係が原因らしい。そこで少し容量が大きめの100μFにした所、ちょうど良い点滅スピードになった事を加筆しておく。


2010年12月4日アップロード


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