梅雨入りを控えた5/30(日)、茅ヶ崎でのオフラインミーティングを行いました。

このオフのきっかけは、茅ヶ崎駅前でなんとW123リムジンなるものを見かけたというBJさん(280CEオーナー)からのゲストブックへの書き込みから始まりました。目撃情報相次ぐ中、これまたなんとリムジンのオーナー自らが、名乗り出て下さったのです。それも偶然ネット検索中に自分の車のことが話題に上っていることを発見したと、まさに縁としか言いようのないものでした。さらに何故か茅ヶ崎にはW123が多く生息している事も判明し、このリムジンに会いに行こうと今回のオフが実現しました。


ドーンと長い、これが噂のW123リムジンである。全長5355mm、車重2295kg。通常のセダンより630mm長く、82kg重い。
1985年式300D Long(RHD)、ブリリアントシルバー。型式W123132。ドイツ本国のw123club.deによるとW123 Longというボディタイプとなるらしい。但し、所謂ストレッチリムジン、つまりはコーチビルダーの手によってセダンボディーを二つにぶった切り、真ん中を延ばした改造ボディではなく、ダイムラーベンツ社工場ラインで製造された巨大な純正モノコックボディーだということが驚きだ。現在でもその堅牢な作りは健在で、どのドアもガッチリと閉まってくれる。前出のw123club.deの資料によれば300Dの他、250、280Eのロングバージョン、さらには6枚ドアのボディータイプもラインナップされていたらしい。
オーナーの話によると、元々は香港に新車納品されたものを日本人オーナーが輸入、10年前現オーナーが譲り受けた、と言うことだ。国内では九州にレストアベースの個体が1台、東北ですれ違った1台が現存しているらしいとの事だが、実際に登録されているのは、このシルバー唯一である事もオーナーによって確認されている。ホイールはW126、124辺りにも使われていた純正アルミホイール。恐らく15インチ。今となってはこの純正マッドガードも貴重品。

乗車定員は8名。セカンドシートは1+2の分割式。通常は折りたたまれた状態にあり、造作も簡素であることから、サードシートがメインシートとも言えるだろう。通常のセダン後部座席のようなセンターアームレストは無い。シート生地はビニールレザー。MBTEXではないようだ。意外にも豪華な印象はない。 オーナーによれば、個人オーナーの為の煌びやかなラグジュアリーリムジンではなく、所謂エアポートリムジンのような実用を目的としたロングホイールベースセダンとしてラインナップされていたものではないかという事だ。ディーゼルエンジンであることからも納得出来る。まさに世界一の実用車と言われるW123ならでは。

身長170cm前後だと、十分に足を伸ばすことができる。3人乗るとこんな感じ。左右ピラー内側にルームライトが備え付けられている。

メーターは、香港から持ってきた当時のまま、マイル表示である。現在139,762マイル、224,877kmは実送距離。
写真中:隣のCEに書かれた子供の落書きではない。恐れ多くもかの高名な世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)の直筆サインである。調べてみると1988年ベルリン・フィルと来日した時のものであるようだ。1989年7月にザルツブルグ郊外の自宅で亡くなるほぼ1年前ということになる。
写真右:これは助手席バニティーミラー横に張られたステッカー。バックステージパスと呼ばれる通行証である。1993年ホイットニー・ヒューストン来日コンサートの際に使用されたものである。オーナーによるとこのリムジンは、2番目のオーナーが海外から招聘したアーティストの送迎用として使用していた事からこのような貴重なサインがあるのだという。歴史的にも貴重な個体であることは間違いない。

昼飯時、オーナーであるリモさんの運転でコンビニへ弁当を買いに行く。あはは、なんかめちゃくちゃたのしいなぁ。10年前に購入以来、エアコン以外、殆ど修理費が掛かっていない、という300Dのエンジンはすこぶる調子が良い。もちろんディーゼル特有のエンジン音はあるが、気になるようなものではなく、大人6人乗ってのドライブはヒジョーに快適なものだった。
写真右:リムジンの助手席に置かれていた、1984年に販売された230E Limited Editionのカタログである。なんとLPレコードのパッケージを模して作られた豪華カタログ。初めて見た。W123販売50,000台突破を記念して、レザーシート、ヘッドライトワイパー、クルーズコントロールなどを装備した限定100台のクラシックホワイト230Eを販売、とある。

参加車両写真
写真左:手前からリモチャン号 (300Dリムジン/1985)、リモチャン2号(280CE/1985)、BJ号(280CE/1985)、アンラク号(280TE/1985)、シロクマ号(280E/1985)、写真中:手前からポン号(280CE/1979)、オハ47号(280TE/1980)、ブロラン号(230E/1983)、でぶ和尚号(280E/1978)、MBジーゼル号 (300TDT/1982)、写真右:オフ会も後半になって、誰かがナンパしてきた300TDT。たまたま里山公園に家族で遊びに来た所を誘い込んだ(^^)。お名前を聞き忘れたが、一応名刺を渡しておいたので、いつかこのサイトにも遊びに来てくれるかも。やっぱり湘南にはW123多いのね、イエローの外装に、明るいベージュ系の内装。いいなぁ、ワゴン。欲しいよ〜。途中参加GONTA280号 (280E/1979)と新マッチャン号(SLK)の写真取り忘れたー、ごめんなさい〜。

と、いうことで茅ヶ崎オフの模様をお届けしました。日本で一台のリムジンにも乗れたし、天気も良かったし、○ールも旨かったし、ほんとに言うことありません。幸せな一日でした。会場の下見をしてくれたジモティーの皆さん、有り難うございました。そしてリムジンオーナーのリモさん、本当に有り難うございました。新しい出会いに感謝します。またお会いしましょう。

2004年6月5日アップロード


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