スピードメーターケーブルの交換

ある時、ふと気づくとスピードメーターがピクリとも動かなくなっていました。
実はこの件が起こる前に、ブレーキが効かなくなってキャリパーのオーバーホールをしなければならなくなるし、 さらに追い打ちを掛けるように、燃料漏れを起こして消防隊のお世話になるわで、まったくもっていい加減疲れていた頃だったので、 いくら私が123を好きでも「もうイヤッ!」と投げ出しそうになってしまいました。
ですが、師匠と仰ぐ○クチさんが、顔に似合わず、思いもよらぬ優しい声で励ましてくれたので、 なんとか気持を切り替えて、自分で修理することにしました。(ちなみに師匠はスキンヘッドにプロレスラーの様な体格の偏屈オヤジです)
さらに気分を良くしてくれたのは、米・IPS(Import Parts Specialists Inc.)の対応でした。 送料もたったの9ドル、約3日ほどで手配してくれました。まあケーブル1本だし、送料は安いはずですが、メールも丁寧に返してくれるのが、 ヒジョーにありがたいのであります。
ちなみにケーブルが切れていても走り自体には問題ありませんが、スピード違反でK察に金を取られたくないし、距離計や積算計も動かなくなります。なのでまあ、切れたら換えましょう。



さて、W123のスピードメーターは電気式でも無ければコンピューターとも無縁なので、作業はむずかしくありません。 メーター裏から出たケーブルは、ダッシュボード、バルクヘッド(隔壁)の穴からエンジンルームを通過しシャシーにへばりつきながら、 ミッションへと繋がっているだけです。殆ど工具も要らない作業です。

  • まずはミッション辺りまで潜り込めるようにフロントをジャッキアップ。
  • 次にメーター側の接続箇所を外す作業。メータークラスター下のフェイシャルパネルを外す。(プラスドライバーのみでOK)
  • メータークラスター裏側に手を入れて、クラスター本体を手前に引き出す。ステアリングがジャマだが何とか隙間を作る。
  • 上左の写真が外れた所。銀色の部分がネジ込み式になっていて、メーター裏側にねじ込まれているだけでなので、至極簡単に外れる。
  • 後はエンジンルーム側に回って注意深くケーブルを抜き去ればOK。

上右の写真は、ケーブル両端の形状です。出力(ミッション)側は大きな力を受け止めるように平たくなっています。

メータークラスターの裏辺りには色んなケーブルがあるので、注意して下さいね。 間違って油圧ケーブルを抜くとオイルが飛び出ますよ、当たり前ですが(^^)。




ミッション側の接続箇所は、上の写真を参考にと思ったのですが、ヒジョーに分かりづらいですね(^^;)。まあ、ケーブルを辿って行けば必ずわかりますよね。
上右の写真にあるボルトを完全に取り去ればケーブルが抜けます。

新しいケーブルに交換するには逆手順よりも、メーター側を新しいケーブルに付け直して、ミッション側まで 引っ張って来ておいた方が効率的だと思います。以上で交換は終了。簡単でしょ(^^)。




今回、新旧ケーブルを比べて初めて分かったのは、ケーブルの長さが違うものが存在しているという事。(左上の写真、上が旧ケーブル、下が新ケーブル)
日本国内用のW123には、105〜110km/hを越えると凄まじい速度警告音が鳴るように、このスロットルアクチュエーター (というらしい)なるものが装着されていて、その分ケーブル自体が短くなっているのです。お恥ずかしい事に比べるまで分かりませんでした、ははは…。
スロットルアクチュエーターは、無くても走りには何ら影響はありませんので、これで問題ないのですが 元通りに復活したいという方は、短い方を購入して下さいね。
W123ユーザーの多くは警告音が余りにもうるさいので、スロットルアクチュエーターからブザーに繋がる コネクターを外されていますね、わたしのCEは買った当初から警告ブザーが鳴りませんでしたので、 すでにコネクターが外されていたのでしょう。壊れているだけだったりして(^^;)。


この作業は2002年9月に行いました。


■パーツ個人輸入代(1$=\120)
パーツ名称数量金額US$
SPEED METER CABLE (No.123542067 長さ1460mm)1\2,966$24.72
Shipping&Handling (USPS Express Mail)1\1,080$9.00


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