| 花の魔法使い マリーベル (1992年2月3日〜1993年1月18日・全50話 / TV放送) 作品紹介、人物紹介は前項で終わりです。本項では「マリーベル」の変身シーンを見ていこうと思います。 〜マリーベルの魔法について〜 マリーベルの使用する魔法は大きく分けると、”マリーベルタンバリン”によるマジックアイテムの現出と、万能魔法である”花魔法”の2種類が 存在しています。結果として、魔法を行使するという点では同じ行為ではありますが、後者は専用コスチュームに着替えるなどの相違点があります。 ともかく、まずはマリーベルタンバリンによるマジックアイテムの出現から紹介。 |
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(1) マリーベルの両手の間から光が漏れ出すと… (2) 煙の中からマリーベルタンバリンが出現 (3) 体のあちこちでタンバリンを鳴らすと… (4) タンバリンの円盤部が回転、中央部が光って、そこからアイテムが出現する | |||
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マリーベルが魔法を使用する際には、それがどんなものであれ一旦はマリーベルタンバリンを出現させなければならないようです。
つまり下で紹介する”花魔法”を使う場合にも、まずはマリーベルタンバリンを出してから…ということになるわけです。 そしてマリーベルタンバリンはマジックアイテム出現後、ベルトのようなものが伸びてポシェットに変形します。 なお、マリーベルタンバリンの叩き方には一定の順序があるので、それも記しておきましょう(以下に左肩とあるのは、左肩に当てて鳴らすという意味)。 1・右手でタンバリンを持つ -> 2・左肩 -> 3・左上腕部 -> 4・放り投げて左手でキャッチ -> 5・右手首 -> 6・左ひざ -> 7・右手首 -> 8・右上腕部 -> 9・右手首 |
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(1) マリーベルタンバリンからタンバリンが飛び出し、魔法の花びらを開かせる (2) (3) タンバリンがマリーベルの周りを回ると、体が光に包まれる (4) (5) 花魔法使いのコスチュームに変身 (6) マリーベルステッキが出現 (7) (8) 呪文を唱えると花魔法が発動し、ステッキの先から花びらが舞う | |||
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次にマリーベルの花魔法を紹介します。 マリーベルが”花魔法”を使う際にもマリーベルタンバリンが必要となっているようです。ですから、上図の頭に先のマリーベルタンバリンの シーンを加えたものが、完全版の花魔法バンクシーンとなります。 この花魔法を使用する際、まずマリーベルたちは以下のように叫びます。 「は・な・ま・ほー!」 上記の「マリーベルの花魔法!」はマリーベル、「は・な・ま・ほー!」はタンバリンの台詞です。これを言い終えて花魔法使いに 変身すると、いよいよ呪文詠唱に入ります。 …というのが花魔法の呪文。上掲画像の (7) の段階で、この呪文を唱えます(どうでもいいことですが、この呪文詠唱は数ある魔女っ子アニメの 中でも屈指の破壊力があります。一度耳にしたら、たいていの人はメロメロになってしまうのではないでしょうか)。 そして、呪文から連続するように魔法の内容を指定します(これが画像 (8) の段階)。例えば魔法の花を出したい場合には「魔法のお花よ、 出ておいでーっ」と言うわけです。 この花魔法は基本的に万能魔法で、人前で使用してはいけないなどといった制限は特にないようです。ただし望まぬ者に対しては効果がないらしく、 強制的に相手の気持ちを変えさせるといった使い方はできないという説明がされていました。 余談ながら、「アニメヒロイン画報」という本には「変身シーンはちょっと過激」と書いてあります。これは画像 (3) 〜 (5) あたりのことを言っているの だろうと思われます。なぜかというと…透過光でごまかしてますが、どう見てもマリーベルがすっぽんぽんだから…というのが理由によるものでしょう。 〜その他の魔法道具など〜 「マリーベル」の主要な魔法は以上の二つとなっていますが、その他にも作中には様々な魔法の道具が登場しています。 その主だった物を以下から紹介していきたいと思います。 〜マリーベルタンバリンの特殊な使用法〜 | |
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マリーベルタンバリンは基本的にマジックアイテムの現出、および花魔法に必要な道具として使用されますが、
その他にも飛行用の道具として利用される場面も見られました。これはOPの映像にも登場しています。 使用法は、マリーベルがタンバリンの取っ手を掴むだけ。そうするとタンバリンに引っ張られるような形で空を飛びます。 |
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| この時、マリーベルの体は重力を無視して地面と水平になっています。おそらくは、これも魔法の力によるものだろうと思われます。 〜マリーベルコンパクト〜 | |
| コンパクトといっても化粧用ではなく、携帯型の通信機といったところ。蓋を開けると上部にモニタ、下部に装飾されたボタンが見えます。 この下部に二つ付いているボタンを同時押しすることでスイッチが入り、上部の鏡=モニタに通信相手の映像が出るという仕組みになっています。 おそらくは下部にマイクが内蔵されているのでしょう(現在の携帯電話に近いデザインです)。 |
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| 普段、マリーベルコンパクトは消えて見えないのですが、何かの動作によってペンダントのような形状で首周りに出現します
(ここの仕掛けは、よく分かりません)。その中央部にある小さな飾りを指で押すと、巨大化して使用形態のマリーベルコンパクトに変形するわけです。 通信機として以外にも、第16話でみられたように他人の思念を鏡に映し出すこともできるようです。また、これはマリーベルだけに許された使用法ですが、 コンパクト上部の鏡を介して相手のいる場所まで瞬間移動ができるようです。 当初、コンパクトはユーリとケンにだけ与えられていましたが、後にビビアンにも譲り渡されています。 〜花の馬車〜 | |
| 数ある魔法の道具(?)の中でも出現頻度の高い乗り物。一応馬車ということになっていますが、引き手である馬はおらず、
カーゴ部分だけで動く自動車のようなものとするのが適当かも。 花馬車は人間の夢の世界など、別世界に移動するために使用されます。またマリーベルタンバリンは一人用の飛行道具なので、 ユーリやケンたちを連れて空を飛ぶ場合にも専ら花馬車が使われました。 |
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〜魔法の香水〜 | |
| マリーベルの魔法道具の一つ。プシュッと中の液体(?)を吹きかけると、様々な魔法の効果が現れます。花魔法で出される道具で
あるためか、その効能は何でもありとなっています(…が、何かを空に飛ばせるというパターンが多かったという印象)。 実際にはそれほど出番は多くないのですが、最終話の最重要場面での登場によって印象に残る存在となっています。なお、第2話で登場した 魔法の香水とは別物と思われます。 | ![]() |
〜フラワーフープ〜 | |
| 花飾りのついたリング状の魔法道具。フープを接触させると、固い壁でも何でもその向こう側へ通り抜けられるという、
「ドラ〇もん」の通り抜けフープのような性能となっています。 初出は第3話。マリーベルは物体をテレポートさせる魔法が使えないので、緊急回避が必要な場面で使われていました。 | ![]() |
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上記以外にも、フラワースピーカー、魔法のフライパン、魔法の手鏡、フラワークリーナーなど様々な道具が登場していますが、 大半が一回限りの登場となっています。 最後に、これらの魔法について一つだけ記しておきたいことがあります。 先に、魔法道具の出現用であるマリーベルタンバリン、万能である花魔法、と区別して記述をしましたが、その線引きはかなり アイマイなものとなっています。例えば、魔法の香水は魔法道具でありながら効力が強すぎるためか、花魔法でしか出現しません。 当初、マリーベルタンバリンから出現する魔法道具は基本的に薬壜のような物で、その中に入っている物体(たぶん液体?)を使って 魔法の力を発揮していました。一方、花魔法によって出現する魔法道具は、香水びんのように最初から固有の形を備えていました。 このような区別がなされていましたが、だいたい17話あたりから薬壜は登場しなくなり、最初からマリーベルタンバリンで手鏡などの道具を出す ようになっていきます。それと合わせるように、第19話や第46話のようにマリーベルタンバリンで花魔法のような力を使うような場面が見られるようになります。 このような変更が行われた理由はよく分かりませんが、おそらく薬壜が登場しなくなったのは、魔法道具が薬壜でなければならない必然性が 弱いという理由によるのではないでしょうか。魔法の効力を発揮するという結果が同じなのであれば、毎度同じ薬壜を出すよりも最初から固有の形を 備えた魔法道具の方が視聴者にインパクトを与えられるから、といった判断がなされたのではないか思われます。 とはいえ、タンバリンなしで花魔法を使った場面があったりするので、単に制作者が適当にやっただけなのかもしれませんが…。 それでは、次項から必見ストーリを紹介していきます。 | |