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魔法のプリンセス ミンキーモモ (1991年10月2日〜1992年12月23日・全62話 / TV放送) 〜「魔法のプリンセス ミンキーモモ」 の変身シーン〜 作品紹介、人物紹介は前項で終わりにして、ここからは「海モモ」の魔法シーンを見ていこうと思います。 「空モモ」の流れを汲む「海モモ」の魔法は、当然のように大人への変身がメインとなっています。 |
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(1) (2) カチューシャのハートマークからステッキを取り出す (3) (4) ステッキの先が光るとペンダントも光だし… (5) (6) ペンダントからバッグが登場 (7) (8) (9) カチューシャがティアラに変形して、先程のバッグが開く (10) ウインク! (11) (12) 光の中でモモが大人に変身する | |||
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まず最初に「海モモ」の呪文を記しておきます。 ティアラン ティアラン マリリンパ アダルトタッチで 〇〇にな〜れ! …というのが、その呪文。”パラリル”を”パラレル”、”ドリリンパ”の部分を”ドリミンパ”と間違えがちなので(特に後者は夢=ドリーム という発想から混同しやすいようです)、正確な言葉を覚えておきたいところです。 この「海モモ」の変身シーンは別にモデルとなったものがあるわけではないようで、強いて言うなら後期「空モモ」の変身シーンに近いイメージ と思える程度でしょうか。 「海モモ」の変身で一つだけ押さえておきたい点として、ワンポイントのハートの存在があります。変身前のモモのカチューシャに付いている トレードマークのハートが、変身後も必ずどこかしらに存在しているのです(変身バンクシーンでもピアスがハート型をしているのが分かるでしょうか…?) 「海モモ」ご覧になられる際、そこに注目してみるのも面白いのではないでしょうか。 ところで、上掲の画像を見て「バッグやティアラは何か意味があるの?」と思われた方もいらっしゃることでしょう。結論から書きますと、 何の必然性もございません。ただ単にスポンサーの要請でグッズを織り込まねばならなくなっただけの話です。 〜「魔法のプリンセス ミンキーモモ」 必見エピソード紹介〜 「海モモ」の魔法についての解説は以上で終了とします。ここからは「海モモ」のあらすじ紹介と兼用で第1話を取り上げつつ、 必見エピソードを紹介していこうと思います。 第1話 「ハロー、ミンキーモモ」 〜あらすじ〜 むかしむかし、それも明日起こりそうに思えるほど、つい最近むかしのこと…。 地球には夢の国がたくさんありました。しかし人々が夢を失うに従って、それらは一つまた一つと地球を去ってしまいました。 そんな中、夢の国の一つフェナリナーサから一人の少女が人々に夢と希望をもたらそうと地上に降り立ったのですが、目的を果たすことは叶わず、 フェナリナーサは地球を遥か遠く離れていくのでした。 | |
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所は変わって海の底。フェナリナーサが立ち去って地上からは全ての夢の国が姿を消したと思われていましたが、のん気にもまだ居残っている
夢の国がありました。その国の名はマリンナーサ。深い深い海の底に沈みこんでしまって、浮き上がろうにも不可能な状況となっていたのです。 マリンナーサの王女・モモは、地上の人々に夢と希望をもたらせばマリンナーサが浮上できるという話を聞かされます。海の底から地上に 出て行くには、1444年に1度、マリンナーサ付近の重力がゼロになる日をおいて他にありません。そして、それは今日でした。 モモはマリンナーサをはじめとする夢の国を復活させるべく、地上に行こうと決心します。でもホントは、狭いマリンナーサを抜け出して広い地上で 思いっきり羽を伸ばしたいから、という気持ちの方が強かったのですけど…。 | ![]() 夢の国マリンナーサ ![]() キントト号で出発! |
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それから色々なトラブルに見舞われましたが、なんとか地上に飛び出すことに成功したモモは、あそこの国にあるホテル”レジェンド・イン”の
パパさんとママさんの一人娘として生活を始めることとなりました。はてさて、彼女は地上の人々に夢を分け与えて夢の国を復活させられるのでしょうか…? 〜ちょっと一言二言〜 夢の国のプリンセスが人間界に赴き、子供のいない夫婦を里親として生活を始める。以上のように、「海モモ」の基本設定は「空モモ」を 踏襲したものとなっています。 個人的に第1話で最も興味深かったのは、「空モモ」と違って人間の子供としての生活を始めるまでに一話を消化していることでした。特に大きな 理由があるわけではないのでしょうが、もしかすると時代の変化によって、なんらかの理屈付けをしなくては子供とはいえ納得してくれなくなった から…なのかもしれません(ちなみに「空モモ」では、いきなり冒頭でペットショップの子供になっていました)。 ところで、実際に第1話をご覧になると分かると思いますが、「海モモ」ではモモの地上にやってくる動機付けが結構アバウトなものになっています。 「空モモ」では、人々に夢を取り戻させねば、というモモの意気込みが感じられたのに比べ、「海モモ」ではワンパク盛りの子供が賑やかな地上へ行って 遊びまわりたい、という面が強く出ています。使命に関しては、「とりあえず、なるようになるダバ」という台詞が示すように風まかせで、それほど 重要視されていません。 これもまた、時代の変化によって使命を前面に押し出す作風が受けないだろうと判断された結果と思われます。それとこの作風の変容は、ひょっとすると 手探り状態である「海モモ」制作スタッフの心情が投影された結果だったのかもしれません。 本項は一旦ここで打ち切り。残りの必見エピソードは次項で紹介します。 | |