| 魔法のエンジェル スイートミント (1990年5月2日〜1991年3月27日・全47話 / TV放送) 〜「魔法のエンジェル スイートミント」 の魔法使用シーン〜 作品紹介、人物紹介は前項で終わりになります。 ここからは「ミント」の魔法使用シーンを見ていこうと思います。「ミント」の魔法バンクシーンは変身用と 魔法行使用の2種類が用意されていて、それぞれ使用するアイテムも異なっています。細かいことは後で説明する として、まずは変身用バンクシーンから。 |
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(1) ミントコンパクトを開いて呪文を唱えると、ピンクの光が溢れ出す (2) ミントアローが出現し、グルリと弧を描いて飛ぶ (3) (4) ミントアローを上空に向かって引き絞ると、矢尻から光の帯が出る | |||
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(1) (2) ミントコンパクトを開く (3) (4) 呪文を唱えるとミントコンパクトが光りだし… (5) ミントアローが出現 (6) (7) ミントアローを上空に向かって引き絞ると、矢尻から光の帯が出る (8) 光とシャボンの中でミントが変身する | |||
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(1) (2) ミントコンパクトを開く (3) (4) 呪文を唱えると、光とともにミントアローが出現 (5) (6) ミントアローを手にして光の束を射出する (7) (8) 光の中でミントが変身する | |||
これがミントの変身シーン。一目見て分かると思いますが、前期と後期では別物だと断言できるくらいにクオリティの差が
あります。ハッキリ言ってですね、後期のは原画担当(担当したアニメーターをご存知の方、いらっしゃいますか?)の意地が
炸裂していて、今見ても感心してしまうくらいなのです(特に上図 (3)〜(4) あたりにおけるツインテールの描き方はハンパ
じゃない!)。
![]() …と、あまり馬鹿話ばかりするのもアレなので、余談はこのあたりにして。 この変身魔法には”ミントアロー”というアイテムを使用し、これはミントの左手首についている ブレスレット状のコンパクト(名称は”ミントコンパクト”)が魔法によって変形したものです。画像をよく見ると、ミントアロー 出現後はミントコンパクトが消えていることが分かると思います。このときにミントが唱える呪文というのが… ミントアローにな〜れ! ここでポイントとなるのは2点。まず、呪文では「ミントアローになれ」としか言っておらず、「空モモ」のように変身する 職業についての言及が無いということ。 そしてもう1点、ミントは魔法によって専門職に変身し、それと同時に特殊技能も獲得するのですが、そのときに別人に 変身するわけではなく、変身後のミントは変身前と同じミントとして他者に認識されていると いうことです。 後者は非常に画期的なことで、「ミント」以前の、そして「ミント」以降の変身魔女っ子アニメが常識のように踏まえて いる、”魔女っ子の変身”=”人格が同じ別人への変身”という基本フォーマットから逸脱しているのです。他作品が 別人に変身するというフォーマットを踏襲するのは、変身した主人公がいきなり何でもできるスーパーガールに変身すれば 周りの人間が怪しむから、という当然の論理的帰結によるもの。それをアッサリと無視しているわけですから…いかに 「ミント」が独特であるかが分かるかと思います。 こんなとんでもない暴挙(?)を敢行した変身魔女っ子アニメは、おそらく現在に至るまで「ミント」以外には存在しないの ではないでしょうか。ただ、周りの人間が不思議がっているのにサラっと流してしまう「ミント」の脚本の適当さが問題なだけ、 という言い方もできるわけですが…。 |
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(1) 呪文を唱えるとミントコンパクトが光る (2) 光の中からミントステッキが出現 (3) ちょっと決めポーズ (4) ツマミを右に1目盛り回してから魔法を使う | |||
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(1) (2) 呪文を唱えるとミントコンパクトが光る (3) (4) 高速回転しながら出現するミントステッキをナイスキャッチ (5) ステッキの先から青い光球が出てくるので… (6) (7) クルリと1回転してから、ステッキを叩きつけるように振り下ろすと… (8) ミントの魔法が炸裂! | |||
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さて、次はミントステッキについて。 先のミントアローはミントの変身専用アイテムで、それ以外の一般的な魔法を行使する際には”ミント ステッキ”というアイテムを使います。このミントステッキもミントコンパクトが変形したものですので、ミントアロー との併用は不可能なようです。ミントステッキを出現させるための呪文は… ミントステッキにな〜れ! …ということで、ミントアローがミントステッキに変わっただけです。 ただ、このミントステッキというのは不明の部分が多い謎のアイテムでもありまして。例えば、ミントはミントステッキを 使わずに魔法を行使することもあるのですが、ステッキ使用時との区別がハッキリしないのです。他にも、ステッキ出現の 呪文が「ミントステッキにな〜れ」だけで充分だったり、そもそもバンクシーン無しでステッキが出現したり…。 中でも一番の謎なのは、なぜか田中良・作監の担当回だけミントステッキ出現のバンクシーンが別物に差し替えられて いるということ。しかも、これがよく動くこと動くこと(実物を見ると、けっこう驚くと思います)。 細かい事情については分かりませんが、結局のところミントアローに比べてステッキの方はあまり重要視されておらず、 各スタッフの自由裁量に任されていたのかもしれません。 本項は一旦ここで打ち切り。次項からは必見エピソードを紹介します。 |