■プリンタの構造と印刷工程

プリンタの構造を見てみましょう、ここではレーザープリンタの構造と印刷の工程を解説します。

1.帯電工程
帯電工程とは、チャージユニットによって感光ドラムの表面全体に均一に帯電をさせる工程です。
チャージの種類には+チャージと−チャージがあります。
またこの時オゾンの発生の為に異臭がする為に防臭フィルターとしてコロナ放電も行っています。

2.露光工程
露光工程とは、レーザービームやLEDで印刷データのパターンを帯電した感光ドラムに照射して電気的潜在画像を感光ドラムの表面に形成させる工程です。
電気的潜在画像とは、光の照射された部分の電化がグランドに落ち見かけ上非画像部分と逆の電荷が発生しトナーが付着します。

3.現像工程
現像工とでは、ディベロッパーユニットで、トナーを攪拌しながら感光ドラム表面に形成された潜在画像に付着させる工程です。
トナーには+チャージタイプと−チャージタイプがあり、極性の違うトナーを使用するとトナーが機械内部に飛散し放電花火が出る事があります。
ディベロッパーとは、酸化鉄ビーズを主体にトナーと混合された物のことです。

4.転写工程
転写工程とは、トナーの乗った感光ドラム表面のそばを用紙が通過するときに用紙の裏からチャージャーで逆電荷をかけることにより感光ドラム上のトナーを用紙に転写をする工程です。
用紙上に転写されるトナーは約85%であり、残のトナーは感光ドラム上に残りこの残留トナーの効率をトナーの転写効率としています。

5.定着工程
定着工程とは、用紙上に転写したトナーを用紙に定着させる工程です。
定着の種類として熱と圧力でトナーを用紙上に融着させる熱ロール式、光をあててトナーを用紙上に融着させるフラッシュ式、熱を加えてトナーを用紙上に融着させるオーブン式、圧力をかけてトナーを融着させる圧力式、化学溶液を使用し化学変化によりトナーを融着させる化学式などがある。

6.清掃工程
清掃工程とは、用紙に転写仕切れなかった残留トナーを感光ドラム上から除去して次のページの印刷を準備する工程です。
残留電荷除去として、感光ドラムの表面にトナーを付着させている電荷を取り除きます。その後クリーナーブラシで残留トナーを取り除きます。

ここまでがプリンタの構造と印刷までの工程です。