<覗かれた:前編>
事の起こりは会社の胃腸検診である。これは35歳以上になると受けるものである。
昨年は海外出張でこの検診を受けることができなかったので2年ぶりである。
で、検査結果がきた。
結果は大腸が精密検査要であった。う〜ん。この時は胃の調子が悪かったので(原因は分かっているんだ)胃で引っかかるのは分かる気もしたのだが、胃がOKで、大腸でNGなのは少々以外であった。と言っても大腸も心当たりがあったのだが。
その心当たりとは痔である。痔による出血で引っかかったと思うのだ(大腸検査は検便である)。
ちなみに痔になったのもストレスからお腹の調子が悪くて毎日ピ〜ピ〜していた時期からである。
それからファイブミニを飲んだり、ヨーグルトをとるようにして腸と痔には気をつけていたので最近はかなり良かったはずなのだが・・・。
というわけで馴染みの医者に行って検査である。まずは痔の検査である。これはなかなか嫌なポーズをとるのである。
あぐらをかいた状態でそのまま仰向けになり、手で足の指先を持つポーズである。やってみてね。
この状態で肛門を開かれて、何かをいれたり出したりされて痛いのである(自分じゃ見えないので何をしているか分からないのです)。おまけのこの時はこの見られたくない姿を看護婦のNさんにも見られてしまったのである。あぁ〜。
結局今でも痔があり、再度の検便もOKだったので痔のせいであろうということになった。
どうしようか迷ったのだが、家系のこともあるのできちんと検査を受けることにしたのだ。
検査は大腸ファイバーである。私にとってはデビュー戦である。
検査は前日の食生活から始まる。検査食になるのだ。朝昼はおかゆ(粉末お吸い物付き)、夜はポタージュスープ(粉末)となる。
その他に間食用クッキー、カルピス、紅茶、あめ湯などもある。色のついた飲み物はだめだそうである。
失敗したのは検査を火曜日にしたことである。そのため検査食生活は月曜日になったのだ。つまり会社で検査食を食べなくてはならなくなったのだ。朝はよいけど困るのは昼夜である。おかゆはレトルトだけど会社で温めることはできない、夜はスープだけどお湯はない。
というわけで水筒にお湯を入れていき、茶碗とおわんとカップもって出勤。昼は冷たいおかゆを茶碗にだして食べ、おわんに水筒のお湯でお吸い物を作って過ごした。夜はカップに水筒のお湯でスープを作って飲んだのであった。こんなことをせずに早く帰れればよかったのだがそうもいかなかったのである。
夜9時には下剤を飲まなくてはならない。さすがに会社で下剤を飲んだ後はどうなるか分からないので帰宅してから飲んだ。
さて検査当日になった。
この日は朝から下剤である。1時間から1時間半で2リットルを飲めということであるのである。
この下剤がなかなかまずく飲みにくい。ビール味にしてくれればいいのに、と思いながら飲んでいたのだ。
この時間は仕事で関係のある英語の特許を読んでいた。素晴らしいぞぉ〜>自分。
そうこうしているうちにだんだん便は水のようになり、透明度が高くなっていった。そうはいっても完全な水のようにはならないけど。
というわけで本番が近づいてきたのである。