平成18年3月16日、午後0時34分 夢実ちゃんが亡くなりました。

それはあまりにも突然の出来事でした。まさか我が子が死ぬなんて・・・先に死ぬのは私だと思ってたのに・・・嘘でしょ??これは夢だよね??悪い夢だよね??夢なら早く覚めてと何度思ったことか・・・

でも、それは現実の出来事でした。今でも私はその現実を受け止めることができません。きっと一生受け止めることは出来ないと思います。

2日前の14日まで元気いっぱいでした。病気という病気をしたこともないし、心臓など弱かったわけでもない。まして、交通事故でも殺されたわけでもない・・・

夢実ちゃんの直接の死亡の原因は分かりません。夢実ちゃんが倒れてた場所は浴槽の中なので、死亡の原因は一応、溺死となっています。

14日、午後20時頃、お風呂に入りました。4年生くらいから1人で入ることが多くなり、5年生になってからはほとんど1人で入っていました。

「お風呂に入ってくる」

これが夢実ちゃんの最後の言葉です。

夢実ちゃんの異変に気づいたのはお姉ちゃんでした。その日はホワイトデーでお姉ちゃんもお返しをもらって帰ってきてました。お菓子を夢実ちゃんにもあげてくると言い

お風呂に入ってる夢実ちゃんに渡しに行ったのです。すると、今まで聞いたことのないような大きな声でお姉ちゃんが「お母さん!!」と叫んでました。

私は何だろう??と思いながらお風呂場に向かってると、また「お母さん!!」と聞こえてきたのです。

お風呂場で見た光景は、浴槽に入ってる夢実ちゃんをお姉ちゃんが抱きかかえてる光景でした。

私ははじめ、ふざけてるのか、寝ちゃったのかと思ってました。「夢実ちゃん、夢実ちゃん」と何度呼んでも反応が全然なくぐったりしてました。

のぞき込んだ夢実ちゃんの顔は今まで見たことのないような顔でした。

息をしてない・・・心臓がとまってる??

私はすぐに119番で救急車を呼びました。そのときには夢実ちゃんの心臓は動いてませんでした。

電話で心臓マッサージの説明を受け、私は浴槽から夢実ちゃんを抱きかかえ寝かせ、言われたとおりに心臓マッサージをしました。

初めてマウスツーマウスをしました。見よう見まねです。よくTVでやってるのを思い出しながらやりました。何度も何度も夢実ちゃんの名前を叫びながら・・・

私が心臓マッサージをしている間、お姉ちゃんが電話に代わり119番の人に玄関にあるものをすべてどけて、ドアを開けておくように指示されてたみたいです。

あとで思ったんですが、お姉ちゃんは的確かつ迅速に指示された通りに動いてました。もちろん、お姉ちゃんも「夢実ちゃん」と何度も何度も名前を呼びながら・・・

救急車が着くまで時間が長く感じました。救急隊員の方が来て、心臓マッサージを代わり私達は夢実ちゃんに付き添って救急車に乗り病院に運ばれました。

病院に着くまで夢実ちゃんの心臓は動くことはありませんでした。

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